2021年12月18日土曜日

2021年 12月3週パフォーマンス

 


12月第3週時点の運用成績 

 

先週比:-0,4%(追加資金控除),    -0,3%(追加資金込み)

年初来比:+4,0%(追加資金控除)  +4,0%(追加資金込み)

S&P500 ($4620) 年初来比 ($3800):+21,5%

 

もう、自分の運用成績は銀行預金に毛が生えた程度のものにまで下がってしまいました。

 

今週もボラリティーが高く上げ下げの激しい1週間でした。

FOMCがコンセンサス通りに通過し、不明瞭なものがなくなったので翌日には大きく株価は上昇しましたが、FRBの発言内容がタカ寄りにさらに傾いたために翌日からまた大きく下げて週末まで続きました。

 

自分のポートフォリオも同じように影響を受け浮き沈みが激しく、ごちゃごちゃと触るのは疲れるので、少し考えて今後の投資方針を見直すことにしました。 

株式市場から完全撤退ということも選択肢にあるのですが、その場合、何に投資先を振り分けるかはっきりと今の自分には答えがありません。

不動産投資は人とのやりとりがめんどくさい、 そもそも購入する物件が市場価格に適正かどうかは自分にはわかりませんし、フランスは全ての書類が遅いし適当でそれに時間やストレスをかけたくないというのが避けている理由です。


あとは暗号通貨とかも自分には良くわかりません。遊ぶ程度ならいいけど、それで投資というのがよくわからない。

 

あとは自分で事業を起こすというのは興味が少しありますが、このコロナで色々また事務的なことなど面倒、というかフランスは全ての事務的なこと、書類が進まない。まずちゃんと働ける人が少ないし、仕事よりも楽をしたい人間が多いので、何をするにも日本の10倍近く時間がかかるわけです。

 

というわけで結局自分ですぐに管理できる株に戻ってしまうのです。

なので、株を始めた時のように、自分で考えて、自分で調べて(ビジネスモデル、株価が適正かどうか)中長期で保有しようと思います。

それだとまあ、飽きる部分もあるので、ポートフォリオの最大20%までを短期トレード用に割り当てるかもしれませんが、こうするとルールを破ってしまう自分がいるのが簡単に想像できるのが怖いところです。

 

結局、株で負ける人は自分のルールを守れない人ですからね。

 

来週から本格的に年末最後の取引に入るのですが、今年は2018年の血のクリスマス週間の再来が起きないことを祈っています。

正直コロナショックよりも、2018年の年末の下げが一番きつかったです。約10日弱下げ続けたのは、底なし沼のような気分でした。

 

さて今年はどうなるでしょう

2021年12月11日土曜日

2021年 12月2週パフォーマンス


 

12月第2週時点の運用成績 

 

先週比:+3,2%(追加資金控除),    +3,1%(追加資金込み)

年初来比:+4,4%(追加資金控除)  +4,3%(追加資金込み)

S&P500 ($4712) 年初来比 ($3800):+24%

 

今週の自分のポートフォリオは大きめな+になりましたが、あくまで先週まで売られ続けた反動のまさに『デッドキャットバウンス』です。

かろうじて含み損からの脱出は出来たのですが、インデックスがまたも最高値を更新している中で自分の選ぶ銘柄の弱さが際立っています。

 

 

来週からはポートフォリオの見直しを行い、保有銘柄の入れ替えをしようと思っています。

 

今週のメインイベントである昨夜の米CPIはインフレ率が+6,8%と約40年ぶり?くらいの上昇率だったようです。発表後の市場への影響はすでにだいぶ前もって織り込まれていたせいかさほど影響はありませんでした。

 

ただ、中小型の高成長株はまたもとことん売り込まれる状況に戻っています。

自分のポートフォリオもこの中小型高成長株がほとんどを占めているので、バッチリとその影響を受けています。

 

難しいのは好業績でガイダンスも高成長を掲示しているこれらの銘柄の株価の判断です。

例えば、年30%を今後3〜5年継続できるのであれば、現在の株価は適正で銘柄によっては割安のものも見かけます。

 

あとは、市場が一番嫌う『不確実性』要は本当に会社側が掲示した数字を達成し続けれるかどうか?ということ。 要は約束を守れるか、はたまたただの口約束か。

これを考えるとしばらくハイパーグロース株の大きな巻き返しはすぐには難しいかもしれません。ただ、毎回の今後の決算をしっかり追って行き、成長性に陰りはないかを確認できればまた時間と共に株価は巻き返していくことでしょう。

 

短期でのトレードにはやはり現時点では不利な状況には変わりありませんので、この辺りをすっぱり外して、インフレ、不景気に強いセクター、銘柄をポートフォリオに入れ替えて行きたいと思います。

2021年12月4日土曜日

2021年 12月1週パフォーマンス

 


12月第1週時点の運用成績 

 

先週比:-5,2%(追加資金控除),    -5,1%(追加資金込み)

年初来比:+1,2%(追加資金控除)  +1,2%(追加資金込み)

S&P500 ($4538) 年初来比 ($3800):+19,4%

 

今週はついに株式市場から退場する羽目になりました。

下落相場での資金管理が甘く、 自分の都合でここが底だと思い込み、手持ち現金を全てナンピンしたら、さらにそこから激しい下落を受けての流れとなりました。

 

私自身は投資歴が6年ちょっとになるのでそれなりに〜ショックというのは経験しているのですが、今回はポートフォリオのほぼ全てがIPOからの日が浅い銘柄ばかりで構成されていてその洗礼を受けたという初めての経験になります。

 

過去の〜ショックでは指数自体もそれなりに大きく下げて、俗にいう『暴落』という見出しでメディアに大きく取り扱われるのですが、今回は小型のみしかも世間的には全くの無名銘柄がほとんどで、連日の大きな下げとなりました。

 

ほんの数日間でマイナス20%からマイナス50%近くまで急落した銘柄も多く、この状況で指数が大きく崩れたらどうなってしまうの?という思いから手持ち銘柄を一旦ほとんど売ってしばらく様子をみよう(結果的にまたすぐに参加する形になっていますが...)という決断を下しました。

 

今までだと意地を張り、そのまま保有し続けた結果に元本を大きく割って、ストレスとそんな状況までほったらかした自分への情けなさに悩まされましたが、今回はこのような過去の経験から早めに退場した方がいい(もっと早く損切りしておけば理想だが)と学びました。


結果としては損切りが遅く、大ダメージを受け今年の含み益は綺麗に吹っ飛んで行きました。

今年一年の株にかけた時間は膨大なものになりました。他の興味のあるものに時間を有意義に使えたのになあと思い返しながら悔しさを噛み締めています。

 

しかし一度キャッシュに戻したことで、冷静さを取り戻すことができ、どうやってここから再入場するかという戦略を練ることができたような気がします。もうこの時点で株中毒だなぁと自分で思いましたね。

 

そして退場してわずかな時間で金曜の相場に挑み始めたわけです。

 

この日はVix指数も35台、Fear&Greed Indexと呼ばれる恐怖&欲望指数も19を一時表示し、『極めて恐怖』の位置にあり市場参加者の悲壮感が出ている様子を表しています。


 

来週もまだ下げる可能性は大いにあります。このような状況で自分が今どういうスタンスで株式市場に参加するのか繊細に考えなければいけません。

 

 


2021年11月27日土曜日

2021年 11月4週パフォーマンス

 

11月第4週時点の運用成績 

 

先週比:-10,3%(追加資金控除),    -10%(追加資金込み)

年初来比:+6,4%(追加資金控除)  +6,3%(追加資金込み)

S&P500 ($4594) 年初来比 ($3800):+20,8%

 

先週に記録するのを忘れてしまいましたが、先週からマイポートフォリオはがっつりと下落の影響を受けています。

今回は下げのスピード、一部を除くグロース株全般が大きく下げているので、自分のポジションを主力銘柄のみ残し、今週はじめに一旦振り出しに戻すことにしました。

キャッシュを7割超に戻し、少し冷静に対応するためです。

過去の経験から自分の周りが忙しくなってる時にいつもこのような暴落を受けて、含み益が全部吹っ飛び、そのままマイナスに大きく突入するのので、その対応として今回は思い切って(すでに兆候が見れたにも関わらず遅かったが)ポジションを閉じました。


その後、グロース株達は多少の下げは続いていますが、かなり落ち着いて来て、中には反発し始めている銘柄もあります。

しかし、世界のインデックスが昨日急落(フランスは終値がマイナス4,7%くらいで暴落)したのをみるとまだまだ油断はできない状況に感じています。

 

南アフリカの変異コロナの影響とのことですが、それ以外にもすでに株価が高値であった、トルコリラの暴落など世界中のキナ臭い動きが怪しさを物語っています。


週の中盤から昨日にかけて、また少し売られすぎていると思われる銘柄を買い始めていますが、キャッシュはまだ6割くらいです。


自分にはフルインベストが精神的に落ち着かないので、わからなくなった時は今回のように思い切って保有銘柄を手放すということも行うことにしています。


アメリカの予算引き上げ問題なども来月頭に控えているため、来週もあまり大きな賭けに出ず、様子を見て行きたいと思います。

2021年11月13日土曜日

2021年 11月2週パフォーマンス

 

 11月第2週時点の運用成績 

 

先週比:+1,4%(追加資金控除),    +1,4%(追加資金込み)

年初来比:+16,7%(追加資金控除)  +16,3%(追加資金込み)

S&P500 ($4682) 年初来比 ($3800):+23,2%

 

今週は主力銘柄が長い長いトンネルからやっと抜け出し始めてわずかながら資産を過去最高に伸ばすことができました。

その他の分散した準銘柄群も少しながら貢献して、短期的なパフォーマンスの底上げになっています。

 

今週の話題はTESLA社のイーロンマスクがTwitterで彼の持ち株10%を税金を払うために売却したほうがいいかどうかのアンケートを行い、結果売却賛成が反対に上回ったため、最初に宣言したように彼の持株を売りに出したようです。

 

これがアメリカ市場の不安を煽り、一時他の銘柄群までも巻き込んでの下落要因になりましたが、その後、TESLA以外の優良銘柄は戻っている様子です。

 

相変わらずイーロンマスクはやりたい放題やってますね。まあ、面白みがあって個人的にはいいと思いますが。

 

実はTESLA株は以前に$150くらいの時に保持していましたが、$200くらいでそのあとすぐに手放したのを考えると非常に残念です。 やはり長期で成長していく優良銘柄は長期保持がいいということですね。

 

要は多くの人が長期保有と思って購入したが、日々の株価を見てるとすぐに売ってしまう傾向があるようです。

 

自分は2014年ごろに株を始めましたが、その頃割高と思ってた多くの銘柄は今日、最低でも5倍以上になっているものがほとんどです。当時は20銘柄くらい保有してましたが、そのうちの7割くらいは何倍にもなっています。なので分散しておけばほぼ勝ち組です。

 

時間を味方につけた時の株への投資はやはりすごいものがあるなと感じています。

 

2021年11月6日土曜日

2021年 11月1週パフォーマンス


 11月第1週時点の運用成績 

 

先週比:-0,3%(追加資金控除),    -0,3%(追加資金込み)

年初来比:+15,3%(追加資金控除)  +14,9%(追加資金込み)

S&P500 ($4697) 年初来比 ($3800):+23,6%

 

今週の運用はいまいちでした。週後半の2日間で場中に何度も上昇していたのですが、結局引け間際あたりからだだ下がりの2日間で今週はマイナスの成績で終わりました。

 

そして王者インデックスは相変わらずの無敵ぶりです。通常年7〜8%の上昇率なのですが、昨年からの年利は2桁でものすごい強さです。

特に、TeslaやNvdiaは超絶な上昇をこの2週間で見せています。Facebookから社名変更したMetaも今後の仮想空間分野を期待されて大きく決算後の下落を取り戻り再び高値を取りにいっています。

