2016年6月30日木曜日

2016年6月の運用成績

7月にはいりました。


今月はイギリスのEU離脱国民投票が行われたことが大きなイベントでしたね。


結果は大方の予想を覆すこととなり、数日間は世界株式市場も不安感から下落しましたが、意外にも市場はすぐに値を戻してきています。


この期間暴落を期待していましたが、思ったほど下落せず、結局なにも追加購入することなく終えてしまいました。


まあ、まだ今年は大きなイベントが他にもあるので、あせらずにそのときまで待つことにします。


しかし、為替のほうはしっかりと円高に動いていて、円資産をもっている人には外貨を安く仕込むいい機会が訪れたのではないでしょうか。


ユーロ/円も114円(6月30日時点)とユーロを購入希望の人にとっては割安な領域にはいってきたと思われます。

ちょっと前まで130円あたりだったことを考えるとかなり大きく動いています。



さて、6月も終わりましたので恒例の運用成績をみてみたいと思います。


いつものようにまず受け取った配当銘柄をみてみます。

アメリカ株式から、

CVX(現配当利回り:4、08%)(自己取得時からの配当利回り:4、47%)

IFGL (現配当利回り:2、99%)(自己取得時からの配当利回り:3、57%)

VTI (現配当利回り:1、9%)(自己取得時からの配当利回り:2、7%)

(特殊)
TOTAL GABON(現配当利回り:1、9%)(自己取得時からの配当利回り:0、6%)


続いてフランス株式から、

INFOTEL (現配当利回り:2、99%)(自己取得時からの配当利回り:3、44%)

BOIRON (現配当利回り:2、1%)(自己取得時からの配当利回り:1、98%)

ORANGE (現配当利回り:4、1%)(自己取得時からの配当利回り:6、51%)

INGENICO (現配当利回り:1、24%)(自己取得時からの配当利回り:2、12%)



続いて含み損益についてです。

フランス株式口座の成績は、2014年末比でマイナス1、4%になりました。
先月比からマイナス0、1%の下落。

イギリスの国民投票結果直後は激しく上下していましたが、最終的に先月とあまりかわりなく終わりました。


アメリカ株式口座の成績は、2014年末比でプラス21%になりました。先月比でなんと7、2%アップです。


アメリカ株式市場はイギリスの結果に対してあまり影響を受けず、逆にFRBの利上げが遠のいたことにより株価は上昇しています。

さらにユーロ/ドルでユーロがドルに対して大きく安くなったため、ドル資産であるアメリカ株式市場の含み益が増えた結果今月は先月比で大きく資産が上昇した結果になりました。

両方の口座合わせ、2014年末比プラス13%で先月に比べて4%も資産が増加したのはうれしいです。

ただ、個人的にはもっと株式市場が暴落してくれたほうが、安く仕込むチャンスだったので残念です。


また次回の暴落まで忍耐強く取引を控えたいと思います。



パリの交通機関の値上げ

世界の景気が悪くて、サラリーマンの給料があがらない年が続くことはありますが、交通機関の値上げがない年はないでしょう。


この8月1日から、つまりフランス人の多くの人がバカンスにはいって長い休暇を満喫している間に、メトロの切符とNavigo(ナビゴ)の料金が値上げされます。


メトロの切符は従来の1、8€から1、9€となり、Navigoは70€から73€とそれぞれ5、5%、4、2%の値上げとなります。


 ちなみにこの2つの間をとって5%の値上げを給料に例えてみると手取り10万円の人は5千円、手取り20万円の人は1万円、そして手取り30万円の人にとっては1万5千円ほど毎月多くもらえることになります。


もちろん、この計算は対比している金額が大きく異なるのであまり参考にならないですが、手取りが少ない人にとってはこの数値はかなりシビアになってきます。


これは手取り1000€の人にとって、メトロのチケット1€の値上げは給料の1%に相当しますが、手取り3000€の人にとっては1€はたかだか0、3%にしかならないからです。


