2021年3月27日土曜日

2021年 3月4週パフォーマンス

3月第4週時点の運用成績 

 

先週比:-0,7%

年初来比:+4,4%

S&P500 ($3974) 年初来比 ($3800):+4,5%

 

今週S&P500インデックスに追い抜かれました。前回までが調子が良すぎたというのもありますが、現在保有している上位銘柄群が新興株に偏っていて、相変わらずひどい売り浴びせを受けています。

 

S&P500は週半ばで一時崩れる日がありましたが、やはり王者の風格を見せ、週末には多分過去新高値 で引けたと思います。


昨年IPOしたばかりの銘柄を先週あたりにポートフォリオ上位に組み込んだ結果、怒涛の爆下げを受けて先週比の下げの大部分を占めています。

 

こういう場面では損切りするべきか保有を続けるかとても悩む局面です。 

IPO後、初めての決算は予想を上回るいいものが発表されてましたが、昨年のイケイケムードから不安定な状況になっているので、これからどう株価が動くのかわかりません。

 

おそらく保有を続ける予定ですが、その理由の一番が3月、4月の相場は1年を通して強い傾向があるという季節性の可能性にかけています。


その他の上位数銘柄は新興株だけど、経営がしっかりなされて決算も数回予想をうわまるものを発表しているので、心配はそこまでしていません。


あとは、いくつかのテクニカル指数をみてはいるタイミングも気をつけているのでこれから大きな下げを受けるということは確率的に少ないと祈っています。

 

金利の方は1.6%台に戻って安定してきている感じなので、これから春の上昇相場に自分のポートフォリオがうまく乗れるかどうかですね。

 

 

2021年3月19日金曜日

2021年 3月3週パフォーマンス

3月第3週時点の運用成績 

 

先週比:-1,6%

年初来比:+5,1%

S&P500 ($3907) 年初来比 ($3800):+2,8%

 

今週も水曜日と木曜日に行われたFOMCによって注目の米債10年金利に大きく左右されたナスダックが印象的でした。S&P500もGAFAMと呼ばれるビッグテック(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト、さらにはテスラ )が上位を占めているので下落しました。

一方、ダウ工業指数は過去最高値を更新してさほど影響を受けませんでした。


個人的には先週の結果がよかったので、一旦手仕舞って様子をみるということも考えたのですが、今後の勉強のためにこのようなイベントがある中、どのように自分のポートフォリオを組んで挑むか試すことにしました。


週初めに先週から大きく下落している大型ハイパーグロース数銘柄とIPO上場まもない新興株をポートフォリオに約20%の割合で入れましたが、FOMCのある水曜、木曜で10%近く含み損になり、小さなデイトレードで週末を迎えた今は8%弱の含み損まで圧縮できました。

 

今回学んだことは改めて大きく下落している銘柄はそこからさらに簡単に10%近く下落しうる可能性が高いということでした。

 

もしかしたら来週以降に反発して5%ちょっと戻るかもしれませんが、10%の損失を取り戻すのは少しストレスがかかり、メンタルを強く持つ必要があります。

 

安易に高値から大きく下落しているから『自分の判断で勝手に安い』と思って大きなポジションを持つことは危険だなぁと思いました。

 

とりあえずは先週に続き、今週も目標のS&P500にかろうじて運用成績で勝てたことは素直に嬉しいです。来週も気を緩めずに真剣に市場と向かい合おうと思います。

もしかしたら来週あたりからアメリカ国民に1400ドルが配られてそのお金の一部が株式市場に回ってくるかもしれません。


その場合はもう一段の上昇も期待できそうです。

 

FEDEX 決算 2021年第3半期 (決算発表2020年3月18日)

 昨夜マーケット終了後のFEDEXの2021年第3半期の決算が発表されました。

発表時は2020年3月18日

 

 21年3Q決算  (期間:2020年12月-21年2月)

 

EPS予想$3.24に対し$3.47 

売上高予想: 19.96億ドルに対して21.5億ドル

通年ガイダンスEPS予想: $17.4に対して$17.6-18.2

2021年3-5月期の利益予想:$4.62

 

内容

売上高:前年同期比23.0%増加

FEDEX Express 20.9%増  Int’l Priority 52%増

FEDEX Ground 36.5%増 ・FEDEX Freight 5.6%増


2021年3~5月期の利益見通し:4.62ドル

 