ただ、仮想空間ビジネスはまだまだ利益が出て来るのは数年後だと思うの、今の時期の折り込んだ株価はどうなのかと疑問になりますが。

 

世界情勢を見てみると、昨日ファイザーから衝撃のコロナ治療薬が発表され、コロナの影響で業績を上げていた銘柄が大きく売り込まれた様子です。


自分のポートフォリオにもいくつかその銘柄もあり、それがパフォーマンスを下げた原因にもなっています。

 

久しぶりになりますが、DBX(ドロップボックス)を昨日、新規に再追加しました。

前日の引け後に決算発表が行われ、相変わらずの無難な業績(EPS, 売上高共にアナリスト予想を上回る)でしたが、昨日10%も下落しました。

ドロップボックスはストレージとそこにあるコンテンツを安全に共有できるサービスを提供している会社です。

 

あらゆるデバイスから必要なファイル、動画などを取り出したり、共同作業できたり、他の大手会社のサービスを利用してファイルなどを編集したりと大変便利なものを提供しています。

 

おそらくコロナ恩恵銘柄としてコロナ収束後は業績が悪くなると市場は考えての下落だと思いますが、確かにコロナの恩恵を受けて業績は伸びたと思います。

 ただ、CEOの発言などを見ているとドロップボックスはその状況に対応してビジネスモデルを柔軟に変更している、つまり『コロナの初期に人々はコロナ期間にどのような生活をするようになるか想像してそれに早くから対応したサービスの構築を行った』と述べています。

 

この会社の歴史は割と長く、コロナから業績が一気に上がった会社ではありません。以前から年率10%くらいでゆっくりながら確実に新規顧客、既存のサービスの改善を繰り返して成長しています。

 

ファイルの転送速度、セキュリティーの高さ、そしてあらゆる他の企業の便利なサービスをドロップボックス内で利用でき、多くのファイルや動画をストックできる引き出しのようなサービスはコロナ以降も十分に成長できると思っています。

 

なので、昨日の大きな下落はいい買い場だと思い、少額ほど組み入れました。 しばらくはまだ下落する可能性は大きくありますが、その時は第2弾、3弾、4弾まで追加購入する予定です。

ドロップボックスはどちらかというと中、長期向けの投資と考えていて、短期で取り戻すことはあまりなさそうです。


 

 

 

 

2021年10月30日土曜日

2021年 10月5週パフォーマンス

 

10月第5週時点の運用成績 

 

先週比:+4,0%(追加資金控除),    +3,9%(追加資金込み)

年初来比:+15,6%(追加資金控除)  +15,2%(追加資金込み)

S&P500 ($4605) 年初来比 ($3800):+21,1%

 

 今週はやっと主力が息を吹き返してくれて久しぶりの自分にとっては大きな上昇になりました。

 インデックスはアップル、アマゾンの決算が良くなかったにもかかわらず、先に好決算を出したテスラ、マイクロソフトが打ち消し、さらに売り込まれていたFacebookが戻り買い?も伴って堅調に過去最高値を更新して終えています。

 

来週からは11月に入り、テーパリング開始が始まるかどうかというのが大きな焦点になってくると思われます。

同時にインフレを起こしている資源価格の推移も一緒に注意しておくといいかもしれません。

 

例年の傾向であれば11月から相場は強いので、うまくタイミングを見ながらチャンスがありそうなときにパフォーマンスをあげればいいなと思っています。

 

ポートフォリオは超主力の保有比率を少しずつ下げて、気になる10銘柄ほどに少額分散して様子を見ています。キャッシュ比率は依然として高く週末の段階で50%弱まで引き上げています。


これはなんとなく相場にイケイケモード感が漂いはじめているのと自分のパフォーマンスが運よく上がったので調子にならないように少し距離をとっています。

 

ただ、そんなことは関係なしにまたインデックスは堅調に上がって行来そうですが。

 

2021年10月23日土曜日

2021年 10月4週パフォーマンス

 

10月第4週時点の運用成績 

 

先週比:+0,4%(追加資金控除),    +0,4%(追加資金込み)

年初来比:+11,6%(追加資金控除)  +11,3%(追加資金込み)

S&P500 ($4544) 年初来比 ($3800):+19,5%

 

ポートフォリオは回復基調になって来てますが相変わらずインデックスは強い。今年は本当に大きな暴落というものがないのが印象的です。1日、2日で大きく下げてもそのあとの戻りが異常に強いです。

やっぱり金余り+若い世代が投資に興味を持って参加者が増えたというのも大きく影響してそう。

 

よく自分のポートフォリオで過去に購入した銘柄を追ってみると自分の投資するタイミングが早すぎる(購入した時点での株価はいいところで安く購入できているのだが)為、株価がしばらく上がらないとちょっと上がりはじめたところで全部売り切ってしまいその後の本格的な上昇(しばしば+20〜30%)を指を加えながら悔しい気持ちでただ呆然と眺めているだけになっている。

 

改善する余地としては大きく株価が下落してもすぐに入らずにしばらく様子を見て(銘柄によるのだろうが最低1〜2週間)、そこから数回に分けて購入して行くということ。


ここを抑えればインデックスにパフォーマンスで負けることはないのだけど、これが人間の弱さ(自分だけの可能性もあるが)なのかもしれないですね。


金利はじわじわと上がって来てますし、インフレが世界的に短期的でないという見方に変わって来ています。

なのでインフレに強い銘柄をポートフォリオに組み入れていきながら、業績の良い会社は市場全体が下落する場面で少しづつ買い足していければと思っています。

 

先週の流れを見てると半導体を作っているところはやはり強いなあという印象でした。

気になるのはSNAPの決算後のガイダンスで広告ビジネスがアップルの仕様変更の影響を大きく受けているということで Facebookが連れ安し、Googleもアプリ手数料を30%から15%に引き下げると発表、さらにアマゾンの売り上げは伸び悩むというアナリストの報告書などで世界最大規模の企業が悪い流れになって来ているというのは注意しておかなければいけないなと思いました。

 

 

2021年10月16日土曜日

2021年 10月3週パフォーマンス

 

10月第3週時点の運用成績 

 

先週比:+3,4%(追加資金控除),    +3,3%(追加資金込み)

年初来比:+11,2%(追加資金控除)  +10,9%(追加資金込み)

S&P500 ($4471) 年初来比 ($3800):+17,6%

 

今週後半からやっとポートフォリオの超主力が息を吹き返してくれたおかげで少し上向きになって来ました。

ただ今回の経験から改めて分散したポートフォリオを組むほうがいい(例え長期で株価は上がると予想していても)ということを学んだので 、少しずつ分散し始めています。

ただ現在はキャッシュポジションが4割弱あるのでこれをどうするか。

 

アメリカ市場は今週のイベントをこなし、無難な方向に進みそうなのと例年10月から12月は市場が強い期間なので株価はまた上昇基調になりそうです。 


あとは債務上限問題、インフレの長期化、中国の不動産市場の動向を注意しながらといった感じでしょうか。


2021年10月9日土曜日

2021年 10月2週パフォーマンス

10月第2週時点の運用成績 

 

先週比:-0,7%(追加資金控除),    -0,7%(追加資金込み)

年初来比:+7,8%(追加資金控除)  +7,6%(追加資金込み)

S&P500 ($4391) 年初来比 ($3800):+15,5%

ポートフォリオは相変わらず厳しい状況が続いています。超主力銘柄が5ヶ月間近くだらだらと下がっているのがすべての原因なのですが、未だ手放さなず保有しているのがよくないのだけど。

決算自体は毎回ちゃんと結果を出しているのが、余計にスパッと切り捨てられない状態です。

 

今週の相場は少し荒れていました。特にインフレの問題で金利上昇も伴い、グロース株、特に新興銘柄は大きく調整した感じでした。

 

以前はインフレは一時的なもので無視できるようなことをパウエル議長は繰り返していましたが、現状は無視できない状況になっていて、予想よりも早い金利上昇が行われそうです。

 

その流れでいくならばと思い、少しインフレ対策としてエネルギー株を購入し、ポートフォリオにヘッジとして組み込みました。

まあ微々たる割合なのであまり大きなヘッジにはならないでしょうが精神薬と思っています。

 

ボラリティも金曜日には下がり始め少し来週の相場は落ち着くかもしれません。

 

 

2021年 10月1週パフォーマンス

 

10月第1週時点の運用成績 

 

先週比:-2,0%(追加資金控除),    -1,9%(追加資金込み)

年初来比:+8,5%(追加資金控除)  +8,3%(追加資金込み)

S&P500 ($4357) 年初来比 ($3800):+14,6%

2021年9月27日月曜日

2021年 9月4週パフォーマンス


 9月第4週時点の運用成績 

 

先週比:-0,6%(追加資金控除),    -1,0%(追加資金込み)

年初来比:+10,5%(追加資金控除)  +10,2%(追加資金込み)

S&P500 ($4455) 年初来比 ($3800):+17,2%

 

今週は時間がないので結果のみ。

2021年9月18日土曜日

2021年 9月3週パフォーマンス

 

9月第3週時点の運用成績 

 

先週比:+1,6%(追加資金控除),    +1,8%(追加資金込み)

年初来比:+11,1%(追加資金控除)  +11,2%(追加資金込み)

S&P500 ($4433) 年初来比 ($3800):+16,6%

 

やっとポートフォリオが6月近くまで戻って来ました。

超主力は相変わらず低迷が続いていますが、ここはいつか上昇すると思っているのでまだ我慢で保有継続中です。ただ、副主力銘柄を新規で追加したのが今の所いい感じに補ってくれています。

今週を振り返ってみると、大型指数は軟調でついに頭打ち?という様子ですが、9月後半から色々と重要なイベントが待っていて、どれも気が抜けない情報になっているようで、それが株価の横ばい、弱低迷に影響していると思われます。

 

一方、ハイパーグロース株、特に好決算を出している銘柄はものすごい勢いで今週は株価が上がっています。10%以上上がっている銘柄もよく見かけてこれは長期金利がまだ低いのと大型に集まっていた資金が流れているのかもしれません。

 

個人的には9月末辺りまで大きな取引は行わず、各イベントの結果を見ながら今後のポートフォリオの作成をしたいと思っています。

ちなみにキャッシュは30%弱まで高めています。

2021年 9月2週パフォーマンス

 

9月第2週時点の運用成績 

 

先週比:-1,1%(追加資金控除),    -1,2%(追加資金込み)

年初来比:+9,4%(追加資金控除)  +9,4%(追加資金込み)

S&P500 ($4458) 年初来比 ($3800):+17,3%

 

今週も先週に続いてうまく資産を伸ばせるかなと思っていましたが、週末に向けてじわじわと減って行き、最終的に先週よりも下げてしまいました。

 

 

2021年9月4日土曜日

2021年 9月1週パフォーマンス

 

9月第1週時点の運用成績 

 

先週比:+2,7%(追加資金控除),    +2,7%(追加資金込み)

年初来比:+10,8%(追加資金控除)  +10,6%(追加資金込み)

S&P500 ($4535) 年初来比 ($3800):+19,3%

 

今週は少し巻き返すことができました。と言ってもインデックスは少ないながらも最高値を更新し続けて年初来+20%の伸びです。

 

今週は米雇用統計では市場予想72万人増を大幅に下回る23,5万人で、9月のテーパリングは延期になるだろうと市場は予想しています。

ただ、相変わらずの人手不足でまだコロナ対策給付金の影響が響いているのかもしれません。

素材、原料の価格上昇が世界各国で起こっており、インフレ上昇は予想よりも大きいのが少し懸念されるところです。

 

金利もまだ低いので、新興成長株には株価の伸び代がまだあるかもしれませんが、先週1週間でかなり上昇している銘柄が見られるので少し様子見かなと思っています。

 

