2022年3月31日木曜日

フランス 最低賃金アップ

 インフレ上昇に伴い、フランス政府は2022年5月1日より最低賃金(SMIC)を2,4~2,6%の間で上げる予定と発表。

 

ちなみに現在の最低賃金は、

Brut (額面) :1603,12€/月  10,57€/h(2022年1月時点)

Net  : 1269€ /月                  8,37€/h (約)


昨年から続く急激な物価上昇によりあらゆるものの価格が上がって来ています。

昨年からの変動額ですが、年に2度の賃上げになっています。

(2021年10月時点)

Brut : 1589,47€ /月  10,48€/h 

Net  : 1258€ /月  

 

(2021年1月時点)

Brut : 1589,47€ /月  10,25€/h

Net  : 1231€ /月   

 

INSEE.FRより引用

さらに、政府は明日4月1日からガソリン0,15~0,18€/Lほど の補助金を7月末まで行うことも発表しています。

現在フランスではガソリン価格(レギュラー)が2€/L(約270円)ほどで昨年に比べて約50%の値上がりになって車での通勤者や、車を運転する業種にかなりの負担になっています。


賃金が上がることは働き手にとっていいことなのですが、働き手を雇う雇い主である企業はその分負担が多くなりますので、結局は販売している物やサービスの価格を上げなければ利益率が下がってしまいます。

だからまた物の価格が上がるという負のスパイラルに陥ってしまうという懸念があります。

まさに『鶏が先か、卵が先か』 ですね。


2022年3月23日水曜日

フランスで開ける格安証券口座 

 今回は久しぶりにフランスで開設することができる証券口座について紹介します。

 日本も同様にいくつかの証券会社、証券口座を扱う銀行などが存在するようにフランスも群雄割拠状態です。

みなさんが一番興味があるポイントとして"手数料が安い"ということではないでしょうか。

口座維持手数料が無料なので、開設だけしておくのもありだと思います。


自分は3つの証券会社で口座を開いています。これは万が一の証券会社のシステムの故障で取引ができなくなった時や購入する会社の国籍による手数料などで分けています。

 

そこで本日はいくつか存在する格安証券口座の一つを紹介します。 

最後に紹介特典コードを載せていますので、興味のある方は口座開設時にコードを記入して得典を受けてください。

 

Trading 212  : https://www.trading212.com/invest

まずコミッションが無料なのがここのウリです。利用者も150万人と信頼できる人数。株式、暗号通貨、素材など幅広い投資対象に投資が可能。今話題のビットコインなどを株式と一緒にポートフォリオに入れて分散投資が行えます。

 

もう一つのウリは1株単位ではなく、投資したい金額でどの会社にも投資が可能。例えば、Teslaなどは1株$1000くらいしますが、100€分だけ投資することが可能。最低1€から可能。

そしてゲーム感覚で見えるポートフォリオの配分、ここではパイと言ってます(Pies)で分散投資をしてリスクを管理しやすくしています。

 

最後に世界の7000以上の会社やETFの売買が可能なのでだいたいメジャーどころはカバーしています。

 

ここの証券会社の利点は積み立て投資、少額からコツコツと時間をかけて投資を行うという投資方法に向いている気がします。少し余分なお小遣いが入ったから投資しておこうという感覚で気軽にできるのがメリットかなと思います。


では、紹介特典ですが、ランダムに選ばれた株を最大100€分までもらえるとのことです。これは証券会社が決めるようで、どの銘柄(会社)でどれくらいもらえるのかは宝くじみたいな感じで受け取るまでわからないとのこと。

紹介コード:  11PpPJy9RP

また他の証券会社もいつか紹介したいと思います。




2022年3月19日土曜日

2022年 3月2週と3週パフォーマンス

 


3月第2週時点の運用成績 

 

先週比(昨年度末比):-1,5%

年初来比:-5,7% (ただし保有ロシア株の損失は反映されていません)

S&P500 ($4202) 年初来比 ($4800):-12,5%

 

 

3月第3週時点の運用成績 

 

先週比(昨年度末比):+4,6%

年初来比:-1,1% (ただし保有ロシア株の損失は反映されていません)

S&P500 ($4463) 年初来比 ($4800):-6,95%

 

最近の投資意欲がいかになくなっているか反映するブログ(記録)になってしまいました。

先週の最悪期は一旦抜け出すことができましたが、まあ単なるリバウンドかもしれません。ただし、保有しているロシア株が売買が止まっているためその損額(おそらく8割減!!)は運用指数に反映されていないので、実際はもっと損をしています。

市場参加者の警戒感はVix指数、Fear&Greed指数が示すように以前高い状態で、積極的な買いはまだなのかもしれません。

 

自分のポートフォリオは6割キャッシュで傍観している状況です。

もう少し、戦争の行方を見ながら無理のない額で、最悪ほったらかしにしてもいいポートフォリオで構成しようと思います。

 

 

2022年3月6日日曜日

2022年 3月1週パフォーマンス


 

3月第1週時点の運用成績 

 

先週比(昨年度末比):-%

年初来比:-4,2%

S&P500 ($4328) 年初来比 ($4800):-9,7%

 

約1ヶ月間も更新をサボっていました。

まあ資産が減り続けてモチベーションが下がっているというのが、1番の理由なのですが、ロシアとウクライナの戦争に関しても自分は両国に友人がいるため、その安否の連絡などでブログ更新のためのエネルギーがなくなっているというのもあります。

遠い国の話ではなく、身近に知り合い、友人がいてその人たちが生と死の間で生き抜いているというのはとても精神的に辛いものがあります。

現場の人たちは自分の辛さなど比較にならないくらい大変なのだと思うと悲しいですね。


さて、自分のポートフォリオは年初来-4,2%ですが、実際はロシア株を保有しているため、実際は-8~9%くらいはいっていると思います。

戦争はない(あってもすぐにやめる)と思って購入したのですが、もう各国がロシア関係の金融商品を売買停止にしているために、売ろうにも売れない状況です。おそらく購入価格から冗談抜きで-90%くらいいってると思われます。

これは地政学リスクがここまで発展するとは想像していなかった自分のミスです。せめてもの救いは総資産におけるロシア株の割合を最初から上限を決めていたので、致命傷にはなっていませんが、まあ痛いに越したことはありません。


戦争がある間はどうも株への意欲が落ちます。苦しんでいる人が増え続けている中で、株に費やせる時間が自分にあると思うと微妙です。

とりあえず、苦しんでいる人たちに今自分ができることを微力ながらやってはいますが、戦争が終わることが1番被害者が減ることに直につながりますのでそうなることを願うのみです。


まだ今月は始まったばかりで相場も買手があまりいない状況なので苦しい状況ですが、狼煙売りや爆買いなどは控えるように気をつけたいです。

まあ、実際今はほとんど相場を見る時間は減りましたが。半分放置状態。