最初にも書いたように、値上げは8月というバカンス中なので、あまり人々の関心はありませんが、バカンス明けの新学期がはじまる9月にその他の費用と重なり、ことの重大さに気づき、不満が職場に蔓延するようになります。


パリ市内に住んでいる人には自転車での移動がエコであり、運動不足解消、さらにはストライキの心配をしなくてもいいといいことだらけなので、自転車の利用が一番かもしれません。



2016年6月29日水曜日

パリの水と価格

パリと同時に思い浮かべるのが『セーヌ川』。

現実のセーヌ川はみんなのロマンチックな想像とはほど遠い茶色に濁った濁流状態。

なのでおすすめはやっぱり夜のライトアップされた時間帯がいいと思います。


よくパリの水道水はそのまま飲んでも大丈夫なのかという質問をみかけます。


この回答をするのはパリ市水道局からですが、パリ市水道局が言うには『世界で最高峰にきれいな水』であると唄っています。


その真実はほんとかどうかわかりませんが、いままでの生活でお腹をくだしたという経験は私はまだありませんので、わりと安心して水道水を飲むことができます。


ただ、パリ市水道局が唄う『世界最高峰の水』というのは水道局で処理されたばかりの水の状態のことであり、実際はそこから築年数の経った古い水道管をめぐって自宅まで届くので最終的にでてくる水は世界最高峰とは全く思いません。


水道管が古い(つまりアパートなどの建物が古いと配管が古い可能性がある)とそこに重金属やさびなどが溶け込み健康にいい水とはいいにくくなります。


もちろん、100年以上も水道管を交換していないことはないと思いますが、管轄しているSyndicat(管理会社)のメンテナンスに対する姿勢次第でかなり結果は異なると思います。


このような推測から私はミネラルウォーターを飲料水用に購入しています。たまに飲料水が切れたときにつなぎで水道水を飲むことはありますが、やはり味はおいしいとは思えないです。


パリとパリ近郊では主に4つの水源があり、その地区によって引かれている水源が異なります。ですから、味も処理のレベルも異なるので水質もかなり異なってきます。

4つの水源は、

1、Eau de la Marne (Nuilly-sur-Marne工場から)
こちらは主にパリ北からパリ東よりの地区に供給されています。

2、 Eau de l'Oise(Mery-sur-Oise工場から)
こちらは主にパリ郊外北西部に供給されています。

3、Eau de la Seine(Choisy-le-Roi工場から)
こちらは主にパリ南、南郊外に供給されています。

4、Eau de la nappe du Champigny(Arvigny工場から)
こちらは主にパリ郊外南東部に供給されています。



エネルギー表示は以下






そしてパリの水の価格は3、33ユーロ/m3となっています。
あまりピンとこないので、日常生活の中で例えてみましょう。

●トイレの水を1回流したとき

→ 0、04€(4サンチーム)


●食器洗濯機を1回使用したとき

→ 0、10€(10サンチーム)


●シャワーを1回浴びたとき

→ 0、30€(30サンチーム)


●洗濯機を1回使用したとき

→ 0、40€(40サンチーム)


●お風呂に1回はいったとき

→ 0、50€(50サンチーム)

とこのようになるようです。

フランスはほとんどが家賃に水道代が含まれているのでなおさら水道料金がぴんとこないですが、含まれているから無制限に使おうというのではなく、環境のためにも節水をこころがけしたいですね。