ポートフォリオでは相変わらず超主力がまだ冴えないのですが、他の新規購入銘柄たちがうまくいいパフォーマンスを出してくれたおかげでなんとか立ち直りを見せているといったところです。

2021年8月28日土曜日

2021年 8月4週パフォーマンス

 

8月第4週時点の運用成績 

 

先週比:+1,3%(追加資金控除),    +1,3%(追加資金込み)

年初来比:+8,1%(追加資金控除)  +7,9%(追加資金込み)

S&P500 ($4509) 年初来比 ($3800):+18,6%

 

先週に続き、今週もなんとか運用成績を少しあげることができました。

今年の自身の運用成績の最高値から2ヶ月間も下落し続けていた事を考えると早めになんとかできたのではと、振り返って何が悪かったのか考えることが大事な気がします。

自分の場合は、逆張り投資が多いのでそれが良くないのではと最近思うようになってきました。

 

もちろん、逆張り投資が悪いというわけではなく、正確には逆張りで入るタイミングが早すぎということかなと。

 

コロナ以降、世界各国の金融緩和政策、そして新しい世代の株式市場参入などで大きな調整がないままインデックス指数は最高値を更新し続けています。

こういう勢いのあるところに王道手法として乗っかるべきなんでしょうね。


来週から欧米は新学期が始まります。そういうこともあり9月の相場は比較的荒れやすい月と言われているので今回は調整がくるかもしれません。



2021年8月21日土曜日

2021年 8月3週パフォーマンス


 8月第3週時点の運用成績 

 

先週比:+1,0%(追加資金控除),    +0,9%(追加資金込み)

年初来比:+6,8%(追加資金控除)  +6,6%(追加資金込み)

S&P500 ($4441) 年初来比 ($3800):+16,8%

 

ようやく長い長い下り坂を終えれそうな感じの週でした。まだまだ6月上旬のピークに比べて半分しか戻していませんが、一時は運用成績がマイナスになることを覚悟していたので少しだけほっとしています。 


ただ来週ジャクソンホールを控え、さらには新学期を迎える9月に近づくので市場は少し荒れることも頭に入れておいたほうが良さそうです。

 

ポートフォリオは超主力を除いて少し保有銘柄を組み替えました。少しづつ分散させていく方向です。これがうまく回る事を祈っています。

 

 

2021年8月16日月曜日

2021年 8月2週パフォーマンス

 

8月第2週時点の運用成績 

 

先週比:+3,8%(追加資金控除),    +3,7%(追加資金込み)

年初来比:+5,8%(追加資金控除)  +5,7%(追加資金込み)

S&P500 ($4468) 年初来比 ($3800):+17,5%

 

今週やっとリバウンドしたもののまだまだ今まで下げた分を取り返すには至っていません。そしてそんな自分のダメ運用を横目にインデックスはどんどん上げ幅を伸ばしています。

 

その差は約3倍にもなってしまいました。

このブログを見にきている少数の人はここまで差があるのになんでインデックス投資しないのかと呆れた気持ちを持たれていると思います。

 

インデックス投資したいんです。 というか以前はVTIとかに投資していました。じゃあなぜやめたのか?

数年前(2018年)からヨーロッパではMiFID2と言われる金融商品取引法が採用されて多くの有名なETF(インデックス)が購入不可能になりました。


リーマンショックを経て投資家保護や金融市場透明性を求める結果のものらしいです。詳しくはネットで調べてください。

 

ということで個別銘柄に舵を切りました。まあGAFAMなど大手テック企業に分散投資していれば特に差はないということは言われますが。

 

個別銘柄に投資するならば、大手より中小の方が面白いだろうという安易な発想で現在に至っています。

なんちゃって投資家の雰囲気を味わっているだけで資産はあまり増えていないのが現実なので、本当に資産を増やすためであれば大手テック企業などに投資する方が無難でしょうね。

 

とにかく大きな損失を出して生活できなくなることさえ避けれれば、投資を趣味として捉えて行うこともまあありなのかなと思っています。

 

あくまでリスクをどこまで許容できるかなので、その部分は各個人の生活状況に合わせて自分で設定すればいいことです。

 

でも、趣味でもやるからにはやっぱりうまくなりたいですね。

2021年8月8日日曜日

2021年 8月1週パフォーマンス

 

 8月第1週時点の運用成績 

 

先週比:-2,6%(追加資金控除),    -1,9%(追加資金込み)

年初来比:+2%(追加資金控除)  +2,0%(追加資金込み)

S&P500 ($4436) 年初来比 ($3800):+16,7%

 

8月の第1週が過ぎました。相変わらずインデックスは最高値圏で推移して絶好調です。

それに比べて自分のポートフォリオはもう『ぐうの音も出ない』状況です。

来週にはマイナス圏に入っても全く驚きませんが、相変わらず全く反転の兆しが見えないどころか続落し続けている超主力のせいでボコボコです。

 

近々、FRBによるテーパリングの話も進展して来そうなので、来週は不安定な相場になりそうです。まあ自分の場合はもう相当やられているのでポートフォリオバランスをこのまま維持するかリバランスするかというところですね。

 

コロナに関して言えば、最新のレポートでデルタ株に対してはワクチン完全接種者でも体内ウィルス量(確かCT値 )は未接種者と比較してあまり変わらないと報告されています。

ただ、ワクチン接種者は重症化、死亡率を大きく減らせるということは変わっていません。

なので、今フランスでPass sanitaireと呼ばれる衛生パスポートがないと入れないレストラン、屋内施設などについても考え直されるかもしれません。 

 

要は他人を感染させる力は同じで、完全接種者でもステルス感染者の場合はしっかりとウィルスをばらまいているということになるので、あとは周辺にいる人の自己防衛能力(完全ワクチン者、高免疫力保持者など)で防ぐしかないということになります。

 

まあ、マスクを改めてしっかり着用するというのが一番効果的な防御策になるのでしょう。

 

2021年8月1日日曜日

2021年 7月5週パフォーマンス


 7月第5週時点の運用成績 

 

先週比:-4,6%(追加資金控除),    -4,5%(追加資金込み)

年初来比:+4%(追加資金控除)  +3,9%(追加資金込み)

S&P500 ($4395) 年初来比 ($3800):+15,6%

 

だだ下がりの自分のポートフォリオはひどく惨めな結果になっています。インデックスも一緒に下がっているのならまだしも、自分のポートフォリオだけこれだけ下げているということは根本的に選んでいる保有銘柄は悪いということを素直に受け入れるべきなのかもしれません。

 

これも全ては超主力(この1銘柄だけでポートフォリオの70%を占める)が今年に入って8%弱含み損を出しているのでその影響を致命傷的に受けています。

投資はやはり分散させないといけないということを思い知らされています。

世界の株式市場は各中央銀行がコロナが落ち着くまではなんとしても株価を維持させたいという意図を感じるのでまだしばらくは大きな調整はないのかもしれません。

 

ただ、例年は8月から10月くらいまで荒れやすい傾向があるので気をつけないといけないですが、自分の場合はすでにじわじわと下げ続けており、気がつけばかなりの調整が入ったくらいの状況になっているのが辛いです。

 

決算発表も中盤に入り、これからの残りの企業の動向で今後の株式市場の値動きに影響が出そうです。


2021年7月24日土曜日

2021年 7月4週パフォーマンス

 

7月第4週時点の運用成績 

 

先週比:+1,8%(追加資金控除),    +1,8%(追加資金込み)

年初来比:+8,6%(追加資金控除)  +8,4%(追加資金込み)

S&P500 ($4411) 年初来比 ($3800):+16%

 

今週はやや巻き戻したものの頼りない伸びでした。一方インデックスS&P500といえば新高値で終わり今年に入って+16%も上昇しています。

 

自分との差は2倍になり、圧倒的にインデックスに差をつけられています。

このような状況でインデックスが仮に調整に入って5〜10%ほど下落した場合の自分のポートフォリオの防御率がどれくらいになるのか疑問に思っています。

 

今までの経験からインデックスが下げた以上に個別(特に自分の持株)は下げている印象なので少しキャッシュの割合を高めておくか玉砕覚悟で持ち続けるかここ数年常に悩みます。

 

GAFAMののような大型に資金が集中し、その他特に新興企業や中小企業からは現在のところ明らかに資金は抜けている感じです。 


自分の主力銘柄は製薬セクターなので、景気後退の局面であれば保有していても大丈夫と言われていますが、近年の株式市場の歪みというか状況は少し不気味です。

とにかく一番大事なことは資金を減らさないことなので、それを意識して来週も取り組んでいきたいです。

2021年7月17日土曜日

2021年 7月3週パフォーマンス

 

7月第3週時点の運用成績 

 

先週比:-3,1%(追加資金控除),    -3,0%(追加資金込み)

年初来比:+6,8%(追加資金控除)  +6,6%(追加資金込み)

S&P500 ($4327) 年初来比 ($3800):+13,8%

 

今週はダメダメでした。もう負け癖がついている様子です。先週から主力の次になるものをと買い集めた銘柄が連日下げ続けたためと相変わらず主力がさえずジリジリと下げているので資産を増やすどころか大きく減らしています。

キャッシュも準主力を買い集めたため残り3%くらいしか残っておらず買い残り余力はありません。

自分の資産推移グラフを見ても下げ相場感が表れている感じです。

 

バカンスシーズン、秋に向けての例年の不安定な相場などまだ下げ止まる感じがなく、ポジションをどう捌くか考えています。

 

当初の予定通り、保有し続けるか、ポジションを半分くらいに落として秋まで様子をみるか。

株の難しいところ、判断の一番大事なポイントはこういう局面でどう手綱を捌くかなのですが、経験がまだ足りないのと判断力がないので難しいところです。

 

2021年7月11日日曜日

2021年 7月2週パフォーマンス

 

7月第2週時点の運用成績 

 

先週比:-1,1%(追加資金控除),    -1,0%(追加資金込み)

年初来比:+9,9%(追加資金控除)  +9,6%(追加資金込み)

S&P500 ($4369) 年初来比 ($3800):+14,9%

 

今週を振り返ってみてもインデックスは強い。1日ほど下落があったが次の日にはなんのそのすぐに下げ幅を取り返し、終わってみればまたも最高値更新。なんなんだろうかこの異様な強さは。

自分のパフォーマンスはスランプです。というかグラフにしてみるとピークを超えて下げ始めている。

やはり無難に何も考えずインデックス投資が一番なんですね。


大型には資金が入って高値を更新している企業がいくつかありますが、中小企業は明らかに勢いが弱まって来ている感じです。

 

欧米はバカンスシーズンに入り、株で画面見てちょこちょこいじるよりも昨年動けなかった分夏を楽しもうという気持ちの方が強いのかもしれません。

フランスの大都市では人が少なくなっているようです。みんなバカンス出たいのですよね。

来週もここ数週間の流れで大きな調整はなく淡々とした相場になるのか、はたまた大きな調整で眠気をふっとばすような相場になるのか。

2021年7月4日日曜日

2021年 7月1週パフォーマンス

 


7月第1週時点の運用成績 

 

先週比:+0,1%(追加資金控除),    0%(追加資金込み)

年初来比:+11%(追加資金控除)  +10,6%(追加資金込み)

S&P500 ($4352) 年初来比 ($3800):+14,5%

 

今週は先週と変わりないパフォーマンスになったのですが、実感としては減ったような気がしてました。主力に偏りすぎているポートフォリオのため保有しているキャッシュを使って2、3番目の保有銘柄を追加購入したのですが、あまりパッと冴えない感じです。

 

キャッシュは20%ちょっとまだありますが、アメリカのインデックスであるS&P500、ダウ、Nasdaqはどれも最高値を更新続けていてその差はどんどん突き放されています。

