2015年4月30日木曜日

2015年4月の運用成績

早いものですでに一年の三分の一が経ちました。
本日は4月の運用成績をみてみたいと思います。
今月はつい数日先まで自己最高を到達したのですが、この数日間でがくっと減りました。
主な原因はユーロのドルに対しての上昇です。

ギリシャ問題が解決されない中でアメリカの金利引き上げ延期予想によりドルが下落。
保有銘柄でユーロがドルに対して下がると2倍の上昇をするものをもっているのですが、先月投資資産比率50%upを記録した後、本日27%台まで下落しました。

しかし数年単位でみるとまだユーロは下落する可能性が高いのでしばらくこの姿勢でいくつもりです。
 
さて、私のブログでは以下4つの点で資産運用成績を計算しています。

1:先月比に対してどのくらいの成績になったのか。
2:2015年度より受け取った合計配当金は2014年度末の資産に対してどれくらいの割合になるか。
3:先月比でどれくらい資産が変化したか。
4:2014年末比でどれくらいの運用成績になっているか。

フランス株式口座は先月比で-0.8%の下落。これは保有銘柄で一番ポートフォリオ比率の高いNeopostが今月に20%近く暴落したため。Neopostは流通業界の荷物を測る機械や配達料金シールなどを販売している会社です。
私の中でフランス株式市場にあまり興味が沸かない(株価が上がりすぎて)ため新規購入はありません。よってほぼほったらかしの状況ですが8割近くはキャッシュポジションにしているため致命的なダメージはあまりないと思っています。

続いてアメリカ株式口座は先月比+1.5%でした。1週間前くらいまでは+4.2%だったことを思うとこの数日間でがくっと落ち込んでいます。これは上記に書きましたようにユーロのドルに対しての上昇分が響いています。

私に大事な配当金についてです。今年に入って受け取った配当金の合計は2014年末の資産に対して+0.36%になりました。この数値は一年経ったあとの計算で初めて年率をだすことができるのであくまで参考程度になります。

次に先月比での運用成績はフランス株式口座とアメリカ株式口座を合わせて+0.6%の成績です。

そして最後に2014年末からの運用成績は+8.7%になりました。

仕事をしながら世界旅行するには?

私にはまだまだ先の話になるのですが、将来定年退職したときに何をしたいのかとふと考えることがあります。
このことは私だけでなくほとんどの人が持つ共通の話題ではないかと思いました。

大抵の人は時間という代償を払って会社から給料をもらうというシステムの中で生活していると思います。会社員や雇われている労働者は会社に貢献するために朝から夜まで毎日働いているはずです。
会社はその交換として給料をあげたり役職をあげたりしています。
ここで疑問になることは労働者は家族を養うためにお金を稼ぐわけですが、稼げば稼ぐほど家族と接する時間は反比例して減少していくのがほとんどの方ではないでしょうか。

子供は親の愛情が必要です。親が相手をしてくれないと悪さをして注意を引こうとします。しかし、親は子供が本質的に行っていることを理解出来ず、自分の子は悪さばかりすると思ってしまいます。

私は本当に楽しいと思える人生を送るにはやはり家族と過ごす時間はとても大切だと思います。
お金は稼いでいるけど、使う時間がない、共有する相手がいないというのは本末転倒なのではと考えるわけです。

話はかなりそれてしまいましたが、私は世界旅行をすることが夢の一つです。小さい頃に毎週日曜日に放映されていた(ような)世界の生活を紹介している番組で録画してはよくみていました。

大人になって世界旅行をしようと思っても、日本だと仕事を休むことができずなかなか機会がないのではないでしょうか。フランスはバカンス大国といわれるだけあって年に5週間のバカンスをとらなければいけない と法律で決まっているくらいです。
あとは金銭的な問題になるのですが、先日たまたま目にした記事に『workaway』というシステムがあることを知りました。

Workawayのシステムは世界を仕事をしながら旅行できるというおもしろいものです。世界中に滞在するホストは宿と食事を基本的にゲストに提供します。ゲストはホストが手伝ってほしいものをボランティアもしくは少しの報酬をもらうという交換システムです。この手伝ってほしいものは家の改装やらベビーシッター、農業の手伝い、などその地域、ホストによって異なります。