2、

2016年6月28日火曜日

第3次世界大戦

今日のヤフーニュースにとても心配な記事がありました。


先日、イギリスがEUを離脱する国民投票結果となりましたが、その影響のどさくさに紛れての挑発行為と思われます。


私も含め主な先進国の現役世代は戦争(ここでは武器を使用した軍事戦争)というものを知らない人が多いはずです。


戦争というものがまるで過去のものだったと思えるくらいに私たちの周りは豊かで安定しています。

しかし、過去の大きな2度の世界大戦をみてみると、戦争の始まりは、ささいなきっかけから起こっていることに気がつきます。

そしていつの時代も世界的に景気がよくない時期におこっています。

金融危機などは戦争に比べればたいていの人にとっては危機的なことではないと思いますが、戦争が起こって命を失えば全てがおしまいです。

今、一番注意しなければいけないことは戦争を起こさないこと。


世界をみわたすと、可能性となりうる火種はあちこちに存在しています。
ロシア、中東、中国、北朝鮮などは現在進行形ですからね。


自分の考える中国(人種差別的なものではなく、国として)が危険な理由は、経済の急激な急成長のあとの急低下による内政の不安定。

これはよく言われていますが、中国が中国共産党という一党独裁体制であり、国民には結党の自由がないいわば『独裁』国家です。


しかし、ここ最近の経済急低下(実際はリセッションしているともいわれる)によって中国国民の不満が政府に向くのを恐れているので、それを国外に目を向けさせようとしているのではと思われます。


鉄鋼の大量ストックも戦争を行うことで在庫が減るメリットもあり、2014年後半からの石油価格の暴落で石油のストックもしていたという話もでていました。


そして今回のイギリスがユーロを離脱したことにより、中国とユーロ圏の貿易も鈍化すると思いますので、中国としてはおとなしくしている時間がないのでしょう。


なぜ、時間がないかというと中国にはクレジット(信用)を利用した膨大な債務が残っていて、自転車操業のように常に前進しなければいけないからです。


これらのことは裏を返せば、中国がかなり行き詰まっていてやけくそ状態になりかけているのではないかと思います。


日本側の対応としてはあくまでも挑発に乗らず、忍耐強く時間が経つのを待ちながら世界の他の国々を味方につけるのが一番だと思います。


ここまではあくまで個人的な予想ですが、世界の現状はかなり危険な状況にあることには変らないはずです。


このようなことをふまえると、もうしばらくゴールドが上昇するように考えています。

と同時に保存食、生活必需品は最低限ストックしておくようにします。

各自が周到に準備していれば、パニック(人災)を回避できると思っているためです。

常に最悪の状況に対応できるように、自分でできる範囲のことはやっておくといいと思います。


でも、できれば戦争など起こらないことがなによりです。






2016年6月23日木曜日

パリで電気スクーターの貸し出しが始まった


PHOTO: 20miniutes.fr

以前にブログの記事でとりあげましたが、今週の火曜日からパリ市内で電気スクーターの貸し出しが開始されました。


このサービスはVelib(ベリブ)という貸し自転車、Autolib(オートリブ)貸し自動車の後継にあたるサービスでCityscoot(シティースクート)という名前のサービスになりました。


2015年から約1年かけてテスト走行を行った結果、満を持しての登場ということになります。


気になるサービスの利用のしかたですが、まずこのスクーターには鍵もカードも停留所もない新しいシステムの利用方法となります。

このサービスを利用するために必要なものは『スマートフォン』


アプリから利用できるバイクを見つけて、予約すると、4桁のコードを受け取ります。

そして、バイクを見つけてコードを入力すると利用可能という仕組みになっています。
ヘルメットはサドルの下に入っています。


次に利用できる時間ですが、まだ24時間利用可能というわけではなく、 午前7時から午後23時までのみとなっています。


そして現段階で利用できる範囲は限られていて、『Zone cityscoot(ゾーン シティスクート)』と呼ばれる範囲で利用可能となっています。

以下がZone cityscootです。


この範囲でバイク用の駐車場であれば、どこにでも置いて立ち去れるというメリットがあります。

これはVelibやAutolibのデメリットである駐車場所に空きがなくてパニックになるということからの大きな進歩だと思います。


あとは気になる利用料金ですが、システムは簡単で『乗った時間のみ』となっています。

乗り始め最初から0、28€/分で計算されます。

例えば、10分乗った場合は2、8€になります。


お得なパックも存在し、Cityriderと呼ばれる前払いシステムにより、2つのパックを選ぶことができます。

Cityrider100:25ユーロ/100分 (1分あたり0、25ユーロ)
Cityrider500:100ユーロ/500分 (1分あたり0、2ユーロ)



