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PHOTO: 20miniutes.fr |
以前にブログの記事でとりあげましたが、今週の火曜日からパリ市内で電気スクーターの貸し出しが開始されました。
このサービスはVelib(ベリブ)という貸し自転車、Autolib(オートリブ)貸し自動車の後継にあたるサービスでCityscoot(シティースクート)という名前のサービスになりました。
2015年から約1年かけてテスト走行を行った結果、満を持しての登場ということになります。
気になるサービスの利用のしかたですが、まずこのスクーターには鍵もカードも停留所もない新しいシステムの利用方法となります。
このサービスを利用するために必要なものは『スマートフォン』
アプリから利用できるバイクを見つけて、予約すると、4桁のコードを受け取ります。
そして、バイクを見つけてコードを入力すると利用可能という仕組みになっています。
ヘルメットはサドルの下に入っています。
次に利用できる時間ですが、まだ24時間利用可能というわけではなく、 午前7時から午後23時までのみとなっています。
そして現段階で利用できる範囲は限られていて、『Zone cityscoot(ゾーン シティスクート)』と呼ばれる範囲で利用可能となっています。
以下がZone cityscootです。
この範囲でバイク用の駐車場であれば、どこにでも置いて立ち去れるというメリットがあります。
これはVelibやAutolibのデメリットである駐車場所に空きがなくてパニックになるということからの大きな進歩だと思います。
あとは気になる利用料金ですが、システムは簡単で『乗った時間のみ』となっています。
乗り始め最初から0、28€/分で計算されます。
例えば、10分乗った場合は2、8€になります。
お得なパックも存在し、Cityriderと呼ばれる前払いシステムにより、2つのパックを選ぶことができます。
Cityrider100:25ユーロ/100分 (1分あたり0、25ユーロ)
Cityrider500:100ユーロ/500分 (1分あたり0、2ユーロ)
最後にバイクの利用できる条件です。
ー18歳以上
ー1988年1月1日までの誕生日の人は免許は必要ありません。
ー1988年1月1日からの誕生日の人はヨーロッパ規格の運転免許証が必要。
現在はまだ150台しか数がないようですが、今後1000台まで数を増やしていくようです。
ただ、利用時にはくれぐれも事故のないように気をつけましょう。
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