2021年12月18日土曜日

2021年 12月3週パフォーマンス

 


12月第3週時点の運用成績 

 

先週比:-0,4%(追加資金控除),    -0,3%(追加資金込み)

年初来比:+4,0%(追加資金控除)  +4,0%(追加資金込み)

S&P500 ($4620) 年初来比 ($3800):+21,5%

 

もう、自分の運用成績は銀行預金に毛が生えた程度のものにまで下がってしまいました。

 

今週もボラリティーが高く上げ下げの激しい1週間でした。

FOMCがコンセンサス通りに通過し、不明瞭なものがなくなったので翌日には大きく株価は上昇しましたが、FRBの発言内容がタカ寄りにさらに傾いたために翌日からまた大きく下げて週末まで続きました。

 

自分のポートフォリオも同じように影響を受け浮き沈みが激しく、ごちゃごちゃと触るのは疲れるので、少し考えて今後の投資方針を見直すことにしました。 

株式市場から完全撤退ということも選択肢にあるのですが、その場合、何に投資先を振り分けるかはっきりと今の自分には答えがありません。

不動産投資は人とのやりとりがめんどくさい、 そもそも購入する物件が市場価格に適正かどうかは自分にはわかりませんし、フランスは全ての書類が遅いし適当でそれに時間やストレスをかけたくないというのが避けている理由です。


あとは暗号通貨とかも自分には良くわかりません。遊ぶ程度ならいいけど、それで投資というのがよくわからない。

 

あとは自分で事業を起こすというのは興味が少しありますが、このコロナで色々また事務的なことなど面倒、というかフランスは全ての事務的なこと、書類が進まない。まずちゃんと働ける人が少ないし、仕事よりも楽をしたい人間が多いので、何をするにも日本の10倍近く時間がかかるわけです。

 

というわけで結局自分ですぐに管理できる株に戻ってしまうのです。

なので、株を始めた時のように、自分で考えて、自分で調べて(ビジネスモデル、株価が適正かどうか)中長期で保有しようと思います。

それだとまあ、飽きる部分もあるので、ポートフォリオの最大20%までを短期トレード用に割り当てるかもしれませんが、こうするとルールを破ってしまう自分がいるのが簡単に想像できるのが怖いところです。

 

結局、株で負ける人は自分のルールを守れない人ですからね。

 

来週から本格的に年末最後の取引に入るのですが、今年は2018年の血のクリスマス週間の再来が起きないことを祈っています。

正直コロナショックよりも、2018年の年末の下げが一番きつかったです。約10日弱下げ続けたのは、底なし沼のような気分でした。

 

さて今年はどうなるでしょう

2021年12月11日土曜日

2021年 12月2週パフォーマンス


 

12月第2週時点の運用成績 

 

先週比:+3,2%(追加資金控除),    +3,1%(追加資金込み)

年初来比:+4,4%(追加資金控除)  +4,3%(追加資金込み)

S&P500 ($4712) 年初来比 ($3800):+24%

 

今週の自分のポートフォリオは大きめな+になりましたが、あくまで先週まで売られ続けた反動のまさに『デッドキャットバウンス』です。

かろうじて含み損からの脱出は出来たのですが、インデックスがまたも最高値を更新している中で自分の選ぶ銘柄の弱さが際立っています。

 

 

来週からはポートフォリオの見直しを行い、保有銘柄の入れ替えをしようと思っています。

 

今週のメインイベントである昨夜の米CPIはインフレ率が+6,8%と約40年ぶり?くらいの上昇率だったようです。発表後の市場への影響はすでにだいぶ前もって織り込まれていたせいかさほど影響はありませんでした。

 

ただ、中小型の高成長株はまたもとことん売り込まれる状況に戻っています。

自分のポートフォリオもこの中小型高成長株がほとんどを占めているので、バッチリとその影響を受けています。

 

難しいのは好業績でガイダンスも高成長を掲示しているこれらの銘柄の株価の判断です。

例えば、年30%を今後3〜5年継続できるのであれば、現在の株価は適正で銘柄によっては割安のものも見かけます。

 

あとは、市場が一番嫌う『不確実性』要は本当に会社側が掲示した数字を達成し続けれるかどうか?ということ。 要は約束を守れるか、はたまたただの口約束か。

これを考えるとしばらくハイパーグロース株の大きな巻き返しはすぐには難しいかもしれません。ただ、毎回の今後の決算をしっかり追って行き、成長性に陰りはないかを確認できればまた時間と共に株価は巻き返していくことでしょう。

 

短期でのトレードにはやはり現時点では不利な状況には変わりありませんので、この辺りをすっぱり外して、インフレ、不景気に強いセクター、銘柄をポートフォリオに入れ替えて行きたいと思います。

2021年12月4日土曜日

2021年 12月1週パフォーマンス

 


12月第1週時点の運用成績 

 

先週比:-5,2%(追加資金控除),    -5,1%(追加資金込み)

年初来比:+1,2%(追加資金控除)  +1,2%(追加資金込み)

S&P500 ($4538) 年初来比 ($3800):+19,4%

 

今週はついに株式市場から退場する羽目になりました。

下落相場での資金管理が甘く、 自分の都合でここが底だと思い込み、手持ち現金を全てナンピンしたら、さらにそこから激しい下落を受けての流れとなりました。

 

私自身は投資歴が6年ちょっとになるのでそれなりに〜ショックというのは経験しているのですが、今回はポートフォリオのほぼ全てがIPOからの日が浅い銘柄ばかりで構成されていてその洗礼を受けたという初めての経験になります。

 

過去の〜ショックでは指数自体もそれなりに大きく下げて、俗にいう『暴落』という見出しでメディアに大きく取り扱われるのですが、今回は小型のみしかも世間的には全くの無名銘柄がほとんどで、連日の大きな下げとなりました。

 

ほんの数日間でマイナス20%からマイナス50%近くまで急落した銘柄も多く、この状況で指数が大きく崩れたらどうなってしまうの?という思いから手持ち銘柄を一旦ほとんど売ってしばらく様子をみよう(結果的にまたすぐに参加する形になっていますが...)という決断を下しました。

 

今までだと意地を張り、そのまま保有し続けた結果に元本を大きく割って、ストレスとそんな状況までほったらかした自分への情けなさに悩まされましたが、今回はこのような過去の経験から早めに退場した方がいい(もっと早く損切りしておけば理想だが)と学びました。


結果としては損切りが遅く、大ダメージを受け今年の含み益は綺麗に吹っ飛んで行きました。

今年一年の株にかけた時間は膨大なものになりました。他の興味のあるものに時間を有意義に使えたのになあと思い返しながら悔しさを噛み締めています。

 

しかし一度キャッシュに戻したことで、冷静さを取り戻すことができ、どうやってここから再入場するかという戦略を練ることができたような気がします。もうこの時点で株中毒だなぁと自分で思いましたね。

 

そして退場してわずかな時間で金曜の相場に挑み始めたわけです。

 

この日はVix指数も35台、Fear&Greed Indexと呼ばれる恐怖&欲望指数も19を一時表示し、『極めて恐怖』の位置にあり市場参加者の悲壮感が出ている様子を表しています。


 

来週もまだ下げる可能性は大いにあります。このような状況で自分が今どういうスタンスで株式市場に参加するのか繊細に考えなければいけません。