2月から始まった“静かな崩壊”──10%急落の裏でトランプが火に油を注いでいる?
2025年4月。
米株市場がついに“音を立てて”崩れ始めました。
2月後半から始まった下落が4月に入り加速し、わずか数日で主要指数が10%以上の暴落という異常事態。
そして、この下落の背景には、あの男の姿も…?
トランプ再登場、マーケットの“敵”か“味方”か?
2024年の大統領選で再浮上したドナルド・トランプ前大統領。
2025年に入り、次期政権を見据えた発言や動きが再び市場を揺さぶっています。
- 「FRBはインフレを理解していない」と痛烈批判
- 「ドル高は製造業の敵だ」と保護主義を再提示
- 中国へは「さらに厳しい経済制裁が必要」と強硬姿勢
特に「FRBの独立性の見直し」という発言が出た直後から、
ボラティリティが爆発。
市場は明らかに“トランプ・リスク”を意識し始めています。
筆者もやられました──レバナス3倍で含み損20%
3月からレバナス3倍を本格的に買い始めた筆者。
現在、含み損は約20%に達しています…。
レバナスは上昇局面では爆発力がありますが、下落局面では想像以上のスピードで資産が削られます。
ですが、私は売る気は全くありません。
その理由はひとつ――株式市場は長期的に必ず成長してきたからです。
過去の歴史を振り返ってみてください。
ITバブル崩壊もリーマンショックもコロナショックも、全て“通過点”でした。
そして、NASDAQは全ての暴落を乗り越え、新高値を更新し続けてきました。
✓ 急な出費が必要な資金は別に確保済み。
✓ 投資資金は、10年後・20年後を見据えてホールド。
今は「耐える」フェーズ。焦らず、感情的にもならず、冷静に構えていきます。
暴落にどう向き合うか?
こうした相場環境では、「情報に流されず、自分の投資方針を貫く」ことが何よりも重要です。
- 暴落=終わりではない
- 下落=チャンスであることも
- 政治的ノイズは、いずれ消える
「暴落相場で拾った資産が、将来の柱になる」──そう信じて、私は今日もホールドしています。
さいごに:市場は“忍耐”を試してくる
今回の10%超の下落はショックでした。
でも、株式市場の歴史に目を向ければ、こうした急落は何度も繰り返されていることに気づきます。
大事なのは、「売らない勇気」。
それと、日々の値動きに惑わされず、“未来の可能性”を信じること。
今の含み損も、5年後には「笑い話」になっているかもしれません。