相変わらずコロナの影響で業績にはいい方向に風が吹いているようです。特にE-コマースでの配送量が大きく増えている模様。

コロナ後も引き続き、物の配送の需要は大きそうなので半年〜1、2年の目線で言えば保有してもいいかもしれません。

2021年3月18日木曜日

ROYALTY PHARMAから配当

 Royalty pharmaから配当が入ります。

(この記事を書いている時点ですでに売却している可能性あり)

 

今回は1株あたり$0,17ですが、口座を見る限りこの銘柄からは税金 (アメリカでの源泉徴収)が引かれていません。なぜなんでしょう。

 

Royalty pharmaは昨年にIPOで上場したばかりの新興銘柄ですが、すでに黒字で配当も出していて、さらに前回いきなり増配を行った企業です。

 

ビジネスモデルは新薬の特許権を扱うことです。主に製薬会社、大学や研究機関のまだ商品化されていない段階で、資金の支援をしながら商品化までの工程を自社ノウハウを使って一緒に行うことになります。

自社工場を持つ必要がなく、専門の知識が必要な社員だけ集まってどの新薬が可能性があるか吟味して選んでいるようです。

 

まだ確定ではないですが、おそらく年に4回配当を出す予定であると推定、権利確定月は2月、5月、8月、11月になると思います。

配当支払い月は3月、6月、9月、12月の第3週。

 

現在の株価$47,72での配当利回りは1,42%。

2021年3月15日月曜日

コロナ禍でのフランス人の貯蓄額

 昨年のコロナ感染拡大から1年が経過してフランス人のお金の使い方に大きな変化が起こっています。

 

2020年第2半期の時点で2019年の同時期と比較して約3倍も預金者が増えたという結果が出ました。

 

 フランスでは昨年の数回にわたるConfinement(外出禁止令)により、レストラン、娯楽、旅行、商店街の閉鎖などによる支出の低下と将来の収入の不安から貯蓄に回すフランス人が急激に増えたということが報告されています。 


今年の年末までに約2000億ユーロも個人の貯蓄が増えるとみられています。

 

例年ではフランスの平均貯蓄額(総額であって、個人額ではありません)は大体800億ユーロあたりらしいのですが、昨年からのコロナの影響による支出機会激減の為1000~1200億ユーロが追加で預金に回っています。

 

そしてこの1000億ユーロという額はフランス政府が経済復興に向けて投資したい額(救済金)に匹敵するそうです。


歴史を振り返ると、過去に大きなイベントで経済が滞ったときに貯蓄に回ったお金はその後、復興税という形で主に富裕層から徴収されてことを考えると、これから口座に眠っているお金に対して、そのような何らかの税金が施される可能性も十分に考えられます。

 

富裕層はすでにその税金対策をもちろん始めていると思いますので、一番大きな影響を受けるのはおそらく中間層の人たちになるのではないでしょうか。

 

本日月曜日の表明では政府はこのような特別税を設けることを拒否していますが、今後の景気次第ではどうなるかわからないですね。


現段階でこの巨額な貯蓄に対して議論されていることは、贈与税の見直しで、優遇額や条件を緩和して年配者からこれからお金が必要な若い世代に貯まったお金を回すということが有力のようです。


ただし、今の状況は身動きをとる自由が制限されて『お金を使いたくても使うことができない状況』であり、今後ワクチンの有効性や効果的な治療薬、治療方法が出てくるとその溜まった『動きたい』という衝動は計り知れない規模になるとも想像できます。

 

友人、家族と会ってレストランで食事をしたい、旅行をしたい、退屈だった毎日から美術館に行って文化的なインスピレーションを受けたい、外に出る機会が増えるから身なりを綺麗にしたいなど消費を回復させる要素は大きく揃っています。

 

鍵は『いつそのように自由に動けるようになるか?』であって、その機会が遅くなるほど経済回復は遅れ、そして復興税という税金の可能性も出てくるでしょう。

 

まあ、個人的には経済もそうですが、やはり以前のようになんの不安もなく自由に動ける世の中に一刻も早く戻ることを願うのみです。

 

今回、興味深い発見があったのは、フランスはle matelas de cash『マットレス預金』、日本は『タンス預金』 とどこの国も現金を自宅に置いておく習慣があるのが興味深いです。




2021年3月13日土曜日

FEDEXから配当

Fedexから配当が入ります。

(この記事を書いている時点ですでに売却している可能性あり)

 

今回は1株あたり$0,65で税金$0,10 (アメリカでの源泉徴収)引かれるので$0,55です。

 

Fedexは年に4回配当を出しており、権利確定月は3月、6月、9月、12月になります。

配当支払い月は4月、7月、10月、1月の第1週。

 

