2022年5月22日日曜日

2022年 5月3週パフォーマンス

 


5月第3週時点の運用成績 

 

先週比(昨年度末比):-1,2%

年初来比:-9,5% (ただし保有ロシア株の損失は反映されていません)

S&P500 ($3901 年初来比 ($4800):-18,6%

 

いやー、長い長い。いつまで続くのこの下落相場。

今週を振り返るとポートフォリオは先週比で-1,2%しか下げてなかったようだけど、体感的には5%くらいやられていた感覚でした。

 ただ、相変わらずお金は減り続けているわけでよろしくありません。

 

自分は2015年ちょっと前くらいからアメリカ株に入りましたが、この間に何度か『〜ショック』という大きな暴落を体験してきました。

でも、これらのショックでも株価はすぐに戻ってきていましたが、この半年間は全然戻ってくる気配がありません。

これが本当のベアマーケットなのかと高い授業料を払いながら体験しています。

ブログで過去に何度も書いていますが、一番安全なのは相場から離れることです。

ただ自分の場合、証券口座に預けている資産は余裕資金なので、相場に対しての危機感というものが弱いためこのような不利な環境の中でも市場にほぼフルポジションという形で参加し続けています。


余裕資金なので最悪ゼロになっても路上生活になることはないのですが、本当に7割くらい減ると精神的にきついと想像しています。

生活防衛資金は銀行の口座にとっていますが、あくまでも最低限の資金なので極力ここに手をつけない方にしなければいけません。

やりたくない仕事をやる必要が出てくることだけは避けたいのです。

 

現段階での自分の考えをまとめると、

- まだFRBのQTは始まってすらいないので、上昇相場を期待することはまだしない

しかし、

1. この半年間の下げ(指数が20~30%近く下落)によってアメリカ人の資産の多くが株式などの金融資産 で保有しているため、資産がこの半年で激減した可能性が高い。

2. この大きな資産減により、生活余裕資金がなくなり労働に復帰するアメリカ人が増える

3. 企業の求人数はロシアとウクライナの戦争、不景気への懸念により3月から現在までに急激に減少していることを示すデータが多く出ていて 、今後採用数は減るが、求職者は増えるというこれまでとは全く逆の流れになる可能性が高い。

4. この流れにより急激に賃金の低下が発生し、インフレが大きく下落する

 

この辺りが次回の6月のCPIやその他の統計に出てくると株価は大きく上昇すると予想。

ただ夏以降、逆に失業率が増え続け、賃金の低下も続くと不景気がやってくるので株価は大きく下げる可能性はある。


まとめると6月の各統計発表は今の市場のトレンドをひっくり返す可能性がある(つまりアップサイドへの期待値が高い)。もし、発表でインフレの下落が大きくなくてもほぼ現在の株価はその辺りを織り込んでいるものと思っているので、下落率は少ないはず。

 

そして6月から相場がもし反転して上昇した場合は7月くらいにある程度の利確を行い、失業率などを注視して夏に備えるのがいいのかなと思っています。

 

あくまで自分の今の情報からの推測なため、また環境が変われば柔軟に頭を切り替える必要があります。





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