このシステムのメリットは世界旅行しても観光地のみまわるのはたいくつになってきている人にとてもいいと思います。その土地の現地の生活スタイルを体験でき、宿泊費がかからないというまさに本質を知ることができるような雰囲気があります。

お金を払って贅沢な旅行をすることは初めは楽しいと思いますが、それが毎日同じだとつまらなく感じていくようになるのではないかなと私は思います。人間は『慣れ』というものに大きく依存していると思いますので、観光地ではないようなところを体験できるということはとてもおもしろいと思います。



2015年4月28日火曜日

Covoiturage 相乗り乗用車

この数年でとても勢いがあるのがCovoiturage(相乗り乗用車制度)です。
Covoiturage(コーボワチュラージュと発音)はそのサイトに登録した自家用車を持っている人(サービスを提供する側)とその車に相乗りしたい人とを結ぶインターネットサービスです。
いくつかの会社が同じようなサービスを展開しています。

相乗りしたい人(サービスを受ける側)は目的地を設定するとそこのルートを通る運転手をリストします。そして各運転手(サービス提供側)は過去の相乗りした人達かたの評価に沿って表示されています。料金は高速道路を通る場合は高速道路料金+ガソリン代+αの範囲で各運転手によって料金が設定されています。

この他、オブションとしておしゃべりしたい人、音楽を聞きたい人、ペット可、禁煙かどうかなども表示されていますので自分の性格にあった相手をみつけやすくなります。

料金は基本的に4人で割った金額に近くなるので急遽出かけたくなったり交通費を節約したい場合、新幹線や電車に比べてかなり割安です。

フランスでは飛行機や新幹線は早めにチケットを購入するとかなりの値引きがあり価格幅はパリーリヨン(Paris-Lyon)間で25(最安)〜100€(バカンス期)くらい違いがあります。
早めに予定をたてれる人は新幹線や飛行機を利用する方が時間の節約や快適性などで有利だと思います。
しかし、ぎりぎりまで予定がたてることができない人や衝動的に今日、または明日でかけたいと思われる方に相乗りサービスは効果的です。

しかもうまくいけば自宅近くで運転手と待ち合わせもしくは迎えに来てくれるなど主要駅までの移動時間、目的地までのつなぎの時間など考えると逆に新幹線よりも早く到着できたり荷物をひきずることなしに移動できたりと使い方次第です。

これはフランスにはつい最近まで国内長距離バスのサービスがなかったので移動手段に選択の余地がなくSNCF(フランス国鉄:新幹線、地方行き電車など)が独占状態でした。
それがこのサービスがでてわずか数年であっという間にフランス人の主要な移動手段となりました。
現在は国内用長距離バスなども出始めてきて利用者はいくつかのなかから選べる時代になりました。
このようにいい利用者にいい方向で競争になるのは将来的にいいことだと思えます。

この他に今話題のUber(アメリカの企業でタクシー配車サービス)もありますが、こちらはTaxiとの競争になっています。フランスのタクシーは基本愛想が悪い、運転が荒い、サービスがいまいち、ぼったくろうとするなどあまりいい印象は与えていないように思えます。
その点、Uberを利用したことのある友人達からはUberはタクシーに比べて料金が安く、サービスもすごくよかったとよく耳にします。

このUberのフランス進出により、タクシー側はストライキを起して自分たちに有利にもってこさせようとしていますが、利用者は同じ料金なら常によりよいサービス、快適性をもったほうを選ぶのは自然なことなのでストライキをするよりも業務内容の改善につくしたほうが今後の生き残りのためにはいいように思えます。


 

2015年4月27日月曜日

容器なしで持ち運べる水!?

