2021年2月27日土曜日

2021年 2月4週パフォーマンス

 

2月第4週時点の運用成績 

先週比:-0,2%

年初来比:+1,9%

S&P500 ($3811) 年初来比 ($3800):+0,2%  

 

ついに今週はS&P500インデックスを越すことができました。まあ、たかだか1,5%しか差がないのであっという間に戻りそうですが。

ただ現在は自分の投機癖をいかに抑えこんで取り組むかに集中できているおかげです。


今週の相場は久しぶりに荒れました。週初めから米債10年利回りの上昇をきっかけにしてアメリカ株式は特にハイテク企業が集まるナスダックが激しい上下を展開しました。

 

週前半はセクターローテション、つまり今までハイテク企業へ資金が集まり株価の大幅な上昇を伴って来たのが金利の上昇で魅力が弱くなり(割高とみなすようになった)、低成長だが、歴史のある安定した企業(さらに特にコロナ後を見越して消費、素材関連)に資金が移って来ている様子でした。

 

しかし週最終日の金曜日は多くの低成長、安定した企業からの資金引き上げも垣間見れる感じで、投資家が株式市場への警戒感を高めているようす。

 

目下、今注目されているのは金利の動向で、これはアメリカだけでなく、ヨーロッパ諸国の金利もじわじわと上がり始めています。

S&P500 インデックスの現在の配当利回りが約1,4%で先日に米債10年利回りが一時1,6%をつけたので、リスクの少ない債権に投資家が資金を非難させているとのこと。

 

金利が上がると借金をしている企業は返済により多くの資金が必要になるので、利益率が下がります。ですから自分の場合はなるべく債務が少なく、不況耐性のありそうな優良企業に資金を回すようにしています。

もちろん、キャッシュ比率は相変わらず高めで現在60%ほどです。

来週はみんなが警戒し始めているので注目の週になりそうですが、個人的には意外に大きな下げはなくヨコヨコなんじゃないかなと思っています。

ただ、いろんな場合を想定して臨機応変に対応できるようにこの週末にイメージトレーニングを少ししようと思ってます。

 

 

2021年2月21日日曜日

2021年 2月3週パフォーマンス

 

2月第3週時点の運用成績 

先週比:+0,2%

年初来比:+2,1%

S&P500 ($3906) 年初来比 ($3800):+2,7% 


今週はS&P500インデックスに少し近づけました。

大型はヨコヨコの展開が今週続いていましたが、新興株、高成長株は日によってボラリティーの大きい状況が続いています。どこかでちらっと読んだのですが、株式相場のサイクルにおいて、上昇期が終わる最後の状況でこのような新興、高成長株のボラリティーの大きな上げ下げが見られるらしいです。

欲を出して、こういうボラリティーの高い銘柄に手を出すとやられるときは大きく損をします。

資金管理が本当に大事になるので、必要な資金をかけて行わないよう心がけるようにしています。

 

私は今の株式市場を警戒しながらも大きく下落する可能性の少ない、でもまだ上昇余地がありそうな銘柄に分散して投資をしています。キャッシュ比率は過去最高に近い7割あたりになっています。

長期で成長する銘柄に寄せているつもりですが、実際には今の状況で長期間保有するというよりも安くなったら買って、数日で上昇したら売ってとちょこちょこと利確を重ねています。

 

長期で成長する銘柄への投資は株価が数日で下がったとしても精神的にあたふたすることが少なくなるので、冷静に判断を下せると思っています。

 

今はバブルで多くの経験を持った投資家がキャッシュ比率をすごく高めています。こういう状況だと以前にも書きましたが、大きな暴落や調整はすぐにこない気がするのですけどね。

 

いつになっても暴落しなくなってみんなが手持ちのキャッシュを乗り遅れまいと使い始めたら起こりそうですけど。そのあたりの見極めというか感覚は大事にしたいです。

 

もう来週で2月も終わりますが、少しでもS&P500インデックスに近づけれるようにしたいですね。

 

2021年2月13日土曜日

2021年 2月2週パフォーマンス

 2月第2週時点の運用成績

 

先週比:+0,3%

年初来比:+1,9%

S&P500 ( $3934) 年初来比 ( $3800):+3,5%


自分の運用資産は微量に増えてますが、S&P500インデックスの大きな伸びと比べると週を追うごとにその差が大きく離されていってます。

素直にインデックス買っておくのが一番なんですけど、どうしても自分を試したくなるのでもう仕方ないです。そういう運命と割り切って気が済む(大きく資産を減らす...)までやるでしょう。

 

今週を振り返ると、先週と同じような雰囲気でペニーストックと言われる株価が1ドル未満の企業にお金が回っていて株価が大きく上昇している銘柄がちらほら見えます。

 

大型 IT企業もなんだかんだで上昇しているのでここ毎週インデックスは過去最高値を更新していってます。

 