最後にバイクの利用できる条件です。

ー18歳以上
ー1988年1月1日までの誕生日の人は免許は必要ありません。
ー1988年1月1日からの誕生日の人はヨーロッパ規格の運転免許証が必要。


現在はまだ150台しか数がないようですが、今後1000台まで数を増やしていくようです。

ただ、利用時にはくれぐれも事故のないように気をつけましょう。



2016年6月22日水曜日

イギリスの国民投票

明日、いよいよイギリスがユーロを脱退するかどうかの国民投票があります。

世界中が注目する明日の国民投票ですが、明日の結果発表までどちらに転んでもおかしくないほどユーロ残留派、離脱派とも拮抗した状態です。


個人的な予想はイギリスは離脱しないと思っています。


はっきりした理由はないのですが、なんとなく昨年のギリシャのユーロ脱退かどうかに似たような雰囲気を感じていて、なんだかんだ言って結局ユーロに残った後、イギリスの立場を決めるために再度交渉などするのではないかと読んでいます。


というわけで手持ちの円現金を先日ユーロに小額ほど両替(換金所の為替レートは119円/ユーロ)してきました。

ちなみに換金所はいつもお世話になっている『Merson


ちょっと前まで1ユーロ=125〜130円あたりだったことを考えると 5〜8%ほど円高に振れているのでまあ妥当かなと。

あと以前の記事(ユーロ/円相場 (日銀の金融政策決定会合後)の感想)にも書いたように、自分の考えるユーロ/円相場域にあることも関係しています。

そして、もしイギリスがユーロ圏に残留した場合は、ユーロは円に対してだけでなく、ドルに対しても上昇すると思われます。
ユーロ/円だと123円くらいかなと予想。

株も上昇すると思います。


逆に、もしイギリスがユーロを脱退するようなことになれば、為替はユーロ/円が110〜115円くらいになると思います。110円あたりに下がれば、さらに手持ちの円をユーロに交換する予定でいます。

そして、世界同時株安(10〜20%くらい最悪下落するかもしれません)になると思いますが、そのときはゴールドがさらに値を上げてくれればいいなと期待しています。

とりあえず、手持ちの株はホールドして明日に挑みます。

この国民投票のあと26日にはスペインの総選挙も行われるのでヨーロッパはイベントづくしです。


2016年6月20日月曜日

Chevron(シェブロン)からの配当金

先日Chevron(シェブロン)より配当金を受け取りました。

シェブロンは『スーパーメジャー』と呼ばれる世界6大石油会社のひとつになります。


川上部門と呼ばれる石油やガスの探鉱、生産、輸送、精製、販売、そして川下部門と呼ばれる化学薬品の製造販売、発電事業を行っています。

代替エネルギー分野では、燃料電池、太陽光発電、二次電池、バイオ燃料、水素燃料、地熱発電などへの投資も行っているようです。


2014年からの石油価格暴落により売り上げは赤字になっているようですが、長年の意地で連続配当は行っています。

ただ、今後の石油の需要は代替エネルギーの影響で徐々に減っていくと思われるので、そのビジネスの転換をどう行っていくのかが今後の課題になっていくような気がします。

環境保護、自然エネルギーのブームなどによりかなり逆風にさらされているビジネスだと思います。


ここ一年の株価のチャートの見てみます。




昨年夏の底値ピークから少しずつ盛り返してきています。電気自動車がでてきていますが、まだまだ設備が整っていないのと、地方や田舎、さらには発展途上国ではまだ石油を使った車が主流だと思うので、しばらくは様子見です。

特に買い増しする予定もいまのところはなく、ホールドポジションでいます。



一株あたりの配当は1、07ドル(少数点以下の数字が細かい)で昨年からの増配率はまったくありません。しかし、赤字のなかでも配当金をだすことを維持しているのはさすが大手石油会社ですね。

今後は中東の石油生産量などが大きく石油価格に影響を与えるので、注意が必要ですね。


現在の株価からの配当利回りは4、15%です。高配当ですが、やはり今後の成長に不安があるので、さきほども書いたように、今後の買い増しは行わないと思います。

2016年6月5日日曜日

雨が降るなら運動でもしよう!