今回はすごくユニークでなおかつ将来のためになりそうな記事を見つけたので紹介したいと思います。

ペットボトル不必要で『持ち運べる水』とは。

今回のこの開発は海藻と塩化カルシウムなどから作られている膜の中に水を閉じ込めてしまうというものです。
そのまま飲むこともできて、作る過程の費用も1個3円くらいでできてしまうらしいです。

ものができあがっていく過程においてそのデザイン、インパクトというのはとても大事な要素だと思います。
今回のこの開発はそういう意味で、デザインもシンプルでありながら画期的であり、なおかつ生活必需品である『水を持ち運ぶ』という意味でとてもインパクトがあります。
なんだか外見はスライムみたいですね。
こういったまず『おもしろい』というものが新しい境地を切り開いて、その後改良の末、ビジネスにつながっていくという流れで私たちの今の社会はできています。

人間の強みはやはり想像力だと深く考えさせられる記事でした。

今後もこのようなおもしろい記事があればこのブログで紹介したいと思います。

今後の資産運用方針

最近の悩みは今の資産運用を変更するかどうかということです。
基本的には中長期投資の路線に変更はありません。しかし、この数年の上昇相場に続き、過去最高値更新もある意味不安要素の原因です。

最高値更新のニュースとは反して実態経済はあまり改善していないのが世界共通の意見なのではないでしょうか。
日本を含め世界の株式市場が高値圏にあるということは本来であればみんなうきうきで未来が明るいというイメージなのですが、実際どれだけの人がこのような気分なのかと思う次第です。
現実は売り上げ絶好調の企業でもすぐ先の不安がつきまとってなかなか思い切った行動がとりにくいのではないかと個人的に思っています。ほんの一部の人間が莫大で使い切れない富を持ち、残りの大多数の人間は明日を生きるのも必死という現状がどんどん大きくなっているように思えます。

ただこの富を築いている人達ももともとは各政府の打ち出す政策が必ずしも万人のためではないため、防衛手段としてお金を増やすという行為にでているようにも思えます。
私も含め、資産を増やしたいと思ってる方のほとんどが将来の不安定な要素を減らすために運用していると思います。
もし、将来が安定したものが約束されているのであれば資産を増やす必要はあまりないと思います。
政府の打ち出す政策に信用がないことや不安要素が解決されていないということがそもそもの貧富の差を作り出す原因だと思います。

このことはまた時間があるときにもう少し丁寧に考えたいと思います。
もちろんいろいろな考えがあると思いますので私の考えが全て正しいとは思っていません。

さて話は戻りまして、この最高値圏での株価は一度利益確定をするかそのままホールドするかということで迷っているわけです。
昨年秋前に一度半分ほど利益確定しました。しかし今回のようにその後どーんと株価は上がりあのとき全て売らなくてよかったという経験もあるわけです。
利益確定した後もちょくちょくと数銘柄新規購入しています。

個人的にユーロがもう少し下がると思っているのでなかなか売りにくいところです。アメリカ株式市場が調整で10%下げたとしまして、ユーロがドルに対して同じように10%下げたら結局のところ自分の資産評価額は変化していないことになります。
逆に株価も10%下げてさらにユーロがドルに対して10%ほど逆に上昇した場合にはかなりのダメージを負うことになりますが。
ただギリシャ問題がしっかりと解決するまでユーロがあがるのは難しいと思います。

結局は今のところホールドの方向でいく予定です。
なぜかというのは最高値圏であっても今の世界はお金の流通量が増えているので他にまわすところがないような気がします。
世界の多くの政府が金融緩和を行っていて、さらに金利がゼロに近いまたはマイナスの中でほかに回せるものがあるのかという疑問があります。本来は株と債券が反比例するような株価の動きなのが近年は両方が高値圏という過去に例があまりない状況であるという点です。

これが私のホールドの理由です。

2015年4月24日金曜日

フランスのクレジットカード手数料比較

昨日、新規銀行口座を開きにいってきました。
新規銀行口座開設にあたるには私の人生で初となるネットバンクでの開設です。
普通の銀行と比べてメリットやデメリットを考えた上で今回開設に向かいました。

フランスで銀行口座を開いた場合は日本と異なり、クレジットカード保有にお金がかかります。
日本だと大抵の場合、開設した銀行のクレジットカードの保有は年間保持料が無料だと思うのですが、フランスではまず無料のクレジットカードは基本的に存在しません。(学生など特別の身分は除く)

