2015年3月29日日曜日

復活祭(パック) Pâques 2015

私たち日本人ほどいろいろな宗教行事を行っている国民は他にないのでしょうか。
フランスのあちこちで模様替えが行われています。
その模様替えとは卵を基本としたチョコレートのデコレーション。そう、復活祭の季節になりました。
私はあまり甘いものは食べないのでそこまで興奮するような行事ではないのですが、子供達には甘くうれしい行事なのではないでしょうか。
基本的に復活祭は「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日(Wikipediaより)」に祝われるとのことです。
そして毎年その日は変わるのでだいたいこのあたりかなという感じで覚えています。
フランス人はチョコレートが大好きな様子(というか甘いものが好きなのだけかも)で、スーパー、街のお菓子屋さん、パン屋さんの隅などあちこちで売られています。

庭がある家庭などでは買って来たいくつかのチョコレートを庭のあちこちに隠して、子供達がそれを宝探しのように見つけていくゲームのようなものになっています。

チョコレート市場はこのご時世でも不景気という言葉からは遠いとのことです。
バレンタインデーや復活祭などの行事でお店には長い行列ができ、たくさんみんな買って行っています。

フランスの有名なチョコレート屋さんといえば、La Maison du Chocolat, Jean-PaulHevin, Debauve & Gallais, Patrick Roger, Jacques Genin Fondeur en Chocolat, Pascal Caffet, そして最近ではSebastien Gaudardなどが人気ですね。
これらのお店では小さなチョコレートでも一つ何百円〜とかなり値段がしますので日常的にばくばくとおやつとしては食べにくく、みなさんお土産や人へのプレゼントとして購入される方が多いのと思います。

フランスを訪れた際に記念に一度寄ってみられてはどうでしょうか。
ちなみに今年は4月5日が復活祭になります。


 

2015年3月28日土曜日

サマータイム開始! Changement d'heure a partir de cette nuit.

日本ではあまり縁のないものですが、フランスでは本日3月28日の夜中に冬時間から夏時間に変ります。
毎回このサマータイムになる日時というのがあやふやに覚えています。
基本的には3月の第4週目の土曜日の夜中というものです。おそらく次の日が日曜日なので最悪サマータイムへの変更に気がつかなくても一日ほど自覚するための猶予をもとうという考えのもとこのように決定されたのではないかと推測しています。
とはいっても日曜日に仕事をする人、もしくは大事なアポイントメントをいれている方、新幹線、飛行機で旅行に行かれる方にとってはかなり大事なのでしっかりと気をつけておいたほうがいいでしょう。
どのような流れでサマータイムへと変更になるのか興味がある人も多いと思います。
これは土曜日の夜中をすぎて日曜日の朝2時きっかりに突然1時間飛んで朝3時になるというものです。
つまりサマータイムは1時間ほど早くなると覚えておくといいでしょう。
例えば今まで朝7時に起きていた人はこのサマータイムの日からいままでの朝6時(サマータイム上では同じ7時)に起きなければいけないということです。
ちょっと最初の数日は寝不足ぎみになるかもしれませんね。
 ただこれは日中の太陽の時間が長くなるために行われているのでこれからは一日の明るい時間がどんどん長くなっていくので気持ちのいい季節になるということでもあります。

この機会にみなさんしっかり携帯電話、腕時計、家の時計の調整を忘れないようにチェックしておいてください。
最近ではスマートフォンなどは自動で時間を変更してくれてるものが多くなっています。時計も電波式のものは自動に変更してくれるのでしょうけど、機械式などの普通の腕時計は自分で調整しなくてはいけませんね。

そういうことを考えると今噂のアップルウォッチを筆頭にスマートウォッチと呼ばれる次世代のウェラブル機器というのは大変便利なものになるのでしょう。
 

2015年3月27日金曜日

季節外れのセール Solde, Promotion en ce moment

たまたま立ち寄ったBon Marcheで多くの商品がセールになっています。30%offですが普段(セール時期)でも値引かないようなブランドがセールをしていて驚きました。
以外にフランス政府公認のセール時期(1月〜2月、6月〜7月の年2回)には正直言って魅力的なものは見当たらないのですが、この季節外れの意外なセール期間は幅広く割り引きしてありたいへんお買い得なのではないでしょうか。
パリに住んでいる方でしたら直接お店にいってじっくり商品を見定めてから購入されてもいいと思いますし、郊外または地方に住んでいる人もいまはインターネットのサイトからも購入できるようになっています。