ほんとに雨多いです。 

今朝も小雨。

5月は雨で終わりました。

今月6月にはいっても雨。

まわりの住民、通りすがるフランス人も雨の影響、ストライキでストレスが溜まっているのか攻撃的です。 

南の太陽の多い、暖かい地域の人はのんびりした性格が多いというのは、まさに天気が人間の性格を変える要素であると言えます。

雨が降る続けた最初の頃は、まあ天気も悪いし、家でネット検索をして過ごしてきたのですが、こうも雨ばかりだといい加減、目も疲れてくるし、長時間同じ姿勢で座っているので体がかちこちになってきています。

ということで、雨が降ってもできる運動、またはスポーツを探してみました。

フランスは日本と違って、インナースポーツの施設が圧倒的に少ないです。
スポーツ施設があっても、週末はなぜか『閉まっています』。


この理由はあくまで個人的な考えですが、
フランス人の感覚だと、週末に汗かいて、スポーツするなんて『ロマンチックじゃない!』、『寝坊して、ブランチ(朝食と昼飯を一緒にとること)して映画みて、友達とカフェするのが一番!』という声が聞こえてきそうです。

でも、体を動かしたい人もいます。


最近パリ、パリ近郊で流行っているものはボルダリング。

フランスでESCALADE(エスカラード)と呼ばれるこの室内スポーツは全身運動になり、筋肉の付き方がきれいなので、男女共に人気になっています。

ロープ付き(escalade a cordes)とロープなし(escalade de bloc)のものがあり、ロープ付きは高さ10mくらいの壁を登っていきます。ロープなしは最大の高さが4〜5mで床全体にマットがひいてありそのまま飛び降りることができます。


escalade de bloc PHOTO:as-ostheo.com


escalade a cordes PHOTO:grimper.com


たいていのボルタリング施設はレストランも併設していて、食事もとれるようになっています。子供の誕生日会などの催しもの会場としても貸し出ししているようです。

そしてなぜかビールも販売していて、軽いパブのようになっているのは不思議ですね。
その他、Saunaサウナ(乾燥温室)、Hammamハマム(湿気温室) 、さらに各種ジムトレーニング室、ヨガ室など併設しているところが多いです。



一般に料金にはどのサービスにも自由にアクセスすることができます。専用のトレーナーの指導のもと行う場合のみ追加で料金を払うようです。

料金の目安は年間登録で200(学割)〜400€なので、月割りすると35€前後とそこまで高くないです。

営業日、時間も毎日朝から22時くらいまで開いているの利用しやすいのもいいですね。


さらに準備する持ち物はボルタリング用の靴のみ購入(30〜120€)するだけで服装は自由なので初期費用がかからないところも助かります。


Au vieux campeurというインドア/アウトドア専門のお店がパリ5区ソルボンヌの近くに30店舗ほどあります。このお店は各エキスパートがお店の担当をしているので、正確なアドバイスをしてくれて、値段も相場なのでとてもおすすめです。

ボルタリング用の靴は上級向けになるほど靴が反り返っているようです。
TECHNO X 
初心者向け Causson Easy-up

 KINTARO

OCTAN VCR


ボルタリングできる場所を探す場合はこちらのサイトが便利です。これらの施設はパリ郊外のところが多いですが、パリ市内にもパリ市などが提供する施設もあります。こちら

2016年6月3日金曜日

パリが大洪水に


Photo:Reuters

フランスでは雨が降り続ける状況がかなり続いています。

パリではセーヌ川がいまにも溢れそうな状況で、セーヌ沿いの道路は完全に水没してもはや道路の面影は見当たりません。

Photo:Reuters

Photo:Reuters

Photo: Reuters

この影響でセーヌ川沿いを通る高速地下鉄線RER C線は来週水曜日まで運行を休止しています。
公共交通機関もかなり乱れているようで数カ所のメトロが閉鎖されています。


今回の大雨の影響はかなり深刻でパリ周辺の低地の住宅はほとんどが浸水 もしくは冠水していて救助隊によるゴムボートでの住民救助作業も行われています。

自動車の中で泳いでいた鯉をつかまえた人(Leparissien.fr)