昨年もすごく上昇しているにもかかわらず、今年前半でこの上昇率は少し怖いですけど、まあこれが株式の世界でそういう理性みたいなものは無しで淡々と上げ下げを行うのでしょう。

 

個人的にはかなりインデックスに差をつけられているので少し踏み込んで投資金額を増やしたい(キャッシュ比率を下げる)のですが、なんだかそれが罠にハマってちょうど調整の下落に巻き込まれるということは避けたいです。

 

先週のメインの雇用統計も市場は特に良くも悪くもなく(どちらの方向にもサプライズはなかった)株式は淡々を高値を上げて来ました。

 

これから欧州、アメリカなどは夏のバカンスに入るので取引量が減って来るのではないかと予想しています。

とりあえず来週もいつも意識に入れるようにしていますが、一発狙いの投資(投機)はできるだけ自制心を働かせて抑えながら丁寧な取引を心がけていくつもりです。

 

2021年6月27日日曜日

2021年 6月4週パフォーマンス


 

6月第4週時点の運用成績 

 

先週比:-1,8%(追加資金控除),    -1,8%(追加資金込み)

年初来比:+10,9%(追加資金控除)  +10,6%(追加資金込み)

S&P500 ($4280) 年初来比 ($3800):+12,6%

 

今週はいまいち成績が振るいませんでした。主力が弱くパフォーマンスにおけるほとんどの割合を占めているので仕方ないです。

気長に待つつもりでいますが、やはり少しでもいいパフォーマンスを求めると他の銘柄で短期で上がりそうな銘柄を狙いたいのですが、それが簡単にできればみんな苦労してません。

 

ポートフォリオの大部分を占めている主力ですが、この銘柄を売って他の銘柄の割合を増やすということは考えておらず、使っていないキャッシュを利用して他の有望銘柄に当てたいと思っています。

 

現在のキャッシュの割合がまだ40%弱あるので問題なさそうです。

ただここ最近の相場の雰囲気がなんかスッキリしないというか連日最高値を更新していますが、何だか楽観的ムードがある雰囲気なんで、個人的にいまいち踏み込めないという状況です。


まあそれがインデックス指数にパフォーマンスで劣っている原因なのは理解してます。

 

来週はもう今年の半年の折り返しになります。もう少しパフォーマンスをあげれるようにしたいです。

 

2021年6月19日土曜日

2021年 6月3週パフォーマンス

 


6月第3週時点の運用成績 

 

先週比:+0,4%(追加資金控除),    ー%(追加資金込み)

年初来比:+12,7%(追加資金控除)  +12,4%(追加資金込み)

S&P500 ($4166) 年初来比 ($3800):+9,6%

 

今週もなんとか資産を減らさずに運用することができました。先週比で微増ですが、これは為替が関係してユーロがドルに対して下落したためドルで購入した持ち株分がその影響を受けていることになります。

なので実質は増減なしのヨコヨコといった感じです。

 

自分の利用している証券口座は為替に関して2つの選択を取ることができます。

1つは自動で取引のたびにその時の為替に手数料を少し上乗せして払うことになります。

2つめは自分で通過を交換してその交換した額の中から購入するのですが、その交換手数料が自動に対してかなり高いのと計算が面倒なのでまだ使ったことはありません。

為替の動きが読める人なら有効なのでしょうけど、自分にはそこまで考慮できる自信はないので自動で今のところ取引を行なっています。

 

 

さて、今週の相場の感想ですが、やはりメインは15, 16日にあったFOMCだと思いますが、おおよその予想通り当分は現状維持ですが、インフレを抑え込む準備が早まるだろうという内容になりました。

 

これを受けて週後半には少し慌てた相場になった様子です。

現在のポートフォリオにおけるキャッシュポジションは40%ちょっとなので来週あたりにもう一段の下落があったとしても多少は吸収できると思いますが、これから8月まではなんか雲行きが怪しくなってきたので大きな賭けのような取引は控えるようにした方が良さそうです。

 

 

2021年6月12日土曜日

2021年 6月2週パフォーマンス

 


6月第2週時点の運用成績 

 

先週比:+0,4%

年初来比:+12,3%

S&P500 ($4247) 年初来比 ($3800):+11,7%

 

今週も相場全体的に底堅い動きでした。

思いがけないお金が入ったため自分のポートフォリオに少しだけキャッシュを入金しました。なのでグラフ上はすごく資産が増加してるように見えますが、これはスーパーで売ってる刺身のかさ上げパックみたいなもんです。

 

なので来週から計算が少し比較しにくくなるのでとりあえずは2つ(今回入金したキャッシュ除外とキャッシュ合わせた成績)を記録しようと思っています。

 

今週も微妙ながら資産は増えましたが、主力銘柄は勢いが弱まって来た様子が週末に見られ、来週にかけて売り込まれる可能性はかなり大きいです。

 

長期保有に変わりないのですが、ある程度テクニカル指数なども参考にしてなるべくリスクは避けるようにしたいのでどう対処しようかこの週末に考えておきます。

 

 

 

 

 

2021年6月5日土曜日

2021年 6月1週パフォーマンス

 

6月第1週時点の運用成績 

 

先週比:+6,3%

年初来比:+11,9%

S&P500 ($4229) 年初来比 ($3800):+11,2%

 

今週はやっと主力が息を吹き返してしばらく低迷していたパフォーマンスを爆発させてくれました。

 

さらにインデックスS&P500指数も微妙ながら越えることができて少し安心しています。

 

今回の件で改めて『インデックス指数との比較』について考えさせられました。

 

今まではインデックス指数と毎日のように競う感覚でデイトレードなどしていました。

忘れがちになっているけどとても重要なことがあるのでメモしておきます。

 

パソコンの前に張り付いている時間

これは市場が始まってから終わるまでの時間であって、プレ、アフターマーケットも入れるともう少し長くなります。だいたい1日7時間くらいあるわけですが週5日間x7時間で1週間で35時間も費やしていることになります。

この時間はフランスの週の労働時間に当てはまり、この時間を自分の趣味、勉強、さらには企業分析などに費やした方が自分には有意義になると感じています。

 

続いて

優良企業の本来の企業価値

これはビジネスモデルや決算の分析による中長期的な企業の価値は1日や1週間で激変することはほとんどないと思われるので短期トレードで売り切ってしまって買いそびれたまま株価ははるか彼方へ飛んでいくことを防止することにつながります。


今週の大きなパフォーマンスはここ数週間の嵐が過ぎた後の本来の価値が評価されていることになるのでインデックス指数との比較は最低でも1ヶ月から数ヶ月単位で見た方が結果的にいいパフォーマンスになりそうだと自分には思えました。


ただ、上記に書いたことはあくまで今の自分の運用資産規模での話であって、例えば運用する資産額が大きい人は画面に張り付いて取引を行うことに大きなリターンを求めることができます。

 

先週末にアメリカの大きな指数発表がいくつかありましたが、市場には特に悪い影響はなかったようです。

 

世界はワクチンとインフレについて関心が高まっているのでその動向を注意深く追いながら丁寧な取引を続けたいと思います。

 

 

 

2021年5月29日土曜日

2021年 5月4週パフォーマンス

 


5月第4週時点の運用成績 

 

先週比:-0,2%

年初来比:+5,6%

S&P500 ($4204) 年初来比 ($3800):+10,6%

 

今週も主力が冴えず、株価は下がっているためパフォーマンスはダメダメです。他の上位保有銘柄はチャートを見てとりあえず上昇が弱まりそうに見え始めたところで早めに売却してしまいました。

その後に5〜10%さらに上がって行ったのを見るのは投資している経験で一番辛い状況です。大きく損をするよりもなぜか早売りしてそこからさらに上がっていく株価を見るのはとても罪悪感が出て来ます。

 

今週末の結果を見ていると先週まで持っていた上位保有銘柄はごちゃごちゃ売買せずにしっかり保有し続けていた方が良かったということになりました。

しかも自分の中で自信があったのになぜ早く売ってしまったのか、自分の抑制心のなさに一番悔しい思いをしています。

 これがなんども繰り返して来ているので(今度こそしっかり持ち続けるぞと念を押すのですが)自分の性格から来ているのだと思います。

 

とこのような状況なので少しスランプになっていて投資の方針がブレて来ているので一度心を落ち着かせるために少し(数日間程度)相場から離れるのもいいかなと思っています。

もちろん今保有しているものはそのままにしておくつもりです。

来週からは6月相場になりますので焦らずにしっかりとした銘柄を見つけれるようにしたいです。

2021年5月22日土曜日

2021年 5月3週パフォーマンス


5月第3週時点の運用成績 

 

先週比:+1,6%

年初来比:+5,8%

S&P500 ($4155) 年初来比 ($3800):+9,3%

 

先週の崖転落から少し這い上がることができました。準主力が予想通り異常に売り込まれていてその反発でだいぶその銘柄の損失が減って来ました。

ただ相変わらずポートフォリオの4割強まで買い増しで達した主力の株価が冴えず、ジリジリと下げているのがここ数週間のパフォーマンス停滞に大きく影響しています。


相場を見ている感じでは、米株は上値が重い様子です。個人的にはここから大きく上昇する気がしません。

 

しかし一方で1ヶ月間くらい大きく売り込まれたハイパーグロース株、新興株は決算の良かった銘柄に関しては強い相場になっています。


自分のポートフォリオは現段階でほぼ新興株に寄せているので恩恵は受けていますが、この先どうなるかはわかりません。ただ保有している銘柄の業績、成長性、ビジネスモデルなどを見ている限りはまだ保有し続けたいという気持ちが高いのでそのまま保有する予定です。

 

マーケットの関心は相変わらずインフレに注目しているようですが、FRBも度々発言していますが、個人的にはそんなに長く続くことはないと思っています。

生活必需品は近年に様々な代替品が出てきていてある程度しのげるようになっていると思っているからです。

 

インフレの影響を受けない企業に投資先を向けるように自分は考えています。

 

5月、6月は歴史的に相場の弱い月というデータがあるので(5月は確かに自分には難しい月になっています)、来週から6月末までの1ヶ月ちょっとは凡ミスをしないように気をつけたいと思います。

 

 

2021年5月15日土曜日

2021年 5月2週パフォーマンス

 

5月第2週時点の運用成績 

 

先週比:-1,2%

年初来比:+4,2%

S&P500 ($4173) 年初来比 ($3800):+9,8%

 

今週もズルズルと運用成績は落ちています。

週末の集計では先週比率 -1,2%ですが、実は木曜日のマーケット終了時点では年初来0%まで落ちていました。

 

これは主力が相変わらず弱く全体の1/3を占めてるためパフォーマンスに直に影響します。

そして今回年初来0%に一瞬達したのはポートフォリオの2番目まで買い増しした新興株で、自分が買い始めた10日前くらいからほぼ毎日下がり続け、購入単価が-20%近くまでになっていたことが大きな原因でした。

この銘柄だけで今年の今までの含み益の1/3がわずか1週間で吹き飛ぶという無様な結果を招いてしまいました。

 

決算日だったこともありこの銘柄のホルダーの多くが売り急いでいたのは明らかに見えましたが、自分は覚悟を決めて決算をまたぎ、結果を自分なりに分析した後にまだ保有し続けした方がいいと思えたので保有しています。


その決断が昨日のマーケット終了時点では正しかったようで昨日に大きな反発でこの銘柄の含み損益が約半分(-10%)まで減りました。

 

過去の経験から損切りは大事だということは学びましたが、いい損切りと悪い損切りがあることも学びました。

 

いい損切りとは明らかに悪い決算が出た場合、嘘のようなその企業の信頼性を失うようなものはスパッと損切りした方がいいです。

 

逆に悪い損切りとは、みんなが売っているから売る、特に悪いニュースが出ていないのに株価が下がり続けているから売るというようなことです。


短期での感情に流されて売買すると資産を増やす機会を失ってしまいます。

そもそも株というものは上下の波があるものなのでそのことを理解しないといつまで経っても負け続ける要因を作ってしまいます。これは悪い習慣になるので気をつけた方がいいです。

