2015年6月29日月曜日

フランスが熱い!?







これは今週のパリの天気予報になります。
パリでは30℃超えは年間通してそんなに多くはありません。だいたい最大10日間くらいではないでしょうか。

今週のこの気温はパリでははっきり言って異常です。日本と違って夏でもあまり暑くないのでほとんどの家の中には冷房が設置してありません。
みな扇風機でしのいでいるのです。

南向きで最上階のパリのアパートはおそらく熱中症になりうる可能性もあります。日本からの留学生で家賃をおさえたい人はよくこのような屋根裏部屋に部屋を借りることがあるので要注意です。

フランス全土でもボルドーやリオンでは40℃を超える気温が予想されています。
2003年度のように多くの死者がでないことを祈ります。

フランスはあまり自然災害の少ない国なのですが、年々洪水やら猛暑などの影響が大きくなっているように感じます。
地球温暖化の影響なのでしょうか?

ちなみに暑さの影響で大気汚染がひどくなっているようです。パリではAutolib(貸し自動車)とVelib(貸し自転車)が30日(火曜日)に無料で解放されるとのことです。


2015年6月28日日曜日

日本の実質賃金24ヶ月連続マイナス

6月20日付の日刊ゲンダイに掲載されていました内容になります。

 それにしてもフザケているのは大新聞だ。速報値を伝えた時は、大きなスペースを使って〈賃上げ広がる〉〈個人消費に追い風〉〈経済好循環へ節目〉と、大々的に報じていたのに、実質賃金がマイナスだったと判明した“確報”はアリバイ的に小さく伝えただけだ。

 なぜ「実質賃金アップ」という政府に都合のよい発表はうれしそうに伝えたのに、都合の悪い発表は無視するのか。これでは政府の宣伝機関と変わらないではないか。



日本の新聞、テレビからはいかにも日本経済がうまく回り始めているというイメージを国民に与えたいようです。
景気がいい、悪いは日常生活を送っていれば本来自分達で感じるものなので、報道される発表を鵜呑みにするのは避けた方がいいようにおもえます。

こちらフランスでも似たようなことはあります。今日のフランス経済はあきらかに景気がいいとは思えない状況です。家賃、公共機関の値上げに対して賃金はあがっていません。そして何よりも失業者の数値は下落の見通しはまだありません。
失業率についてはまた近日お伝えする予定です。

2015年6月27日土曜日

現金で支払い可能な額の変更 

現在フランスではフランス在住者において消費者が商品を購入する場合に現金か電子マネーで3000€まで支払うことが可能です。
しかし、今後はこの限度額も変更することが発表されました。

来る2015年9月1日より支払い可能額は1000€の上限となるようです。

これは上記にも書いたように『フランス在住者』に対してなので観光でフランスに訪れる人にはこの法律は適用されません。

フランス不動産市場 2015年6月

2015年第1期のパリとIle-de-France(パリ近郊地域)の不動産価格に関する発表がありました。
傾向としては不動産価格の下落のスピードがさらに増している模様です。

パリの1m2あたりの不動産価格は2015年3月に7,910€に下落しました。この価格は1年前に比べて-2.9%で、この2年半でパリの不動産価格は530€(1m2の価格)下落したことになります。

2015年第1期においてパリの築年数の経過したアパートの取引数は6800しかなかったようです。2014年度よりも2%ほどよくなってるようですが一番取引の多かった1999ー2007年の間の26%以下の取引数にとどまっているとのことです。

Ile-de-franceでも同様の傾向で一年前に比べてー2.6%の下落で5260€(1m2価格)になっています。

フランスの他の地域に比べてIle-de-franceの不動産価格の下落はやや早く、特にパリは一番早いスピードで下落しているようです。
 

2015年6月22日月曜日

貸しバイク!? 

パリには現在『Velib(貸し自転車)』,『Autolib(貸し自動車)』と2つのシェア移動サービスが存在します。
これは道路の渋滞と大気汚染を減らす目的で取り入れられました。そして今日、この2つのサービスは多くのパリジャン、パリジェンヌの『足』となりました。

今日のニュースに新しいサービスの導入が行われることがかいてありました。
それは『scootlib』という言葉がでてきているように『貸しバイク』サービス。既にサービスが行われているAutolibは電気のみで動く電気自動車です。そして新しく導入されるかもしれない『貸しバイク』も電気で動くようです。
 そしてこのサービスは全てスマートフォンのアプリから予約をいれて使用できるようになるみたいです。
ということはガラケーの人は使えないのかもしれませんね。

排気量は50ccになるようで1988年1月1日以降生まれの人は簡単な受講をする必要もあるみたいです。
料金は15分の使用で3ユーロ。これは後に値下げするらしいのですが、結構高い額だと個人的には思います。

あと、バイクが増えることによる若者の暴走など含め、衝突事故や転落事故などがしばらく問題になりそうですね。パリはどんどん30km/h規制の道を広げているので最終的には一方通行の規制がない自転車が一番早く移動できる手段になると思います。
 

2015年6月19日金曜日

ギリシャのデフォルトとウクライナの債務交渉

久しぶりのブログになります。体調を崩してしばらく動けなかったのといろいろな書類に時間がとられていました。

ギリシャ問題がいまだにだらだらと続いています。今月末にもデフォルトの可能性の話が盛り上がり始めていますが、私の関心は通貨ユーロの動きです。
ユーロが下がると保有しているアメリカ株の資産は増加します。これはうれしいことなのですが、逆に新しく追加で購入しようとした場合は不利になります。
投資金額が少ない間はユーロがドルに対して強いほうが長期的にみていいことになりうるのです。

このギリシャ問題はほとんどが市場織り込み済みのようにも見えるので実際にデフォルトになっても少しの影響を与えるだけだろうと言われています。ユーロの下落も短期では下がるけど、その後は上昇するということも言われています。

こことは別にウクライナでも影の存在になっていますが債務返済の交渉が行われているようです。こちらはロシアとの問題のため経済状況が読めない様子です。
中国もいろいろ表沙汰になってきていたりと夏前くらいに大きなイベントがあるかもしれないですね。

先月5月分の運用成績が計算できなかったのが残念ですが、今月からまたつないでいこうと思います。