今回その料金がどれくらいなのか比較してみました。(引用:linternaute.com)
まずLa carte Cirrus Mastercardです。


続いてLa carte visa plus


この2つはマスターカードかビザカードかの違いのみで、クラスとしては同じものになります。


続いてCarte visa Electron
このカードは基本マイナス口座にならないように希望する方向けです。ですので購入希望商品額が残高を上回る場合は支払い拒否で使えなくなっています。



続いてLa carte Maestro Mastercard
このカードはきちんと銀行口座を管理したい方向けです。国外での使用はお店によって使えたり使えなかったりするようです。





続いて私たちがよく使うカードCarte visa classic

フランス国内、国外と使用可で一般的な収入がある方向き。国外で使用する場合は為替手数料が別途かかります。


 続いてCarte Mastercard
こちらもさきほどのビザと同系列のクラスになり内容もほぼ同じような感じです。





こちらからはゴールドカードの料金比較です。

Carte Gold Mastercard
カード支払いの利用限度額、保険、アシスタントサービス、割引などあるワンランク上のカードになります。



Carte Visa Premier
こちらも上記マスターカードと同クラスになります。ビザとマスターカードのゴールドはそれぞれ微妙に特典がことなるので自分に合うものを選ばれるといいと思います。それ以外はほぼ同じ内容だということです。




2015年4月21日火曜日

2014年度は食料品が値下げ

昨日は5月からのガス料金の値下げのことを書きました。本日は2014年度の食料品価格の発表があったようです。
ここ数年食料品価格の高騰が続いていましたが、昨年度はどうやら下落した模様です。
2013年度と比較して平均5%ほどの下落で工場で作られたものは2%の下落。

牛、豚、そしてパスタなどは大きく値段を下げましたが、逆に牛乳は価格が上昇しました。この下落には小麦価格の下落が影響しているとのことです。
しかし、バゲットの価格は変化がないようです。
自宅でパンやお菓子など頻繁に作られる方には小麦価格の下落はうれしいですが、お菓子は牛乳も一緒に使うというイメージがあって結局のところプラスマイナス変らないのかもしれませんね。

個人的にも最近の食料品価格の高騰にはびっくりしていたのでここらへんで少し安くなってくれることは助かります。
10年前のパリで確かジャガイモがスーパーで60サンチーム/kgで売っていたのがあれよあれよという間に現在1.2€/kgくらいになっています。これはほぼ倍ですね。他の野菜や果物も同じように値段が上がっているのでびっくりです。
給料はこの10年で2倍になっていないので、実質マイナスです。

食料品はなくては生きていけないものなので値上げには直に家計に打撃を与えるのではないでしょうか。
今後も人口は増え続けていくことは間違いないでしょうから、食料品価格の高騰はまだまだ続きそうです。
自家菜園でも作って自給自足が一番なのかもしれません。
 

2015年4月20日月曜日

5月1日よりガス料金1.16%の値下げ

フランスガス会社GDF suezは2015年5月1日からガス料金を1.16%値下げすることになったそうです。
この値下げにはオランダ市場のガス価格の定価と石油価格の下落による調整のためのようです。
今年に入り、2月、3月と値下げをした後、4月に値上げを行い、再度5月に値下げという流れで今年にはいって7.9%ほど値下げしたことになります。
家族で住むようなおうちにはガスコンロなど使われることがフランスではまだ多いと思いますので多くの家庭でうれしいニュースになったのではないでしょうか。
フランスは最近の政策としまして、景気回復に必死になっていると思いますので、このような値下げによって浮いたお金がうまく他のところにまわるようになればより経済がうまくまわるようになると思います。