 

2021年5月7日金曜日

2021年 5月1週パフォーマンス

 

5月第1週時点の運用成績 

 

先週比:-3,5%

年初来比:+5,4%

S&P500 ($4232) 年初来比 ($3800):+11,3%

 

今週はがっつり被弾です。しかし相変わらずインデックスは最強ですね。もう2倍以上に差が開いてしまいました。

主力が下落し続けたのと準主力達が全て大きな下落を受けました。現在ポートフォリオ上位全てが新興株なので見事なまでにやられています。

 

今週にイエレン米財務長官(元FRB議長)が金利の上昇を促した発言を機にグロース株は暴落に近い下落を受けています。グロース株に買い向かう力が衰えている感じです。

 

先週にゴールドを少し購入したのですがわずかしか購入していなかったため(今週中盤に全て売却済)焼け石に水でした。 昨日、今日と大きく上昇したので早売りしてしまいました。

 

新興株の欠点は下落するときの下落スピード、幅がとても大きいことです。簡単に2、3日間で10%マイナスとか普通に起こり得ます。

なんか相場は嫌な雰囲気が出始めてきてるのでやはり「セルインメイ』でみんな売り向かうのかもしれません。

 

来週は自分のポートフォリオの銘柄がなんとか立ち直って欲しいですけど、あまり期待できる雰囲気ではなさそうです。

とりあえず、やけになってナンピン買いに走らないように気をつけなければいけません。

 

 

 

2021年5月1日土曜日

NETAPPから配当金

 

NETAPPから配当が入りました。

(この記事を書いている時点ですでに売却している可能性あり)

 

今回は1株あたり$0,48で税金$0,07(アメリカでの源泉徴収15%)引かれるので$0,41です。

 

NETAPPは年に4回配当を出しており、権利確定月は3月、6月、9月、12月になります。

配当支払い月は4月、7月、10月、1月の第4週。

 

現在の株価$74,69での配当利回りは2,51%。


Netappのビジネスモデルはデータ支援からの効率化。

今日、多くの企業がオンプレミス(自社内のNASなどの設備を利用して社内でデータをやりとりすること)とクラウド(外部アプリケーション)の環境を同時に使っているという環境でそのデータ間の効率化と同時にコストの削減化(利用しているクラウドをもっと安くできないかなど)を支援することをメインにしているようです。データの保護に強みを持つ。

アマゾンのAWSやグーグルのGOOGLE CLOUD, そしてマイクロソフトのAZURと提携したクラウドサービスにより優位性を持っている。

 

まだ自分自身がしっかりとビジネスモデルを理解していないので時間をかけてまた調べてみるつもりです。

 

2021年 4月4週パフォーマンス

 

4月第4週時点の運用成績 

 

先週比:+0,8%

年初来比:+8,9%

S&P500 ($4181) 年初来比 ($3800):+10%

 

今週もわずかながらS&P500インデックスに近づくことができました。

先週のインデックスの上昇が大きかったので、その反動かインデックス指数はヨコヨコ推移。


ポートフォリオの主力を3分の1ほど利確してその分を少し値下がりした金(ゴールド)に割り当てました。購入して早速含み損になっていますが。

4月末時点での指数の大きな上昇を考慮すると5月はあまり大きな上昇を期待できず、ヨコヨコか, もしかすると少し下がる可能性を考えて自分のポートフォリオの組み替えを少し行いました。


GAFAMもそれぞれ決算が出ましたが、どれも力強い成長を見せています。しかし相場全体を大きく押し上げることができなかったのが少し気になりました。好材料出尽くし感があり、それを踏まえて5月は慎重に進めようと思っています。

 

相変わらず世界はコロナに悩まされていますが、インド系2重、3重変異型に現在のワクチンが有効なのかどうかというのも今後の株式市場に大きく影響を与えそうです。

大きく楽観的にならず、しかし大きく悲観的にならずのスタンスを持って相場に取り組む予定です。

 


2021年4月30日金曜日

フランスの今後の不動産価格の行方について

 最近になって賃貸収入を得ている知り合いの多くから入居者がなかなか見つからなくて困っているという話を聞くようになりました。

 

最初のロックダウンから1年ちょっと経ちますが、1年前よりも状況は深刻だと言っています。

 

昨年度の春は一時的に入居者が見つからなかったが、秋から通常に近い問い合わせがあり入居者が見つかっていた。しかし、今年に入り長引くコロナの影響により学生(特に専門学校、大学)は遠隔授業が定着し始めてフランス人は実家へ、留学生は祖国へ戻って授業を続けているという状況になっています。

テストの時だけ対面で受けることにあるのでその時にホテルやAirbnbなど短期滞在で済ませているという様子らしいです。


これは働いている人たちにも似たような状況になっています。

政府はテレワークを強く推奨しており、テレワークで仕事ができる人はより広く快適な生活を求めてイルドフランス(Ile de France)を含む大都市から離れた地方に住居を移しています。


このテレワークの流れはコロナが落ち着いた後も高い確率で維持されると思います。結局のところ、テクノロジーの発展のおかげで様々な仕事が遠隔でできるようになりました。

企業への問い合わせも電話よりもメール、チャットなどが主流になって来ています。これは電話による受付は一人あたりにかける時間が長くなり、どうでもいい問い合わせをしてくる人に当たった場合には会社の利益率(仕事効率)を押し下げることになります。

一方、メールやチャットでの受付は同時に数人に対して時間差を利用して対応できるので効率を上げることができます。

そしてメールやチャットでの対応はわざわざ会社にいなくても仕事をこなせます。会社の情報をクラウドを利用したアプリを通して安全に共有できる状況が今日できるのです。

 

コロナ以前にもできていましたが、なかなか新しいものに変えていくことは面倒なので多くの企業が今までのやり方で継続していました。これは企業の利益を考えるとよくない面でしたからコロナをきっかけに利益率が良くなった会社はうまくテクノロジーを利用しています。

例えば企業の活動がグローバルな場合、重要な会議は今までは外国に飛行機でいってました。この会議だけ見ても、時間に限って見てみると出発までの準備、移動、ホテル滞在と数時間の会議のために最低でも数日かかり、費用の面でみると準備する時間(各種検索、予約など)、交通費、宿泊費、食費、お土産代などもかかっています。

 

これだけでも企業が費やす時間と費用は相当なものでしたが、いまやズームなどのアプリを使ってビデオ会議でことが足りるということが多くの人に認知されました。

 

指定の時間にパソコンの前に座るだけ、会議の時間のみ仕事の時間を費やせるということを考えると天と地ほどの差があります。

 

特に大都市の一等地に構えていた企業には土地代だけでも相当費用がかさんでいたのでコロナ後にわざわざまた元の場所に同じスペースをとるということは考えにくいです。政府は先日、段階的に外出禁止例の緩和をすることを表明し、テレワークの緩和(解除)も盛り込んでいますが、果たして本当に今までのように会社に出社して生産性や利益率が上がるのかという点は疑問に感じます。

本当に物理的にないとできないもののみ会社に出る形がこれから本格的に定着すると予想されます。

 

さらにテクノロジーのこれから先を追っていくとより直感的に他人とのコミュニケーションが取りやすくなりそうです。

 

例えばホログラムを利用した(スターウォーズに出てくるような)お互いの顔や空間がより立体的に見え、話す内容も同時に何かに映し出されるのでもう画面を見ながらキーボードを打つというような原始的な作業はなくなっていくでしょう。

 

音声認識でそのまま『声による操作』が可能になると仕事の効率はさらに高まるはずです。これは例えば病院などにいくとマイクを使って情報を入力するお医者さんが増えているのを見かけることから容易に想像できます。

 

このようにこれから起こりうる産業革命を見据えると大都市で生活スタイルは今後大きく変わっていく気がします。

 

大都市において不動産を購入する意図は過去に不動産価格が上がり続けているから将来のキャピタルゲインを狙って購入される方が多い気がしますが、かつての日本の80年代までのバブルのように不動産価格は上がり続けるという『神話』が崩れたように、そのようなリスクもあり得ることを考慮しておいたほうがいいかもしれません。

 

フランスの大都市の不動産価格は今年に入って顕著に下がってきています。これを今が買い時でコロナが落ちつたら不動産価格が上がるというのは少し注意したほうがいい気がしますが、あくまで個人的な予想なので最終的にはそれぞれのリスク許容範囲次第です。


私個人の予想ではこれから中規模都市で自然環境のいい場所が人気が出てくるのではないかと思っています。若者が農業に興味を持って農家業を始めているというのも一つの傾向だと捉えています。

 

 

2021年4月24日土曜日

2021年 4月3週パフォーマンス

 

 

 

4月第3週時点の運用成績 

 

先週比:+1,5%

年初来比:+8,1%

S&P500 ($4180) 年初来比 ($3800):+10%

 

少しS&P500と差を縮めれましたが、まだその差は大きい。

今週も米国インデックスは3指数とも安定してました。木曜にバイデン大統領による富裕層を狙ったキャピタルゲイン税の税率を現行の20%から39,6%とほぼ2倍に引き上げるという提案により突如下落し他にも関わらず、昨日金曜にはそのような引き上げは無理で最終的に28%くらいになるのではないかということで一気に巻き戻しました。

 

一方暗号通貨はCoinbaseの株価が下がり続けている影響かパッとしない感じです。

 

ポートフォリオはまだキャッシュ比率60%でメイン保有銘柄はディフェンシブ成長企業に占めています。

ここからの相場のポイントはワクチン接種先進国(イスラエル、英国、アメリカ)の生活スタイルの正常化がどれだけ経済回復また経済成長を引っ張るのか、同時にまだ正常化に近づいていない他の日本を含む先進国(特に欧州)がどういう状況になるのかという方向性がわかりづらい中での相場になりそうです。

 

フランスのみで見た場合は先日のカステックス首相の会見が正しければ、6月中旬くらいから徐々に正常化に戻る予想です。現時点では新規感染者数、死者数、集中治療室の圧迫数などピークをうろうろしている状況なのではっきりとこれでピークが終わるとは言えない状況です。

 

一人一人の気の緩みと新型変異ウィルスの組み合わせでまた感染が大きく広がる可能性も考えておかなければいけません。リスクはできる限り想定して相場に取り掛かったほうがいいですからね。

 

 



 

2021年4月17日土曜日

2021年 4月2週パフォーマンス

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月第2週時点の運用成績 

 

先週比:+0,4%

年初来比:+6,6%

S&P500 ($4185) 年初来比 ($3800):+10,1%

 

今週も米国インデックスは3指数とも強い相場でした。

S&P500との運用成績の差は3,5%と大きく引き離されています。

やはり4月の相場は強いですね。自分のポートフォリオはヨコヨコという感じが続いています。まあ、主にディフェンシブ系に突っ込んでいるので大きく暴落を受けないことを最優先にしています。(ただ本当にインデックス暴落時にディフェンシブしてくれるかはわかりませんが。)


フランスの主要インデックス指数である CAC40も週末終値で€6287と2000年につけた最高値€6929に少しづつ近づいて来ています。

フランスの多くの企業は配当を年に1回のみか2回のところが多いのですが、1回のみという企業は大体5月から6月に年に一度の配当を出すので4月、5月と相場が強い傾向があるようです。


先週の大きな話題としてはCoinbaseのIPO上場ですが、どちらかというと先行した期待よりも残念な株価になっていますが、まだ数日しか経ってないのでこれから大きく上がる可能性も考えられます。

ARKという資産運用会社がちょうどCoinbaseの株を大量に購入したという情報もあり、来週は株価が動き出すかもしれません。

 