現在の株価$270での配当利回りは0,96%。


Fedexのビジネスモデルは物流サービス。まあ一言で言えば宅急便。世界展開していて、現在のEコーマスに必要不可欠なものとなっています。もちろんライバル会社も複数存在。

 



2021年 3月2週パフォーマンス

3月第2週時点の運用成績 

先週比:+5,7%

年初来比:+6,7%

S&P500 ($3943) 年初来比 ($3800):+3,7%

 

今週も先週に引き続きナスダックは荒れた相場でした。一方ダウ工業指数は安定して過去最高値を更新しています。

 

相変わらずの金利に左右される展開がハイパーグロース株の多いナスダックを不安定にしています。

 

自分の場合は運よく先週から大きく資産を増やすことができてS&P500指数インデックスに差を開くことができました。

 

これは先週末に大きく買い増しした銘柄が今週始めに米債10年金利の低下にが見られ、先週に大きく売られたハイパーグロース株たちが大きなリバウンドを見せたため(ナスダックは確か4%近く上昇)、ちょっと気持ちが悪くなり利確をして含み益を守れたことがよかったです。

 

その後は週後半にまた金利が上昇し始めたため、ナスダックはまた下落しました。


今週の感想、特にグロース株については高PER銘柄が大きく売られた後もなかなか戻りが悪い感じです。一方、先週に大きく売られたグロース株でもビジネスモデルが安定したPERがそこそこのものは戻りは早く、昨日のなナスダック下落時も大きな崩れは見られませんでした。

 

このように流石に昨年からの上昇相場はひとまず終わりそうで、これから単騎ではヨコヨコか若干の下落方向なのではと個人的に見ています。

 

ただ、今月はアメリカの巨大な救済対策で国民一人当たり1400ドルという給付金がありえます。そして昨日のどこかのアンケートで給付金を受け取ったら37%の人が株の購入に当てる予定という情報も目に入りました。

 

これが煽りのフェイクニュースでなければ、これからもう一つの上昇が見られるかもしれませんが、なんとなくすぐに終わりそうで警戒したほうがいいかなと思っています。

 

来週も引き続き、気を貼る展開が予想されます。しっかりと体調を整えて、最適な判断ができるように生活習慣も気をつけなければいけません。

 

2021年3月6日土曜日

2021年 3月1週パフォーマンス

 3月第1週時点の運用成績 

先週比:-1,0%

年初来比:+1,0%

S&P500 ($3841) 年初来比 ($3800):+1,0% 


今週は日本、アメリカと株式市場が久しぶりに荒れました。米債10年利回りが急上昇したことが関係しているみたいですが、特に昨年から大きく株価をあげてきたグロース株の下げが強烈でした。

週初めから少し怪しい雰囲気だったのが、水曜から怒涛の3連日コンボで20%近く下げた銘柄もそこそこ見られました。

 

自分のポートフォリオではキャッシュの割合が6割くらい火曜あたりまであったのですが、水曜からディフェンシブ銘柄と思っていた新興グロース株(年成長率10%なのでハイパーグロースではないはず)を中心にその他の銘柄も下落ごとに買い増ししていたら気がついたら木曜の時点でキャッシュはわずか5%以下に。


そして先週まで年初来2%近くあった含み益がわずか数日で吹き飛び、金曜の株式市場半ばには一気に大きな含み損まで行きました。

今こうして数字で見てるとわずか先週比 -1,0%ですが、昨日の市場中は感覚的にマイナス5〜10%くらい受けている感覚で神経をかなり削られて疲れました。

 

結局金曜の後半に少し下落幅を戻したのでかろうじてなんとか今週末はわずかな含み益で終えることができたのが奇跡的な感じです。

 

ほんとに数ヶ月間かけてコツコツと利益を積み上げたのがわずか数日で吹き飛ばされる状況はまさに積み木をしててちょっとした油断で全て崩れ落ちる感覚にとても似ています。

 

相変わらず、金利の上昇が安定していないので、週明けに大きく下げる可能性はかなりあります。あえて購入したものは売らずに少し保有する気持ちでいますが、いつ心を砕かれるかわかりません。

 

薄い期待としては昨年の春の大きなリバウンドを狙いたいのですが、今回は流石にそのような雰囲気はなく、下落する可能性が高そうです。

それでも持ち株を売らず、保有し続ける理由はいいビジネスモデルをもつ企業は困難な状況でも耐え抜くことができるであろうという期待だけです。