先日もアメリカの会社で社長の給料を数億ドル減らして、そのお金を自分の社員に払うことを決めたという社長がいました。彼はこの行為が景気をよりよいものとして自分の会社をさらに大きくするためということで『投資』と呼んでいました。
多くの労働者がより多くの仕事をこなさないといけない時代になり、そのわりには給料が少なく生活がきつきつでお金をまわすところがないという状況なのが今の世界の共通の問題なのでしょう。
一人が使えるお金は決まっているのでほんのひとにぎりの人がお金持ちになったとしても他の多くの犠牲(環境破壊、モラルの欠けた社会、いつまでも競争の輪から抜け出せないストレスなど)によって決して安心、幸せというものが手に入ることはないように思えます。
私たちはいやでも他の人と共生していますので、一人勝ち抜いてもその先は荒れ果てた荒野だったということがこれからますます現実味を帯びてくるのではないかと個人的に感じています。

私たちは奇麗な空気、水、食べ物、土地がないと本当の幸せを感じることは難しいと思います。
今回のガスの値下げで浪費するのではなくあくまで節約しながら浮いたお金を世のために使ってほしいと願います。

 

2015年4月17日金曜日

りんごはすごい 

本日も花粉症対策の話になります。
ふと思い出したのですが、以前にある投資ブロガーさんの記事でりんごを毎日1年間食べ続けた結果、いままで毎年でていた花粉症の症状がまったくでなくなったということを書かれていました。
はっきりと覚えていませんが、食事はいままでどおりで毎日1個のりんごを1年間食べ続けただけというなんとも簡単な療法を行うということだったと思います。

昔から『一日一個のりんごは医者いらず』といわれています。最近ではいろいろな科学的データや実験などからその有効性がはっきりと確認されてきているようです。
薬には『副作用』というものが常につきまとうのでりんごのように自然の食物によって体を元気にできるということは非常にありがたいことですね。

私はまだ花粉症の症状が続いています。りんごは残念ながら毎日食べていなかったので今後、できるだけ毎日食べるようにこころがけたいと思います。

フランスのBIO(有機栽培)のりんごはとてもおいしいです。
私のお気に入りのお菓子はリンゴタルトですが、フランスのタルトはとてもおいしいと個人的に思っています。
しばらく花粉の時期は続きますので油断はできないですね。

2015年4月16日木曜日

ちょっとうれしいサプライズ

私の保有銘柄であるNetflixが約15%ほど株価上昇しました。第1四半期の決算発表で新規会員数が前期比488万人増で予想よりも大幅な増加を受けて急騰したようです。利益自体はマイナスなのですが、この新規会員数というのが市場の反応は一番重要だと思っての結果です。本日のうれしいサプライズになりました。
ちなみに私はNetflixとサービス利用のため契約していますが、月額9€ほどで高画質で複数のパソコンやタブレットなどからたくさんの映画やドラマがみれるのでいいサービスだと思っています。
映画館にいくのも好きだったのですが、最近の映画は上映時間が3時間くらいあるものや前に座る人の髪型や背の高さによって集中してみれない、さらに最近の映画館のチケット代の高騰などもありあまり興味がなくなっている感じです。

そんななか自宅でゆっくりと好きな場所、好きな格好でみれることはとても快適に思えます。最近は映画館離れが多いといわれていますが、やはり時代の流れ+サービスの向上によっていろいろな文化や職業が淘汰されていくのでしょう。

唯一の問題点としまして、しかしこれはNetflix自体の問題ではなく、フランスでは法律によって劇場上映された映画はある一定期間ほど他の媒体で放映してはならないことになっており、他の国では見ることのできる最新の映画やドラマをしばらく待たなければいけないということです。
フランスでは似たようなサービスを提供するフランス企業としましてCANAL+というものもあります。ここは以前から新規契約の広告が毎回毎回ちらしや他の媒体を通しての勧誘などがありとても不快な思いをしています。
経営のやりかたがサービスを高めて顧客を満足させていくことよりもそういったコマーシャルに頼っている感じを受けるので最初の選択の段階であっさりとNetflixに決めた理由です。
以前の記事にもNetflix経営陣の野望といいますかビジョンがはっきりしていて雇用にもかなり力をいれている会社なことを読んだことがありまして、現在この会社の株を保有している次第です。
ただこの会社は配当金を今の段階でだしていないので大きく株価が下がった時は泣きをみることになると覚悟して保有しています。

2015年4月15日水曜日

花粉症なのか大気汚染なのか?