自分はこの IPOはあまり関心がないので購入する予定はありませんが、ビットコインを含む暗号通貨価格には大きな影響を与えそうです。

 

アメリカ市場は今年初めから10%を超える上昇をしているのでそろそろ買いにブレーキがかかり利確し始める可能性が来週考えられますので、油断せずに丁寧な取引を心がけたいと思います。

 

2021年4月15日木曜日

MERCKから配当

 

Merckから配当が入りました。

(この記事を書いている時点ですでに売却している可能性あり)

 

今回は1株あたり$0,65で税金$0,10 (アメリカでの源泉徴収)引かれるので$0,55です。

 

Merckは年に4回配当を出しており、権利確定月は3月、6月、9月、12月になります。

配当支払い月は4月、7月、10月、1月の第1週。

 

現在の株価$76.4での配当利回りは3,4%。


Merckのビジネスモデルは製薬会社。

主な売上高はアメリカで 40%超、続いて欧州・中東アフリカが30%弱、あとは日本や中国などで15%ほど。

売上の9割は医薬品販売で残り1割が動物医薬品になります。

従業員数: 74.000


2020年決算を簡単に要約

全体の売上高は2%増加の479.9億ドル(2019年度: 468.4億ドル)

純利益は70.8億ドルでGAAPでは-28%(2019年度: 97.7億ドル)

GAAP EPSは一株あたり-0.83ドル(2019年度:0.92ドル)

Non-GAAP EPSは一株あたり1.32ドル (2019年度は1.16ドル)


2020年度の純利益28%減はコロナワクチン開発中断による支払いにより売上高から差し引かれています。(一時的な減損)

コロナ治療薬への支出を強化する方針で、今年は営業費用が増加するとの予想を発表しています。これがもしまた失敗に終われば今年も減損の可能性もありそうです。

 

Merckサイトより

 

Merckの主な売上製品を見て見ると、

2020年第四半期決算はキイトルーダ (KEYTRUDA)の売上高が28.4%増の39億9000万ドル。

年間で144億ドルに達しています。これはMerckの年間売上高の30%を占めています。 

続いてジャヌビア(JANUVIA)は52億ドルで約10%、ガルダジル(GARDASIL)が39億ドルで8%となっています。

この3つで売上全体の半分を占めているので、その他の製品が今後どう売上成長するかにMerckの未来は関わって来てます。今の所、既存の他の製品はあまり売上高が昨年と比べて成長していないのが気になります。

Merckサイトより

 











 



2021年4月10日土曜日

2021年 4月1週パフォーマンス

 4月第1週時点の運用成績 

 

先週比:-0,8%

年初来比:+6,2%

S&P500 ($4128) 年初来比 ($3800):+8,6%

 

今週も米株は3指数揃って強かったです。あっさりとまた運用成績を抜かれました。大型IT系が指数を引っ張ってます。PER指数を見ると割高に感じるのでどうもこれらの銘柄に酸化しにくいのですが、相場というのは個人的な感情は無視ですね。

 

自分のポートフォリオはメインがディフェンシブ(と自分では思ってる)で30%ほど占めていて、そのあとに新興ハイパーグロース株を10%の割合で数銘柄組み合わせている感じです。キャッシュポジションは50%ちょっとと市場を警戒しながら行っています。

 

連日、最高値を更新し続けて相変わらず素直に乗れないのが運用成績をうまく伸ばせていない原因とわかっていますが、自分のペースで焦らずに取り組む気持ちを持続したいと思います。

 

2021年4月2日金曜日

2021年 3月4週/4月1週パフォーマンス

3月第4週/4月第1週時点の運用成績 

 

先週比:+2,6%

年初来比:+7,0%

S&P500 ($4019) 年初来比 ($3800):+5,7%

 

今週の成績はS&P500を追い抜くことができました。週前半から中盤までは先週から続いていたナスダック中心のハイパーグロース株やグロース株が売られ続けていましたが、水曜、木曜と週後半に一気に盛り返してきたのでその波にうまく乗ることができました。

 

逆に先週から好調だったダウは勢いが弱まっています。

強いて言えば、昨日の上昇に日中まではナスダック、S&P500の上げ幅にうまく付いて行っていたのですが、後半からポートフォリオ上位3トリオが一気に減速して自分の上げ幅は半分になって終えていました。

 

ここら辺がインデックスの強さと個別銘柄の差なのですが、まだうまく両方のいいとこ取りを取れるほど経験が伴ってないですね。


とは言え、個別銘柄のポートフォリオを組んでいても、スイングトレードなどをうまく使いこなせるようになれば、インデックスを超える成績が出せるのではないかと思って、あえて挑戦し続けています。

 

株式市場は過去最高値を更新しているので、慎重なトレードをしないといけない状況だと思っていますが、例年、3月と4月は相場が強いというアノマリーが存在するためもう少しの上昇は十分ありえると思います。

 

その上昇率が一体どれくらいなのかというのが重要で、ここから+3,0% ~ 5%が確率的に高いかなと予想しています。

 

逆にこれ以上上がる場合は調整(-5% ~ -10%)くらいは少なくとも覚悟しておいたほうがいいかなと思っています。

 

バイデン政権による巨額インフラ投資政策案も発表され、来週の相場からそれがどう市場に受け止められるのかというのが鍵になりそうです。

2021年3月27日土曜日

2021年 3月4週パフォーマンス

3月第4週時点の運用成績 

 

先週比:-0,7%

年初来比:+4,4%

S&P500 ($3974) 年初来比 ($3800):+4,5%

 

今週S&P500インデックスに追い抜かれました。前回までが調子が良すぎたというのもありますが、現在保有している上位銘柄群が新興株に偏っていて、相変わらずひどい売り浴びせを受けています。

 

S&P500は週半ばで一時崩れる日がありましたが、やはり王者の風格を見せ、週末には多分過去新高値 で引けたと思います。


昨年IPOしたばかりの銘柄を先週あたりにポートフォリオ上位に組み込んだ結果、怒涛の爆下げを受けて先週比の下げの大部分を占めています。

 

こういう場面では損切りするべきか保有を続けるかとても悩む局面です。 

IPO後、初めての決算は予想を上回るいいものが発表されてましたが、昨年のイケイケムードから不安定な状況になっているので、これからどう株価が動くのかわかりません。

 

おそらく保有を続ける予定ですが、その理由の一番が3月、4月の相場は1年を通して強い傾向があるという季節性の可能性にかけています。


その他の上位数銘柄は新興株だけど、経営がしっかりなされて決算も数回予想をうわまるものを発表しているので、心配はそこまでしていません。


あとは、いくつかのテクニカル指数をみてはいるタイミングも気をつけているのでこれから大きな下げを受けるということは確率的に少ないと祈っています。

 

金利の方は1.6%台に戻って安定してきている感じなので、これから春の上昇相場に自分のポートフォリオがうまく乗れるかどうかですね。

 

 

2021年3月19日金曜日

2021年 3月3週パフォーマンス

3月第3週時点の運用成績 

 

先週比:-1,6%

年初来比:+5,1%

S&P500 ($3907) 年初来比 ($3800):+2,8%

 

今週も水曜日と木曜日に行われたFOMCによって注目の米債10年金利に大きく左右されたナスダックが印象的でした。S&P500もGAFAMと呼ばれるビッグテック(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト、さらにはテスラ )が上位を占めているので下落しました。

一方、ダウ工業指数は過去最高値を更新してさほど影響を受けませんでした。


個人的には先週の結果がよかったので、一旦手仕舞って様子をみるということも考えたのですが、今後の勉強のためにこのようなイベントがある中、どのように自分のポートフォリオを組んで挑むか試すことにしました。


週初めに先週から大きく下落している大型ハイパーグロース数銘柄とIPO上場まもない新興株をポートフォリオに約20%の割合で入れましたが、FOMCのある水曜、木曜で10%近く含み損になり、小さなデイトレードで週末を迎えた今は8%弱の含み損まで圧縮できました。

 

今回学んだことは改めて大きく下落している銘柄はそこからさらに簡単に10%近く下落しうる可能性が高いということでした。

 

もしかしたら来週以降に反発して5%ちょっと戻るかもしれませんが、10%の損失を取り戻すのは少しストレスがかかり、メンタルを強く持つ必要があります。

 

安易に高値から大きく下落しているから『自分の判断で勝手に安い』と思って大きなポジションを持つことは危険だなぁと思いました。

 

とりあえずは先週に続き、今週も目標のS&P500にかろうじて運用成績で勝てたことは素直に嬉しいです。来週も気を緩めずに真剣に市場と向かい合おうと思います。

もしかしたら来週あたりからアメリカ国民に1400ドルが配られてそのお金の一部が株式市場に回ってくるかもしれません。


その場合はもう一段の上昇も期待できそうです。

 

FEDEX 決算 2021年第3半期 (決算発表2020年3月18日)

 昨夜マーケット終了後のFEDEXの2021年第3半期の決算が発表されました。

発表時は2020年3月18日

 

 21年3Q決算  (期間:2020年12月-21年2月)

 

EPS予想$3.24に対し$3.47 

売上高予想: 19.96億ドルに対して21.5億ドル

通年ガイダンスEPS予想: $17.4に対して$17.6-18.2

2021年3-5月期の利益予想:$4.62

 

内容

売上高:前年同期比23.0%増加

FEDEX Express 20.9%増  Int’l Priority 52%増

FEDEX Ground 36.5%増 ・FEDEX Freight 5.6%増


2021年3~5月期の利益見通し:4.62ドル

 

相変わらずコロナの影響で業績にはいい方向に風が吹いているようです。特にE-コマースでの配送量が大きく増えている模様。

コロナ後も引き続き、物の配送の需要は大きそうなので半年〜1、2年の目線で言えば保有してもいいかもしれません。

2021年3月18日木曜日

ROYALTY PHARMAから配当

 Royalty pharmaから配当が入ります。

(この記事を書いている時点ですでに売却している可能性あり)

 

今回は1株あたり$0,17ですが、口座を見る限りこの銘柄からは税金 (アメリカでの源泉徴収)が引かれていません。なぜなんでしょう。

 

Royalty pharmaは昨年にIPOで上場したばかりの新興銘柄ですが、すでに黒字で配当も出していて、さらに前回いきなり増配を行った企業です。

 

ビジネスモデルは新薬の特許権を扱うことです。主に製薬会社、大学や研究機関のまだ商品化されていない段階で、資金の支援をしながら商品化までの工程を自社ノウハウを使って一緒に行うことになります。

自社工場を持つ必要がなく、専門の知識が必要な社員だけ集まってどの新薬が可能性があるか吟味して選んでいるようです。

 

まだ確定ではないですが、おそらく年に4回配当を出す予定であると推定、権利確定月は2月、5月、8月、11月になると思います。

配当支払い月は3月、6月、9月、12月の第3週。

 

現在の株価$47,72での配当利回りは1,42%。

2021年3月15日月曜日

コロナ禍でのフランス人の貯蓄額

 昨年のコロナ感染拡大から1年が経過してフランス人のお金の使い方に大きな変化が起こっています。

 

2020年第2半期の時点で2019年の同時期と比較して約3倍も預金者が増えたという結果が出ました。

 

 フランスでは昨年の数回にわたるConfinement(外出禁止令)により、レストラン、娯楽、旅行、商店街の閉鎖などによる支出の低下と将来の収入の不安から貯蓄に回すフランス人が急激に増えたということが報告されています。 


今年の年末までに約2000億ユーロも個人の貯蓄が増えるとみられています。

 

例年ではフランスの平均貯蓄額(総額であって、個人額ではありません)は大体800億ユーロあたりらしいのですが、昨年からのコロナの影響による支出機会激減の為1000~1200億ユーロが追加で預金に回っています。

 