私も欲しいものがたくさん出くわして思わず勢いで購入しそうになりましたが、まずは自宅に戻って家族のものとゆっくりと話をして決断をしたいと思います。
今流行の中国人の爆買いのように豪快に買い物を楽しんでみたいものです。


Aujourd'hui J'ai decouvert par hazzard "Solde" au Bon Marche. Pleins des articles sont solde vers 30% reducition. Pendant "Solde officiel" (Janvier- Fevrier, et Juin- Juillet) il n'y pas grand choses meme bien solde 50%.
Par contre en ce moment presque tous les types d'artcle est solde, donc personellement plus interessant.
Mais faitez attention! Jusqu'a demain!!
Soif on va acheter par internet.
Car il y a autres magasines Galerie Lafayette, Printemps aussi "solde"

Bon shopping!

Top 10 meilleurs prix de l'immobilier dans la ville française en 2015

J'ai fait un liste pour comparer la ville plus cher en France.
Ce liste sera utile pour trouver ou vous pouvez être tranquille sans prendre la tête de payer pour immobilier (loyer, acheter maison..etc)

Le plus cher ville en France, c'est surement et sans doute PARIS!
Paris est capital de France et la ville ou le plus nombreux de touriste étranger visite.

Ce liste est note le date de 1ere MARS 2015. (Le prix est cite par MeilleursAgentes.com)

1ere: Paris
Prix m2 bas         Appartement: 5362€   Maison: 6308€
Prix m2 moyene  Appartement: 7826€   Maison: 7926€
Prix m2 haut        Apparement: 12857€  Maison: 16084€

2ere: Nice
Prix m2 bas         Appartement: 2822€   Maison: 3340€
Prix m2 moyen    Appartement: 3762€   Maison: 4453€
Prix m2 haut        Appartement: 5644€   Maison: 6680€

3ere: Lyon
Prix m2 bas         Appartement: 2406€   Maison: 2622€
Prix m2 moyen    Appartement: 3208€   Maison: 3496€
Prix m2 haut        Appartement: 4813€   Maison: 5244€

4ere: Bordeaux
Prix m2 bas         Appartement: 2288€   Maison:2253€
Prix m2 moyen    Appartement: 3051€   Maison: 3004€
Prix m2 haut        Appartement: 4577€   Maison: 4506€

5eme: Lille
Prix m2 bas         Appartement: 2153€   Maison: 1454€
Prix m2 moyen    Appartement: 2870€   Maison: 1938€
Prix m2 haut        Appartement: 4306€   Maison: 2908€

6eme: Toulouse
Prix m2 bas         Appartement: 2058€   Maison: 2135€
Prix m2 moyen    Appartement: 2744€   Maison: 2847€
Prix m2 haut        Appartement: 4116€   Maison: 4271€

7eme: Montpellier
Prix m2 bas         Appartement: 1992€   Maison: 2089€
Prix m2 moyen    Appartement: 2656€   Maison: 2785€
Prix m2 haut        Appartement: 3984€   Maison: 4178€

8eme: Rennes
Prix m2 bas         Appartement: 1883€   Maison: 2344€
Prix m2 moyen    Appartement: 2511€   Maison: 3125€
Prix m2 haut        Appartement: 3766€   Maison: 4688€

9ere:  Nantes
Prix m2 bas         Appartement: 1992€   Maison:2048€
Prix m2 moyen    Appartement: 2563€   Maison: 2731€
Prix m2 haut        Appartement: 3844€   Maison: 4097€

10ere: Strasbourg
Prix m2 bas         Appartement: 1992€   Maison: 2016€
Prix m2 moyen    Appartement: 2563€   Maison: 2689€
Prix m2 haut        Appartement: 3845€   Maison: 4033€

Paris est 2fois plus cher que Nice (comme meme 2ere meilleur prix!).