 自分の経験からインデックスが下げるとそれ以上に自分のポートフォリオの銘柄の株価が下げるというのも何度も見てきました。とりあえず、市場に居続けているのでなんとか資本主義の恩恵を少しだけ受けてますが。

 

 

ビットコインもいよいよ公式に世界の大手銀行が取引を扱い始め、つい先日はクレジットカード会社のマスターカードも新しく暗号通貨を使ったサービスを行うことを発表しています。

今年に入って怒涛の勢いで価格をあげているビットコイン率いる暗号通貨ですが、ここからさらに上がるのか興味深いところです。

 

キャッシュポジションは75%になり、少し主力銘柄を少しづつ買い増ししています。先日に購入したFEDEXの株価が上がったので、今は無理せず利確しました。

期待はまだ持てるのですが、今の相場環境であまり長期で保有したくないという理由です。

 

2021年2月8日月曜日

ビットコイン急上昇

ビットコインが今日大きく上昇しています。

 

気がつけばすでに1ビットコインは36,600€ 。

 

数年前のビットコインブームの時にが12,000€で世間は大騒ぎしてましたが、その後急落して4分の1まで下がりました。この頃に大きく損をしてもう2度とビットコインなんてやるものかと去っていった人が多くいました。


それからひっそりと上昇を始めていて、気がつけばあの頃の3倍になっています。

 

今日の原因はどうやら電気自動車のテスラがビットコインを大量に購入したという報道の後に急上昇しています。

 

これからだんだんと暗号通貨が日常で支払いの1つの手段として迎えられるのでしょうか。

2021年2月7日日曜日

2021年 2月1週パフォーマンス

2月第1週時点の運用成績 

先週比:+1,0%

年初来比:+1,6%

今回からS&P500指数年初 ($3800)も入れて比較して見ます。

S&P500 ($3886) 年初来比:+2,1%


1月最後の1週間に比べて今週はかなりおとなしい相場でした。傾向としては緩やかに上昇していて個人的に予想していた荒れるような相場は見られませんでした。

 

その恩恵もあって自分の資産も先週分を取り戻すことができましたが、やはり目標であるインデックスS&P500には 負けています。

 

キャッシュ比率は8割まであり、残りの2割のほとんどが医療分野で守りのポートフォリオです。

ちなみに先週に少しだけ運送大手のFEDEXを試し買いしました。ライバルのUPSが先日に好決算を発表していて少し期待できるかな(ここ数週間株価は下落し続けていたのもあり)ということですが。

巷では約9割の投資家がこのバブル相場を警戒しているみたいですが、そういうみんなが警戒しているときは意外に暴落みたいなものが来ないんですよね。

 

小さな調整下落はあるかもしれませんが、若い世代が投資に積極的に加わってきていることや、フランスで定期口座に入っている額が過去最高であることを考慮するとまだまだ現金を持って株を買い上げる余力はありそうです。

 

世界を見れば、遅れていたワクチン摂取がだんだんと進みはじめてきているようでこれからはレストラン、航空関係、娯楽、リゾートなどの銘柄がもしかしたら買いはじめられるかもしれません。

 

2021年2月5日金曜日

2021年1月 フランスの不動産価格推移

先週に2021年度1月のフランスの不動産推移結果が表示されていました。


昨年は春にコロナによる全土ロックダウンにより一切の不動産取引が中断されたせいで歴史的なマイナス(前年度同期比の取引件数)を記録しましたがその後、ロックダウン解除後は昨年比同等以上の取引が行われて、最終的には昨年は不動産業界は活気づいた結果になりました。


今年にはいり、早くも1ヶ月が経ちその不動産市場の動向はというと地域によって異なる傾向をみせているようです。


パリ、リヨンの2大都市は不動産価格の下落が見られていますが、他の地域は逆に上昇しています。


おそらくコロナによる影響で大都市で働いていた人がテレワークに移行し始めてより広い居住面積や自然に近いところに引っ越ししているのが考えられます。パリやリリヨンで賃貸としての収入を目的に投資した人も現在は入居希望者が激減している可能性もあり、次の投資目的購入者が購入をためらっているということも考えられます。


パリとリヨンは飲食などサービス業、観光業、文化業とわりと最低賃金で働くひとが多いのでその人達がとりあえず家賃の支払いを抑えるために地方に移っていることも可能性としてあるのではないでしょうか。


フランス各都市の不動産価格バロメーター 2021年1月末

パリ:10,350€/m2 (-0,5%)

リヨン: 4,954€/m2 (-0,3%)

ボルドー: 4,613€/m2 (+0,2%)

ニース: 4,438€/m2 (0%)

レンヌ: 3,779€/m2 (0%)

ナント: 3,736€/m2 (+0,6%)

トゥールーズ: 3,439€/m2 (+0,1%)

リール: 3,284€/m2 (+0,6%)

ストラスブール: 3,197€/m2 (+0,8%)

マルセイユ: 3,160€/m2 (+0,3%)

モンペリエ: 3,154€/m2 (-0,3%)