そしてこの1000億ユーロという額はフランス政府が経済復興に向けて投資したい額(救済金)に匹敵するそうです。


歴史を振り返ると、過去に大きなイベントで経済が滞ったときに貯蓄に回ったお金はその後、復興税という形で主に富裕層から徴収されてことを考えると、これから口座に眠っているお金に対して、そのような何らかの税金が施される可能性も十分に考えられます。

 

富裕層はすでにその税金対策をもちろん始めていると思いますので、一番大きな影響を受けるのはおそらく中間層の人たちになるのではないでしょうか。

 

本日月曜日の表明では政府はこのような特別税を設けることを拒否していますが、今後の景気次第ではどうなるかわからないですね。


現段階でこの巨額な貯蓄に対して議論されていることは、贈与税の見直しで、優遇額や条件を緩和して年配者からこれからお金が必要な若い世代に貯まったお金を回すということが有力のようです。


ただし、今の状況は身動きをとる自由が制限されて『お金を使いたくても使うことができない状況』であり、今後ワクチンの有効性や効果的な治療薬、治療方法が出てくるとその溜まった『動きたい』という衝動は計り知れない規模になるとも想像できます。

 

友人、家族と会ってレストランで食事をしたい、旅行をしたい、退屈だった毎日から美術館に行って文化的なインスピレーションを受けたい、外に出る機会が増えるから身なりを綺麗にしたいなど消費を回復させる要素は大きく揃っています。

 

鍵は『いつそのように自由に動けるようになるか?』であって、その機会が遅くなるほど経済回復は遅れ、そして復興税という税金の可能性も出てくるでしょう。

 

まあ、個人的には経済もそうですが、やはり以前のようになんの不安もなく自由に動ける世の中に一刻も早く戻ることを願うのみです。

 

今回、興味深い発見があったのは、フランスはle matelas de cash『マットレス預金』、日本は『タンス預金』 とどこの国も現金を自宅に置いておく習慣があるのが興味深いです。




2021年3月13日土曜日

FEDEXから配当

Fedexから配当が入ります。

(この記事を書いている時点ですでに売却している可能性あり)

 

今回は1株あたり$0,65で税金$0,10 (アメリカでの源泉徴収)引かれるので$0,55です。

 

Fedexは年に4回配当を出しており、権利確定月は3月、6月、9月、12月になります。

配当支払い月は4月、7月、10月、1月の第1週。

 

現在の株価$270での配当利回りは0,96%。


Fedexのビジネスモデルは物流サービス。まあ一言で言えば宅急便。世界展開していて、現在のEコーマスに必要不可欠なものとなっています。もちろんライバル会社も複数存在。

 



2021年 3月2週パフォーマンス

3月第2週時点の運用成績 

先週比:+5,7%

年初来比:+6,7%

S&P500 ($3943) 年初来比 ($3800):+3,7%

 

今週も先週に引き続きナスダックは荒れた相場でした。一方ダウ工業指数は安定して過去最高値を更新しています。

 

相変わらずの金利に左右される展開がハイパーグロース株の多いナスダックを不安定にしています。

 

自分の場合は運よく先週から大きく資産を増やすことができてS&P500指数インデックスに差を開くことができました。

 

これは先週末に大きく買い増しした銘柄が今週始めに米債10年金利の低下にが見られ、先週に大きく売られたハイパーグロース株たちが大きなリバウンドを見せたため(ナスダックは確か4%近く上昇)、ちょっと気持ちが悪くなり利確をして含み益を守れたことがよかったです。

 

その後は週後半にまた金利が上昇し始めたため、ナスダックはまた下落しました。


今週の感想、特にグロース株については高PER銘柄が大きく売られた後もなかなか戻りが悪い感じです。一方、先週に大きく売られたグロース株でもビジネスモデルが安定したPERがそこそこのものは戻りは早く、昨日のなナスダック下落時も大きな崩れは見られませんでした。

 

このように流石に昨年からの上昇相場はひとまず終わりそうで、これから単騎ではヨコヨコか若干の下落方向なのではと個人的に見ています。

 

ただ、今月はアメリカの巨大な救済対策で国民一人当たり1400ドルという給付金がありえます。そして昨日のどこかのアンケートで給付金を受け取ったら37%の人が株の購入に当てる予定という情報も目に入りました。

 

これが煽りのフェイクニュースでなければ、これからもう一つの上昇が見られるかもしれませんが、なんとなくすぐに終わりそうで警戒したほうがいいかなと思っています。

 

来週も引き続き、気を貼る展開が予想されます。しっかりと体調を整えて、最適な判断ができるように生活習慣も気をつけなければいけません。

 

2021年3月6日土曜日

2021年 3月1週パフォーマンス

 3月第1週時点の運用成績 

先週比:-1,0%

年初来比:+1,0%

S&P500 ($3841) 年初来比 ($3800):+1,0% 


今週は日本、アメリカと株式市場が久しぶりに荒れました。米債10年利回りが急上昇したことが関係しているみたいですが、特に昨年から大きく株価をあげてきたグロース株の下げが強烈でした。

週初めから少し怪しい雰囲気だったのが、水曜から怒涛の3連日コンボで20%近く下げた銘柄もそこそこ見られました。

 

自分のポートフォリオではキャッシュの割合が6割くらい火曜あたりまであったのですが、水曜からディフェンシブ銘柄と思っていた新興グロース株(年成長率10%なのでハイパーグロースではないはず)を中心にその他の銘柄も下落ごとに買い増ししていたら気がついたら木曜の時点でキャッシュはわずか5%以下に。


そして先週まで年初来2%近くあった含み益がわずか数日で吹き飛び、金曜の株式市場半ばには一気に大きな含み損まで行きました。

今こうして数字で見てるとわずか先週比 -1,0%ですが、昨日の市場中は感覚的にマイナス5〜10%くらい受けている感覚で神経をかなり削られて疲れました。

 

結局金曜の後半に少し下落幅を戻したのでかろうじてなんとか今週末はわずかな含み益で終えることができたのが奇跡的な感じです。

 

ほんとに数ヶ月間かけてコツコツと利益を積み上げたのがわずか数日で吹き飛ばされる状況はまさに積み木をしててちょっとした油断で全て崩れ落ちる感覚にとても似ています。

 

相変わらず、金利の上昇が安定していないので、週明けに大きく下げる可能性はかなりあります。あえて購入したものは売らずに少し保有する気持ちでいますが、いつ心を砕かれるかわかりません。

 

薄い期待としては昨年の春の大きなリバウンドを狙いたいのですが、今回は流石にそのような雰囲気はなく、下落する可能性が高そうです。

それでも持ち株を売らず、保有し続ける理由はいいビジネスモデルをもつ企業は困難な状況でも耐え抜くことができるであろうという期待だけです。

 

 

2021年2月27日土曜日

2021年 2月4週パフォーマンス

 

2月第4週時点の運用成績 

先週比:-0,2%

年初来比:+1,9%

S&P500 ($3811) 年初来比 ($3800):+0,2%  

 

ついに今週はS&P500インデックスを越すことができました。まあ、たかだか1,5%しか差がないのであっという間に戻りそうですが。

ただ現在は自分の投機癖をいかに抑えこんで取り組むかに集中できているおかげです。


今週の相場は久しぶりに荒れました。週初めから米債10年利回りの上昇をきっかけにしてアメリカ株式は特にハイテク企業が集まるナスダックが激しい上下を展開しました。

 

週前半はセクターローテション、つまり今までハイテク企業へ資金が集まり株価の大幅な上昇を伴って来たのが金利の上昇で魅力が弱くなり(割高とみなすようになった)、低成長だが、歴史のある安定した企業(さらに特にコロナ後を見越して消費、素材関連)に資金が移って来ている様子でした。

 

しかし週最終日の金曜日は多くの低成長、安定した企業からの資金引き上げも垣間見れる感じで、投資家が株式市場への警戒感を高めているようす。

 

目下、今注目されているのは金利の動向で、これはアメリカだけでなく、ヨーロッパ諸国の金利もじわじわと上がり始めています。

S&P500 インデックスの現在の配当利回りが約1,4%で先日に米債10年利回りが一時1,6%をつけたので、リスクの少ない債権に投資家が資金を非難させているとのこと。

 

金利が上がると借金をしている企業は返済により多くの資金が必要になるので、利益率が下がります。ですから自分の場合はなるべく債務が少なく、不況耐性のありそうな優良企業に資金を回すようにしています。

もちろん、キャッシュ比率は相変わらず高めで現在60%ほどです。

来週はみんなが警戒し始めているので注目の週になりそうですが、個人的には意外に大きな下げはなくヨコヨコなんじゃないかなと思っています。

ただ、いろんな場合を想定して臨機応変に対応できるようにこの週末にイメージトレーニングを少ししようと思ってます。

 

 

2021年2月21日日曜日

2021年 2月3週パフォーマンス

 

2月第3週時点の運用成績 

先週比:+0,2%

年初来比:+2,1%

S&P500 ($3906) 年初来比 ($3800):+2,7% 


今週はS&P500インデックスに少し近づけました。

大型はヨコヨコの展開が今週続いていましたが、新興株、高成長株は日によってボラリティーの大きい状況が続いています。どこかでちらっと読んだのですが、株式相場のサイクルにおいて、上昇期が終わる最後の状況でこのような新興、高成長株のボラリティーの大きな上げ下げが見られるらしいです。

欲を出して、こういうボラリティーの高い銘柄に手を出すとやられるときは大きく損をします。

資金管理が本当に大事になるので、必要な資金をかけて行わないよう心がけるようにしています。

 

私は今の株式市場を警戒しながらも大きく下落する可能性の少ない、でもまだ上昇余地がありそうな銘柄に分散して投資をしています。キャッシュ比率は過去最高に近い7割あたりになっています。

長期で成長する銘柄に寄せているつもりですが、実際には今の状況で長期間保有するというよりも安くなったら買って、数日で上昇したら売ってとちょこちょこと利確を重ねています。

 

長期で成長する銘柄への投資は株価が数日で下がったとしても精神的にあたふたすることが少なくなるので、冷静に判断を下せると思っています。

 

今はバブルで多くの経験を持った投資家がキャッシュ比率をすごく高めています。こういう状況だと以前にも書きましたが、大きな暴落や調整はすぐにこない気がするのですけどね。

 

いつになっても暴落しなくなってみんなが手持ちのキャッシュを乗り遅れまいと使い始めたら起こりそうですけど。そのあたりの見極めというか感覚は大事にしたいです。

 

もう来週で2月も終わりますが、少しでもS&P500インデックスに近づけれるようにしたいですね。

 

2021年2月13日土曜日

2021年 2月2週パフォーマンス

 2月第2週時点の運用成績

 

先週比:+0,3%

年初来比:+1,9%

S&P500 ( $3934) 年初来比 ( $3800):+3,5%


自分の運用資産は微量に増えてますが、S&P500インデックスの大きな伸びと比べると週を追うごとにその差が大きく離されていってます。

素直にインデックス買っておくのが一番なんですけど、どうしても自分を試したくなるのでもう仕方ないです。そういう運命と割り切って気が済む(大きく資産を減らす...)までやるでしょう。

 

今週を振り返ると、先週と同じような雰囲気でペニーストックと言われる株価が1ドル未満の企業にお金が回っていて株価が大きく上昇している銘柄がちらほら見えます。

 

大型 IT企業もなんだかんだで上昇しているのでここ毎週インデックスは過去最高値を更新していってます。

 

 自分の経験からインデックスが下げるとそれ以上に自分のポートフォリオの銘柄の株価が下げるというのも何度も見てきました。とりあえず、市場に居続けているのでなんとか資本主義の恩恵を少しだけ受けてますが。

 

 

ビットコインもいよいよ公式に世界の大手銀行が取引を扱い始め、つい先日はクレジットカード会社のマスターカードも新しく暗号通貨を使ったサービスを行うことを発表しています。