2015年3月23日月曜日

フランスの都市の中での上位不動産価格ベスト10 

最近はフランス国内の不動産価格も不景気の影響で数年前からじわじわと下落してきています。今日はそのフランスの都市の中で上位不動産価格ベスト10を紹介したいと思います。

まず第一位はフランスの首都であり世界一の観光都市であるパリです。やっぱりというかまあ当然のイメージでしょうか。
2015年3月1日の日付での比較となります。1m2あたりの価格、順位はアパートと家の総合によるもので私の判断によるものとします。

1位:パリ PARIS(世界一の観光都市)
安い地区  アパート:5362€  家:6308€
平均  アパート:7826€  家:7926€
高い地区  アパート:12857€     家:16084€

2位:ニース NICE(お金持ちが集まるリゾート地)
安い地区 アパート:2822€ 家:3340€
平均 アパート:3762€ 家:4453€
高い地区 アパート:5644€ 家:6680€

3位:リヨン LYON(多くの有名料理人を排出しているフランス第2の都市)
安い地区 アパート:2406€ 家:2622€
平均 アパート:3208€ 家:3496€
高い地区 アパート:4813€ 家:5244€

4位:ボルドー BORDEAUX(世界的に有名なワインの産地)
安い地区 アパート:2288€ 家:2253€
平均 アパート:3051€ 家:3004€
高い地区 アパート:4577€ 家:4506€

5位:リール LILLE(ベルギーに近い都市)
安い地区 アパート:2153€ 家:1454€
平均 アパート:2870€ 家:1938€
高い地区 アパート:4306€ 家:2908€

6位:トゥールーズ TOULOUSE(フランス南西部の学生街)
安い地区 アパート:2058€ 家:2135€
平均 アパート:2744€ 家:2847€
高い地区 アパート:4116€ 家:4271€

7位:モンペリエ MONTPELLIER (南仏の地中海に近い学生街)
安い地区 アパート:1992€ 家:2089€
平均 アパート:2656€ 家:2785€
高い地区 アパート:3984€ 家:4178€

8位:レンヌ RENNES (世界遺産モンサンミッシェルの近く)
安い地区 アパート:1883€ 家:2344€
平均 アパート:2511€ 家:3125€
高い地区 アパート:3766€ 家:4688€

9位: ナント NANTES 
安い地区 アパート:1992€ 家:2048€
平均 アパート:2563€ 家:2731€
高い地区 アパート:3844€ 家:4097€

10位:ストラスブーグ STRASBOURG(ドイツとルクセンブルグに近い)
安い地区 アパート:1992€ 家:2016€
平均 アパート:2563€ 家:2689€
高い地区 アパート:3845€ 家:4033€

()内は私の中のイメージなので参考程度に。

このような結果になりました。
こうしてみるとやはりパリだけ他の都市と比べてずば抜けて土地価格が高いようです。2位との差だけでもなんと2倍にもなります。
現在での私の資産ではパリでの不動産の購入は果てしない夢物語です。




2015年3月22日日曜日

毎月の電気代を考えてみると フランス(パリ)

先日のことになりますが、3月11日は世界の電力業界に衝撃を与えることになった記憶に残る日として4年目を迎えました。
日本は地震大国で世界の地震発生地のかなりの部分を占めていると以前に目を通したことがあります。そんな状況下で原子力発電所でエネルギーを補うということは実際問題無理なことなのかもしれません。
ちょっと調べてみたところ2013年度と少し古いもののようですが日本のエネルギー供給構成をみてみますと石炭火力が30%、LNG火力が43%、石油火力が15%、水力が8.5%、新エネルギーが2.5%、原子力発電が1%の割合になっています。
そして日本のエネルギー自給率のいうのはわずか5%しかないようです。つまり日本で私たちが使っているエネルギー(電力、ガス) の95%は外国から輸入しているということになります。

yahooニュースより

さて本題になりますがフランスの電気代はどれくらいになるのだろうと思われている方も多いのではないでしょうか。
これはもちろん家の形態や家かアパートのような集合住宅かで大きく異なってくると思います。
今回はパリのアパートで一人暮らし用の小さなステゥディオ(Studio)15〜20m2くらいの大きさでだいたいどれくらいになるか考えてみました。
学生さんで多くの時間を外で過ごす方にとっては夜パスタを茹でたりするくらいなのでそんなに電気を使うことはないと思います。
フランスの小さなアパートには浴槽というのもついてないことが多く小さなシャワー室が隅のほうに1m2くらいの大きさでついている感じです。
基本的にアパート内で使うお湯は各個人のアパートの中に50〜70Lくらいのお湯タンクが備え付けてありましてそこからお湯を使うという構造になっています。