パリ郊外の被害(Leparissien.fr)

幸運にも昨日と今日は雨が降っていないので、この間にある程度避難したり、応急処置が行えると思いますが、まだまだ本格的な天気の回復はやってこなさそうなので、しばらくは注意が必要とされています。


2016年6月2日木曜日

2016年5月の運用成績

6月にはいりました。
フランスは日本の梅雨のように5月半ば以降ずーっと雨が降り続けています。
太陽が恋しいです。

今月はフランスの多くの企業が年に1回の配当金をだす月なので、私のフランス株式口座も楽しみの月となりました。

さて、5月も終わりましたので恒例の運用成績をみてみたいと思います。


いつものようにまず受け取った配当銘柄をみてみます。

アメリカ株式から、
AT&T(現配当利回り:4、95%)(自己取得時からの配当利回り:5、8%)

ACTIVISION BLIZZARD (現配当利回り:0、68%)(自己取得時からの配当利回り:1、6%)

COLGATE-PALMOLIVE (現配当利回り:2、19%)(自己取得時からの配当利回り:2、6%)

P&G (現配当利回り:3、28%)(自己取得時からの配当利回り:4%)

フランス株式から、
VEOLIA (現配当利回り:3、59%)(自己取得時からの配当利回り:5、6%)

AXA (現配当利回り:4、93%)(自己取得時からの配当利回り:6、3%)

MICHELIN (現配当利回り:3、04%)(自己取得時からの配当利回り:3、9%)

TECHNICOLOR (現配当利回り:0、93%)(自己取得時からの配当利回り:1、1%)


続いて含み損益についてです。

フランス株式口座の成績は、2014年末比でマイナス1、3%になりました。
先月比からマイナス1、2%の下落。

今月はレバレッジ付きベアETFの下げの影響(フランス株式市場は上昇)で少しマイナスの結果となってしまいましたが、今月はイギリスのEUを脱退するかどうかの国民投票が控えており、不安材料でフランス株式市場は一時下落すると予想していますので、あまり気にしていません。


アメリカ株式口座の成績は、2014年末比でプラス13、8%になりました。先月比で0、2%アップです。

両方の口座合わせ、2014年末比プラス8、9%で先月とかわりはありませんでした。
先月と変わりはなかったということは今月受け取った配当金を除くとマイナスだったということですね。

今月6月は下落する可能性が高いので覚悟を決めて挑みます。
いまのところ手放す銘柄はないので、売却してそのままにしてある現金で下落時には買い増しを行う予定です。

 

2016年6月1日水曜日

Procter&Gamble(プロテクター&ギャンブル)より配当金

先日Procter&Gambleより配当金を受け取りました。

この会社は日常的にお世話になっている人が多い商品を販売していて、一度はその会社名を見たり、聞いたりしたことがあると思います。

プロテクター&ギャンブルと聞くとぱっとしないのですが、通称『ピーアンドジー』と日本では呼ばれています。

ぱっと商品を見てみると、洗剤のアリエール、台所洗剤のJOY(ジョイ)、消臭材のファブリーズ、紙おむつのパンパース、ヘアケアのパンテーン、化粧品のSK-II、ひげ剃りのジレット、電気はブラシのオーラルBと本当によく知れた商品ばかりです。

このように日常生活品は私の好きなディフェンシブ銘柄なのと、長期に渡って連続増配を行っている会社でもあります。


ただ、近年は売上高の現状が目立っていて、あのウォーレンバフェットも最近一部を売却したそうです。

Yahooファイナンスより

年初めに例外なく10%ちょっと下落しましたが、ちょうどそのときに新規購入した銘柄です。

高い配当利回りと連続増配の実績があるのが購入した理由です。

一株あたりの配当は0,6695ドル(少数点以下の数字が細かい)で昨年からの増配率はなんとたったの1%しか増えていません。

現在の株価からの配当利回りは3、29%ですで悪くないのですが、気になるのがやはり増配率ですね。

今後の買い増しは少し考えさせられます。