2016年11月22日火曜日

NYダウが過去最高値を記録

最近の世界株式市場は私の運用成績とは裏腹に絶好調のようです。


正直、とても悔しいし損失がでている状況に正気を保つことにかなりエネルギーを使っているように思います。

油断すると私の中のもう一人が、損失が出た分を早く取り戻して『すっきり』してしまえっと私の意識を乗っ取ろうとします。

一瞬でも乗っ取られると、冷静さを失った株の注文(特にデイトレードやスイングトレードのような超短期トレード)に走ってしまいます。


私も株式市場に参加して2年くらいになり、やっと『株式投資は忍耐が必要』であるというとても重要なことを意識しはじめました。

ところが、損失がでると我を忘れて(いや、もしかしたらもう一人の自分が本当の”我”なのかもしれませんが、、、)暴走しはじめます。


このような行為はおそらく性格がかなり関係していると思うので、普段の生活でもかっとなったり、いらいらするような性格の人は注意が必要です。



話は最初に戻りますが、本日終値でアメリカの優良企業で構成されるNYダウが19000を超える過去最高値を記録しました。
トランプが次期大統領に決まり、逆トランプショックとも言えるまさかのアップトレンドになっています。

アメリカのそれなりの指数をみていくとまもなくリセッション(景気後退)にはいる兆しがでていること、さらに来月の利上げの可能性がかなり高いことなどを考えると現状の株式相場の上昇ということはかなり意表を突かれているような気がします。

ただ、理由がどうであれこの世界は結果をだしてなんぼの世界なので、自分の読みや経験が甘いのだと反省しています。

年末前あたりまでは新規の注文は控えるようにして、冷静な判断力を取り戻せるようにしたいと思います。




 

2016年11月15日火曜日

ゴールド価格の行方

最近ゴールドの価格が急落しています。

ゴールドはETFという形で保有していますが、正直売り時を逃してしまいました。
そして今はプラスマイナスで微妙にプラスを保っている状況ですが、今後マイナスになるかもしれません。

株の売買をする上で、有名な格言があります。

『株は買い時より売り時が難しい』

まさに今回はそれを実感しています。ただ、こうなることもある程度予想はしていて、最悪、授業料を払って身を以て勉強させてもらっていると前向きに考えています。

人生なんでも失敗から学ぶことで大きくなるということがいろいろな本に書かれています。


ゴールド価格の下落の理由ですが、ここ最近のドル高と12月の利上げ、そして世界同時株高が主な原因のようです。

なので、いまのこの流れだとしばらくはゴールドがまた底辺あたりをうろうろする価格になるかもしれません。

表面上はまだアメリカ経済は景気がよくなっていると思っているようなので、その間はゴールド価格はお手頃な値段になりそうです。

ただ、ドル高が続けば、アメリカの輸出産業の売り上げに影響を与えるので、いつまでもドル高の流れがつづくとはあまり思えません。

アメリカのグローバル企業(海外で売り上げをだす)であるグーグル、アマゾン、フェイスブックなどはすでにこのドル高と利上げ予想の影響からかここ数日で大きく値をくずしています。

私はついに先日保有していました、ネットフリックスを全部売却しました。なんとなくいい流れじゃない感じがしたので。

ただ、今後また大きく値が下がってお手頃感がでたときは再度保有したい企業です。

ゴールドに戻りますが、売るタイミングを逃したとはいえ、あくまでポートフォリオの保険の意味もあるので、しばらくは様子見で保有を続けるというのが今の方針です。

もしかしたら、方針が変わるかもしれませんが。

 

2016年11月9日水曜日

トランプがアメリカ大統領に

前回のBrexitの再来があるのかもと少し思っていましたが、まさか本当にトランプが大統領になるとは世界はいよいよ『変革』の時代にはいってきたのかもしれません。


そしてトランプが大統領になるよりも私がびっくりしたのが、株価が上昇したことです。
これには多くの投資家がびっくりしていると思いますが、なにを根拠に上昇しているのか理解ができません。


前回の記事にも書いたように、私の現在のポジションは資産のかなり割合を空売りにしています。(正確には空売りではなく、ベア型レバレッジ付きETFになりますが。)

ですので、今のところはぼろぼろにやられています。
不幸中の幸いが、ぼろぼろにやられていても購入資産(空売りした)の10%弱くらいのダメージなので、レバレッジを効かせたETFは一度下落が始まればすぐに損を取り返せる範囲だと思っています。


株式の世界ではなんだかんだ言っても結果がすべてなので、結果をだせるように決断力と忍耐力を鍛えるしかありません。

現在のアメリカ市場で新規に購入できそうな銘柄が私にはみつけれないため、ベア型レバレッジを利用したものを購入しています。いつか大きく開花する日を待ちながら。

2016年11月8日火曜日

インドで高額紙幣の価値が突然消えた

インドで2種類の高額紙幣が突然利用価値がなくなるということがおこっています。

マフィアやテロ資金に流れるのを防ぐためという目的のようです。

以前、ブログ現金がなくなる時代にも書いたように今後、現金は世の中から消えて行く運命にあります。


 海外に住んでいるとほとんど現金を使う機会がないくらい、カード社会です。先進国で日本くらいなのではないでしょうか、時代に逆行している『現金以外おことわり』というのは。


日本では現金でないとことが運ばないようななにか裏事情があるのかもしれませんね。
 

大統領選挙

今日はアメリカで大統領選挙が行なわれています。

ヒラリーが勝利した場合は、一般的にグローバリズム(国境をなくす活動)が加速すると言われていて、トランプが勝利した場合はナショナリズム(国家優先主義)に世の中が向かうと言われています。

アメリカに住んでいない自分としては、はっきり言ってどっちでもいいです。

たしかにどちらが大統領になるかで世界の経済や政治は大きく異なると思いますが、それよりも、自分の住んでいる国の情勢にもっと関心をもって、自分でできることを行なうことぐらいしか自分にはできません。


私の今の株式のポジションはいままでのものをだいたい保有しつつ、株価が下落すると2倍に上昇する連動型ベアのETFをかなり増やしています。

現在までの成績でははっきりいって、マイナスになっています、、、
ただ、自分の中でなんとなく世の中の状況に対して株価が割高な気がするのと、長期の株価で見た場合、現在の株価は波の頂上あたりに位置しているので、上下の波の波形からそのうち株価は下落するであろうという予想で現在のポジションをとっています。

もしかしたら、このまま上昇するかもしれないですが、上昇するか下落するかの50%での確立で考えた場合を比較してポジションをとっています。

株価が上昇した場合
現在の株価がすでに過去最高値の近辺なので、上昇した場合でもよくて5%〜10%の範囲ではないか。という自己予想。


一方、
株価が下落した場合
株式市場では下落するときは一気に落ちます。そして上記に書いていますが、現在の位置が最高値付近ですので、控えめに見積もって10〜15%くらいは下がると思っています。

この予想に2倍というレバレッジのかかったものを購入することで、
上昇した場合は、10〜20%(これ以上に上がる確率10%と予想)
下落した場合は、20〜30%(これ以上に下がる確率30〜50% と予想)

つまり損をしてもあまり大ダメージを受けることはないし、その確率もかなり少ない。
一方、利益が出る場合はそこそこ資産が増えるし、その確率もまあまあある。

このように、今回は数学の『確率』からポジションをとっています。

年末までは株価が大きく動くかもしれません。