ですから長時間シャワーを浴びたり流し台でお湯をじゃーじゃーと流して使っているとお湯が出なくなってしまう可能性がありますので気をつけなければいけません。
あとは冬の暖房費になりますが、各アパート内で設置した電気ヒーターなどは消費電力が多いわりにあまり暖まらないというなんともエネルギー効率の悪いものが多いですが、それ以外にあまり代用できるものがないので選択肢がないのが困ります。
建物全体でお湯や暖房を暖めている場合は効率がよく各アパートの電気代はかなり安くなっているはずです。

このようなことを考慮してだいたい20〜50€/月が一般的な電気代になるのではないでしょうか。
特別例としまして、フランスは建物内での工事が結構適当なので電気が漏れていたり、他の人によって電気を使われたりという日本ではあまり考えにくい事例がそこそこ発生していますのでもし月の電気代の請求額が上記の内容に沿って生活されている状況下で大幅な請求額が要求された場合は特別例を疑われてみることをおすすめします。
その場合はこちらの電力会社EDFに電話なり事務所に直接足を運んだりして一度調べてみてもらえるようにお願いしてみるといいと思います。

これからの時代はいかに『エコ』な生活を心がけるかということが資産運用においても地球環境においても大事なテーマになるのではないでしょうか。
ちなみに調理機材でも最近の『Cuisinier Vitroceramique(電磁調理器)』 と呼ばれるものは従来の電気コンロに比べて熱伝導率、保熱が改善されているようです。掃除をするのも平なのでとても簡単です。うちはRH(ラジエントヒーター)の調理器を使っています。以前は電気コンロを使用していましたが暖まりと保熱性が高いと思います。
もうひとつ見た目はほとんど同じで大変分かりにくいのですがIH(誘導加熱)型の調理器もあります。こちらは電子レンジのように直接食べ物に電子振動のようなもので加熱するようで暖まるスピード、節電ととてもメリットがあるようなのですが、私自身電子レンジのような電子振動型加熱器の安全性をいまいち信用できていないのでシンプルなRH型を購入しました。

RH(ラジエントヒーター型)調理器

IH(誘導加熱型)調理器

以前の型の電気コンロ(RH調理器の前モデル)

あとは断熱材や、2重サッシ窓の設置などいろいろと節電できる方法はあると思います。また機会がありましたら少しづつでもエコロジーな素材、商品を紹介できればと思います。

毎日のほんのわずかな節約ですが、数年、数十年と計算するととても大きくなるものです。『ちりも積もれば山となる』まさにこの言葉ですね。私たちの環境を改善しながら同時にお金も貯まっていくというものはこれから大きなビジネスになっていくのではないでしょうか。

2015年3月20日金曜日

毎月100€を投資して考えてみると

資産運用というと初めはすごく大きな金額でリスクを背負いながら増やして行くというイメージがあると思います。
私自身も株式市場に参加するまではすごく身構えていました。
実際やりはじめるとあまりたいしたことをしている感覚ではなくなってきます。
もちろん、毎日の資産の上下を体験すると常にリスクはつきまとうわけですが。
そこで今日は手軽に毎月100€を投資にまわして運用するとどんな感じになるのかというのを取り上げてみたいと思います。

本来は私の目標でもあります年に3%以上の配当金をもらえるような企業でありなおかつ今後数十年単位で成長をすると予想される銘柄を選んで投資するのがいいのですが、なかなかそのような銘柄をみつけることは簡単ではありません。
しかしインデックス投資のような『ETF』と呼ばれる多くの上場企業に分散投資したものを選んで年間の企業成長率+分配金(配当金)を合わせて年に5%のリターンをだすことは可能です。
そこで毎月100€(一年で1,200€)を25年間続けたとしてみてそのリターンをみてみたいと思います。

1年目 1200€ x 1.05%=1,260
2年目 1260+1200 x 5% = 2,583
3年目 2583+1200 x 5% = 3,972
4年目 3972+1200 x 5% = 5,430
5年目 5430+1200 x 5% = 6,962
6年目 6962+1200 x 5% = 8,570
7年目 8570+1200 x 5% = 10,258
8年目 10258+1200 x 5% = 12,031
9年目 12031+1200 x 5% = 13,892
10年目 13892+1200 x 5% = 15,847
11年目 15847+1200 x 5% = 17,899
12年目 17899+1200 x 5% = 20,054
13年目 20054+1200 x 5% = 22,317
14年目 22317+1200 x 5% = 24,693
15年目 24693+1200 x 5% = 27,187
16年目 27187+1200 x 5% = 29,807
17年目 29807+1200 x 5% = 32,557
18年目 32557+1200 x 5% = 35,445
19年目 35445+1200 x 5% = 38,447
20年目 38447+1200 x 5% = 41,661
21年目 41661+1200 x 5% = 45,004
22年目 45004+1200 x 5% = 48,514
23年目 48514+1200 x 5% = 52,199
24年目 52199+1200 x 5% = 56,069
25年目 56069+1200 x 5% = 60,133