今年に入って怒涛の勢いで価格をあげているビットコイン率いる暗号通貨ですが、ここからさらに上がるのか興味深いところです。

 

キャッシュポジションは75%になり、少し主力銘柄を少しづつ買い増ししています。先日に購入したFEDEXの株価が上がったので、今は無理せず利確しました。

期待はまだ持てるのですが、今の相場環境であまり長期で保有したくないという理由です。

 

2021年2月8日月曜日

ビットコイン急上昇

ビットコインが今日大きく上昇しています。

 

気がつけばすでに1ビットコインは36,600€ 。

 

数年前のビットコインブームの時にが12,000€で世間は大騒ぎしてましたが、その後急落して4分の1まで下がりました。この頃に大きく損をしてもう2度とビットコインなんてやるものかと去っていった人が多くいました。


それからひっそりと上昇を始めていて、気がつけばあの頃の3倍になっています。

 

今日の原因はどうやら電気自動車のテスラがビットコインを大量に購入したという報道の後に急上昇しています。

 

これからだんだんと暗号通貨が日常で支払いの1つの手段として迎えられるのでしょうか。

2021年2月7日日曜日

2021年 2月1週パフォーマンス

2月第1週時点の運用成績 

先週比:+1,0%

年初来比:+1,6%

今回からS&P500指数年初 ($3800)も入れて比較して見ます。

S&P500 ($3886) 年初来比:+2,1%


1月最後の1週間に比べて今週はかなりおとなしい相場でした。傾向としては緩やかに上昇していて個人的に予想していた荒れるような相場は見られませんでした。

 

その恩恵もあって自分の資産も先週分を取り戻すことができましたが、やはり目標であるインデックスS&P500には 負けています。

 

キャッシュ比率は8割まであり、残りの2割のほとんどが医療分野で守りのポートフォリオです。

ちなみに先週に少しだけ運送大手のFEDEXを試し買いしました。ライバルのUPSが先日に好決算を発表していて少し期待できるかな(ここ数週間株価は下落し続けていたのもあり)ということですが。

巷では約9割の投資家がこのバブル相場を警戒しているみたいですが、そういうみんなが警戒しているときは意外に暴落みたいなものが来ないんですよね。

 

小さな調整下落はあるかもしれませんが、若い世代が投資に積極的に加わってきていることや、フランスで定期口座に入っている額が過去最高であることを考慮するとまだまだ現金を持って株を買い上げる余力はありそうです。

 

世界を見れば、遅れていたワクチン摂取がだんだんと進みはじめてきているようでこれからはレストラン、航空関係、娯楽、リゾートなどの銘柄がもしかしたら買いはじめられるかもしれません。

 

2021年2月5日金曜日

2021年1月 フランスの不動産価格推移

先週に2021年度1月のフランスの不動産推移結果が表示されていました。


昨年は春にコロナによる全土ロックダウンにより一切の不動産取引が中断されたせいで歴史的なマイナス(前年度同期比の取引件数)を記録しましたがその後、ロックダウン解除後は昨年比同等以上の取引が行われて、最終的には昨年は不動産業界は活気づいた結果になりました。


今年にはいり、早くも1ヶ月が経ちその不動産市場の動向はというと地域によって異なる傾向をみせているようです。


パリ、リヨンの2大都市は不動産価格の下落が見られていますが、他の地域は逆に上昇しています。


おそらくコロナによる影響で大都市で働いていた人がテレワークに移行し始めてより広い居住面積や自然に近いところに引っ越ししているのが考えられます。パリやリリヨンで賃貸としての収入を目的に投資した人も現在は入居希望者が激減している可能性もあり、次の投資目的購入者が購入をためらっているということも考えられます。


パリとリヨンは飲食などサービス業、観光業、文化業とわりと最低賃金で働くひとが多いのでその人達がとりあえず家賃の支払いを抑えるために地方に移っていることも可能性としてあるのではないでしょうか。


フランス各都市の不動産価格バロメーター 2021年1月末

パリ:10,350€/m2 (-0,5%)

リヨン: 4,954€/m2 (-0,3%)

ボルドー: 4,613€/m2 (+0,2%)

ニース: 4,438€/m2 (0%)

レンヌ: 3,779€/m2 (0%)

ナント: 3,736€/m2 (+0,6%)

トゥールーズ: 3,439€/m2 (+0,1%)

リール: 3,284€/m2 (+0,6%)

ストラスブール: 3,197€/m2 (+0,8%)

マルセイユ: 3,160€/m2 (+0,3%)

モンペリエ: 3,154€/m2 (-0,3%)


2021年1月30日土曜日

2021年 1月4週パフォーマンス

1月第4週時点の運用成績

 

先週比       ー0,6%

年初来比 +0,6%

 

 先週に比べて下げました。

 当日に新規で購入したコロナ向けPCRテスト専門のフランス新興企業が前日に好決算発表したにも関わらず15%超の暴落。一気に主力銘柄に持っていったのがよくなく、マイナス8%の含み益といきなりなってしまいました。

2021年度も引き続き強い需要があると会社側のガイダンスはあったにも関わらず、市場は期待外れの内容と受け止めた様子です。

こういうのはほんと株の難しいところだなと思います。ほぼコロナ専門なので、ワクチンが行き届きみんなが動けるようになるとテストの必要性はなくなって会社の存在はなくなるというのが大きな懸念のようです。

今回の決算発表で借金は全額返済したので2021年度はさらなるコロナテストに有効性と確実性、検査結果の時間短縮、簡易性、そしてデータを活用するということに余剰金を使って投資するとのこと。

このこともコロナ一点集中してる状況を危惧されている。

持ち続けるか、見切るかは悩みどころ。

 

相場全体としてはロビンフットのゲームストップ事件で新たに株式市場に変化が起こりそうな様子。

若い世代がソーシャルネットワークを活用してヘッジファンド を窮地に追い詰めるという過去にありえないことが起こっていて、やはり株の分野も新しい時代が来るのかなと予感させます。

 

今週の不安定な市場は全てこのロビンフットによるゲームストップ事件で投資家の不安が高まり全体的に株価が下落した兆候を見せています。

自分の現在のキャッシュポジションは70%くらいのかなりの守りに入っていますが、主力の複数銘柄はほぼ医療関係に固まっているので 今後のコロナの状況に大きく左右されそうです。

内心は2月終わり頃まで株の取引をやらず様子を外から見るのが一番だと思うのですが、ついつい自分を試してみたくなるのが悪い癖です。

 

ヨーロッパの証券会社ではリーマンショック以降、自分の知識が足りないと思うのではっきりと言えませんが、個人の個別の空売りはほぼ禁止な状況になっています。

来週はさらに荒れそうな相場になりそうですが、無事に下げ止まらず年初来プラスをキープできるようにしたいです。


 


2021年1月22日金曜日

2021年 1月3週パフォーマンス

 前回の記事でも書きましたが、今年は可能な限り毎週の資産運用パフォーマンスを記録していこうと思います。

 

 年初来比 +1.2%

 

今週は先週までの勢いが変わってきた?感じで強い銘柄と弱い銘柄が別れ始めてきている様子。

引き続き、米市場は大型IT銘柄は人気があるが、新興株の動きは冴えなくなっている?まだ医療関係は粘り強い印象。

フランスは新興株の上昇が終わり、下落方向にトレンドか。

アメリカでバイデン新政権が始まり、これからどうなるか相場も揺れそうな感じですが、来週も守りながらもチャンスを見つけたい。

2021年 資産運用履歴について 

今年の資産運用履歴を記録しようと思います。

去年は3月からのコロナショックで世界の株式市場はあらゆる意味で史上例を見ない相場となりました。

3月から4月末辺りまでの相場は本当にジェットコースターに乗っている気分で、精神的に参ってこの辺りで株を辞めた人も多くいたと思われます。

しかし年度末を見てみれば、過去最高値を超えた米国、日本、その他とコロナショックはなんだったんだという有様でした。

過去最高利益を上げた投資家もかなり多く見られましたし、年度末付近から若手の投資家も参加するようになって世界の株式市場は空前の株ブームになっています。

 

未だコロナは終息を見せる様子もないですが、株式市場はそんなことは全く気にせずに(実際にはイベントごととして織り込まれますが)盛り上がり、今年2021年になってもすごい勢いで上昇しています。

今年はどのような運用成績になるのか記録のために毎週末ごとにチェックしようと思います。

 

2021年1月1日金曜日

2021年1月からお金に関わる変更点(フランス) 最低賃金、

毎年恒例になっている新年早々、フランスのお金に関わる変更点になります。

時間が取れ次第順次追加していく予定です。


 以下の変更は2021年1月1日より施行されます。


最低賃金SMICの値上げ

まずは多くの人に関係しているので最初に取り上げます。

今年は(も?)インフレが進まない関係で僅かな値上がりしかしていません。その値上げ率は+0,99%(面倒だから1%にすればいいのに)になります。ちなみに2019年は1.5%そして2020年は1.2%の値上がりでした。

額面の月の給料(週35時間)は1554,58€ (約19万5千円、125,26円/1€計算) で1時間あたりにすると10,25€ (約1300円)になります。

日本は最低賃金の制度が全国統一ではなく、各都道府県で制定されているようなので都会と地方では大きな差が出てきますが、生活物価を考えると日本の制度の方がいい気もします。

(厚生労働省から各県の最低賃金が記載されていたのでここでみれます)

フランスは最低賃金が全国共通なため、多くの人にとって支出の大部分が住宅(家賃やローン)に当たるので、パリのような大都市で働くことは生活が苦しくなる選択と言えます。

特に去年2020年のようなコロナで大部分のお店や施設が閉鎖または部分営業のみされている状況ではそこで働く労働者(大半の人が最低賃金)は生活できなくなりました。パリの住宅費はかなり高いので最低賃金だとおおよそ収入の半分が住宅費にかかります。相場平均で1ルームが月に600〜700€ (約7万5千〜9万円弱)。


住宅補助APLの算出の改革

続いて学生さんなどで収入の少ない人に興味があるものです。

なお、28歳以下の収入のない学生は受け取れる受託補助金額に変更はありません。

今までは2年前の収入に基づいてAPL申請した時の住宅補助金額が算出されていましたが、この度のコロナのような急激な生活スタイルの変化に合わせてリアルタイムに近い算出方法になります。

今回の改革により過去12ヶ月の収入からの算出になりました。サラリーマンや失業者は自動的にCAFに3ヶ月ごとに更新された情報が送られ、個人事業主、生活保護者は3ヶ月ごとに専用の用紙に申告して提出する義務があります。


切手代の値上げ

近年あまり手紙を送る機会は減ってきているのでそこまで気にならないかもしれませんが切手の値段も上がります。

Ecopliという一番安く送る切手が0,95€から1,06€、Timbre vert 緑色の切手(営業日2日到着)が0,97€から 1,08€に、そしてTimbre rouge赤色の切手(営業日1日到着)が1,16€から1,28€に値上がりしました。この10年間で切手の値段は2倍に値上がりしたようです。2011年は0,6€で購入できていました。


ガス代の値上げ

ガスはパリで使われる住居は少なくなっているので、どちらかというと大都市郊外や地方に住んでいる人に関係してきます。昨年度に比べて0,2%値上がりします。


タバコの値上げ

こちらはタバコが辞めれない人には毎回のことです。不思議なことに銘柄によって値上がりの幅が異なるようですが、おおよそ1%程度の値上げです。


Allocations familiales(家族手当)の申請条件の収入限度額の引き上げ

こちらは値上げではないですが、昨年度より1%ほど収入限度額が引き上げられています。


ここからは嬉しい変更、料金の引き下げについて、

Notaire(公証人)に支払う手数料の引き下げ

平均して1,9%ほど今までの手数料より下がります。ほんらいならば昨年の5月に変更されるはずでしたが、コロナのため外出禁止令があり延期されていました。