数日前より鼻の調子がよくなく、体もすっきりしない日々が続いています。
一時的なものだろうと思ってそのままほったらかしていました。
しかし、今日は一日中鼻水がとまらない状態になっています。以前、花粉症の症状がでるときはだいたい喉の痛みと目の奥の頭痛というものだけでした。
今日はほぼ3分に一度の割合で鼻をかまないとどうしようもないくらい、まさに蛇口のねじが壊れてぽたぽたと水滴が垂れるような勢いです。
人生でこのような体験は初めてなのですが、昔から花粉症の方は鼻水が水のようにすーっと落ちてくるとよく話をされていました。
この状況でつらいのは鼻のかみすぎによる鼻の下の皮膚がひりひりすることです。鼻が詰まるのではないので頭はあまり痛くないのですが、ひりひり感はまるで辛い韓国料理を食べた後の感覚と似ています。

毎年この時期はよく体調を壊していました。これがパリの大気汚染によるものなのか花粉によるものなのか未だにはっきりしていません。もしくはこの両方が合わさっての状況なのかもしれません。
フランスにおいての対策としましては、以前このブログでも紹介しました『レスプロのマスク』 をつけて予防していますが、うちにいるときに思わず窓をあけっぱなしにしていてそのときにおそらく大量の花粉が家に入ってきているのだろうと思われます。

今回のような皮膚の乾燥やこすれによるひりひり感によく効くフランスの商品を紹介したいと思います。
『Homeoplasmin(ホメオプラスミン)』

http://www.amazon.com/Boiron-Homeoplasmine-Extra-Large-40g/dp/B0089E3JG6


もともとこのクリームを製造している会社はBOIRONといい、『ホメオパシー』というイギリスの伝統的医療を受け継いでいる会社です。ホメオパシーを専門に展開していてフランスでは普通に薬局で処方箋なしで購入することができます。
現在、日本では購入できないみたいなので海外旅行でフランスに来る機会がありましたら薬局に立ち寄ってみてください。
フランスの気候はとても乾燥しているので肌がかさかさする部分に部分つけしたりと日常使いにとても役に立つパートナーです。



2015年4月10日金曜日

フランスでジャパンレールパスの申請方法

4月に入るとすぐにゴールデンウィークのことを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?
フランスも5月は休みが多く、祝日などを合わせて週末と組み合わせていくとだいたい半月ほどの休みになってしまいます。フランスではほとんど5月は閉まっているという印象が個人的にあるのですが、旅行のことについて本日は紹介しようと思います。

ジャパンレールパスというものが日本を旅行する外国人にとってとても役に立つサービスなのは有名ですが、なんと日本人にもその恩恵を受けることができるという情報を聞いたのでお知らせします。
元々、このジャパンレールパスというものは日本を旅行する外国人のためにJRの割引を受けることができるというものです。
ご存知のとおり日本は交通費がとても高く(世界トップクラス)、また割引があまりないという印象です。
早割やチケットショップで購入してもたかだか10%くらいの割引だけではないでしょうか。
その点、ヨーロッパは早期予約をすると3分の1くらいで購入できることもめずらしくなく早めにスケジュールを組める人にとってはとてもいいサービスだと思っています。

私のような海外在住者にとって一時帰国の際の日本旅行というものはとても出費がかかるものです。基本的にジャパンレールパスを購入し日本で使用できる資格があるのは海外永住されている方(10年以上のビザ)、もしくは結婚している方に限られています。
しかし裏わざというものが存在しているようで、滞在5年以上でなおかつ日本大使館に在留届をだしていてその5年以上の外国滞在を証明するものを発行してもらうとフランス在住で結婚していない人でもジャパンレールパスを購入できるとのこと。
ちなみに7日間のパスで212ユーロ、14日間で338€、そして21日間で430€で購入できます。
日本の新幹線を考えると短期間でいろいろなところにまわりたい人には大変お得ですね。