どうでしょうか、1,200€ x 25(年)と単純に計算しますと30,000€のみです。もちろん銀行に定期で預ければ年に0.5%くらいの利子はつくのでしょうけど複利における1%の差は長期で考えるとかなり大きな差になりえるということです。

パリの大気汚染が酷い模様 Pics de pollution paris

最近外に出るともやが昼間でもかかっていてなんだか気味が悪いなあと思って調べてみました。
すると先週あたりからパリはかなりの大気汚染になっているようで先日の水曜日なんかは世界一空気の汚い都市に(瞬間的みたいですが)残念なことに なってしまったようです。
世間では空気の汚い都市というと中国の北京やら上海などが有名ですね。
少し写真を見比べてみましょう。

パリ

パリ

北京

北京

どうでしょうか、はっきりいって違いがわからない状況です。
ただひとつ気がかりなのは中国の都市で大気汚染が酷く健康被害に深刻な影響があるという認識があるのに対してパリの人達はあまりそのような意識がないように思えます。
中国で有名なマスクをして街を歩く人が普通にいるそうですが、パリでそのような人はむしろ皆無です。それどころか各学校や小さな子供が集まっている場所で普通に外で遊ばせている光景をみますと正直不安を感じます。

私は自転車に乗ってでかけるときは防護マスクをつけています。これはイギリスの会社だと思いますがRespro社のAnti-pollution mask(大気汚染防護マスク)を使用しています。このマスクはPMと呼ばれる極小化学物質も通しにくい素材で作られているというものらしく、1週間ごとにマスクの内側につけてあるフィルターをつけおき洗いするのですが、でてくる泡の色が黒ずんでいます。
見た目はたしかにごっつい感じで『いかにも』という感じですが、健康を害してしまっては元も子もないので気にせずにつけています。

今日なんかは室内にいても喉が痛がゆいので注意しなければいけませんね。
フランスはただでさえ気候が乾燥していますので、この時期の大気汚染+花粉+乾燥で空咳がでたり鼻水、目のかゆみという症状がでましたら今日の記事を参考にしてみてはいかがでしょう。
もちろん、その他の重要な病気も疑われるかもしれませんので、早めにお医者さんに相談にいくのがいいと思われます。

せっかく汗水たらして稼いだお金を病院や薬に払うのも悲しいですから。

2015年3月19日木曜日

パリで不動産購入した場合の収益率を考える

今月やっとのことで2つめのブログ投稿になります。
ここ最近の株式市場が高値圏で新規に購入しようにも魅力的なものが見つかりにくく、むしろ昨年までに購入した額の平均1.5倍の株価になっています。
昨年はいつ下落が起こるのやらと不安を募らせながら売買していましたが、最近ではその頃の心配はなんてちっぽけなものだったのだろうといわんばかりの勢いになっています。
むしろ投機的(博打)のような感覚すら感じているのでここ1ヶ月半くらいはフランスへの株式口座において傍観しています。
ですので大きく増えることもなく減ることもなくというつまらないものになっているので余計にブログへの書き込みがなくなっているようです。

さて本日は不動産について考えてみました。
というのもパリは不動産価格がとても高く、家賃を払うために働いていると言っても過言ではないくらい家計における家賃はずば抜けています。
今日では15m2くらいのワンルームアパートで相場は600€くらいではないでしょうか。現在のレートで日本円に換算しますと8万弱です。
こちらの最低賃金生活者(かなりの割合で存在します。)の手取りがだいたい1100€くらいですので家賃の割合が半分を超えます。
ちなみに現地不動産屋でアパートの賃貸契約をしようと思ったら家賃の最低3倍の手取りの月収がなければまず相手にしてもらえません。
さきほどの話だと最低賃金者の手取りは1100€くらいで小ワンルーム(15m2)の家賃相場が600€です。月の家賃が600€の3倍の手取りだと1800€が賃貸をする場合、最低用意しなければいけない額になります。これプラス、保証人(こちらも家賃の3倍の手取りを保証できる人)が必要です。
少しは状況が分かっていただけましたか?


不動産を購入した場合、15m2のアパートの現在の平均価格はだいたい130,000~150,000€になります。 間をとりまして140,000€としましょう。この購入したアパートを賃貸した場合の家賃で考えると140,000÷600=233.3333...... 約233ヶ月分払うと自分のものになるという計算です。 一年が12ヶ月ですから233÷12=約19.4年ということになります。
つまり19,4 年後には家賃を払わなくてもいいということになります。
株式市場の言葉で表すと『PER』にあたりPER= 19,4
この数字がパリの不動産を購入した場合の現在の収益率になります。

しかし実際はローンの金利、固定資産税、ゴミ税、修繕費が加わりますのでもう少し多めに計算することになるでしょう。
私素人なりの個人的な予想ですが25年あたりではないでしょうか。
あとは不動産価格次第ということになります。
パリの不動産はかなり特異な市場で中古になってもあまり不動産価値が下がるということはいまのところ起こっていません。日本では築40年の物件は半額以下くらいになることもめずらしくないのではないでしょうか。一方パリの建築物は100年を超えるものもめずらしくありませんが、年月による不動産価値の下落というものは不動産売買において重要な項目になっていないような気がします。
よく聞く話がここ30年の間に購入したアパートの価値が3倍になったということをよく聞きます。
それほどパリの不動産価格は過去上がり続けている状況のようです。
ただ今後のことは誰にもわかりません。
このまま過去のように上がり続ければ、25年後、不動産価格が購入価格の2倍になっていれば280,000€の価値になるということになります。

2015年3月1日日曜日

Salon Agriculture パリの農業見本市







今週末を利用して先週からパリ15区のPorte de versaillesで開催されていますSalon Agriculture(パリ農業見本市)に行ってきました。
以前にも行ったことがあるのですがかなり年月が経っていてどんなものだったか記憶が曖昧でしたが、今回久しぶりに行ってみてあまりの人の多さにびっくり、そして人酔いしました。
最近はEチケットで簡単に入場できるようになり便利になったものです。
入場入り口にはダフ屋がわんさかいました。
さて、このSalon Agricultureは大きく6つのパビリオンに分かれていて規模としましては他のサロン(見本市)に比べ圧倒的な大きさなのではないかと思います。

大抵は数個の見本市がこのPorte de Versaillesの会場でそれぞれ別のパビリオンを借りて催し物を行っているのですが、この農業見本市に関しては農業大国フランスの力のいれようを感じ取ることができます。全てのパビリオンがこの農業見本市のために貸し切られている状況です。

中に入りますと農業に関する道具、施設、小物などの販売を行っています。このあたりはまだ余裕がありすんなりと歩くことができるのですが、試食ができる食品エリア、レストランエリアはもう人、人、人と人で溢れ帰っています。歩くこともずるずると車の渋滞のような状況でしてもう試食どころかなにが催されているのかも見えない状況でした。
主に、チーズ、ソーセージ、チョコレートやお菓子がほとんどで相変わらずお腹にどんとくる重いフランスの食べ物ばかりが並んでいます。


私はもう少し野菜やフルーツ系のお店がでているのかと思っていましたがそんなものはほぼ見当たらなかったですね。



最近の流行りつつあるエコ、グリーン都市の催しものが増えて来たかなという感じでした。

この写真のように藁を使った椅子などおもしろいですね。座り心地もなかなかよく、虫の問題や飛び散る藁のことさえなければ室内インテリアにもいいと思うのですけどね。

あとは牛、鶏、うさぎ、羊、ヤギなど家畜用の動物が勢揃いしていますので小さな子供達でにぎわっていました。フランスはちょうど2週間のバカンスで学校が休みなのもあり、家族連れで溢れかえっていました。


結局半日近くいましたが、 もうちょっと販売目的な印象を減らして違う項目の農業店を増やしてほしいものです。
おそらく初めてフランスに日本から来られる人にはチーズやソーセージなどおおっと感動するのでしょうけど、同じようなお店ばかり場所を変えて設置されていたらあきてくるものです。もっといろいろな品種のものがみれれば一層興味深い見本市になれるような気がします。