5月はヨーロッパも天気がとてもよく、日が暮れるのがとても遅いので快適に過ごしやすい季節です。他のヨーロッパ圏も機会があればまわってみたいものです。

 

2015年4月9日木曜日

NHKテレビ受信料とフランスのテレビ受信料

本日たまたま日本のNHKの番組だけを映らないようにする装置を大学生の卒業研究で発明されたそうです。(NHK放送の記事

日本ではNHKの受信料をめぐって昔から口論がなされています。
現代において『テレビを見る』という動作の転換期になっているようにも思えます。個人的にテレビでテレビ番組を見ているのは40〜50歳代以降の年層のようにも思えます。今の若い世代はパソコンのネットからもしくはもっと若い世代はスマートフォンなどから時間や場所を選ばず見ているような気がします。
この『国営』というものはどこでも競争相手がいなく、独占状態の市場であります。
ですからある意味、サービスがよかろうが悪かろうが国民には選択の余地はなく使わざるを得ないということになります。
当然、提供する側の向上心次第で大変便利なものにもぼったくりのようなものにもなるので難しいところです。

どの時代、どこの国でも国民はいいサービスを受けたいと思っていますので、いい方向に解決策がでてくることを願っている次第です。
私のように日本国外に住んでいるものとしては少しかけ離れていますが。

フランスでもテレビ受信料はあります。
しかしフランスは自己申告制ですので、毎年の確定申告の際に収入もろもろ記入した後に自宅にテレビを置いている(テレビをみている)かどうか チェックする項目があります。
フランス語で『 Contribution à l'audiovisuel public』というのですがその金額は年に136€と2015年1月の時点でなっています。
これは『Tax Habitation(住民税)』と一緒に払うことになりますのでだいたい秋の9〜10月頃に手紙を受け取ることになります。

私は数年前くらいからテレビを自宅におかなくなったのでこのContribution a l'audiovisuel publicは払っていません。というよりそもそもテレビをみる習慣がもともとないためテレビ自体も必要ないのです。

もちろんフランスにもいい放送局はあります。個人的にはARTEというドイツ系の放送局でいろいろな文化的ものを番組として提供しています。ジャンルがとても広く、なおかつとてもためになるものばかりです。
テレビ業界というのはまさに大改革期なので淘汰の中でいいものが残ってくれると私たちにはありがたいですね。


2015年4月5日日曜日

2015年3月の運用成績

先月末に少しバタバタしていたのと今月にはいってPaque(復活祭)などの関係でかなり遅くなりましたが2015年3月の運用成績をみてみたいと思います。

毎回月末のこの運用成績をだすために計算をするのですが、もともと数字にあまり強くないのと基準にするものが定まっていないため、自分でもわかりにくい状況なので少し自分なりにルールを決めてみました。

1:先月比に対してどのくらいの成績になったのか。
2:2015年度より受け取った合計配当金は2014年度末の資産に対してどれくらいの割合になるか。
3:先月比でどれくらい資産が変化したか。
4:2014年末比でどれくらいの運用成績になっているか。

このような形でしばらくやってみようと思います。

ということで3月の運用成績は、
まずフランス株式口座は先月比で-0.4%の下落。フランス株式市場全体は絶好調なのですが、私のポートフォリオ内で一番多く保有している1つの銘柄がつい最近に大きく下落したためマイナスという結果になりました。そしてアメリカ株式口座は先月比で-1.8%の下落になりました。3月中旬まではものすごい勢いでドルに対してユーロ安になっていて絶好調の運用成績だったのですが、後半からアメリカ国際企業のドル高による売り上げ下落によりユーロが巻き戻しを始めてあっと言う間に先月比マイナスになってしまいました。

今年に入って受け取った配当金の合計は2014年末の資産に対して+0.3%になりました。
この数字はフランスの定期口座(LIVRET A)の利子をすでに上回ったので第一ステップはクリアしたことになりました。

次に先月比での運用成績はフランス株式口座とアメリカ株式口座を合わせて-1.3%の成績です。
そして最後に2014年末からの運用成績は+8%になりました。