久しぶりに資産運用成績を計算してみました。今年も残りあと1日となりました。
このブログは昨年末から自分のメモ用にと始めましたが途中で計算が面倒になり放置してしまい思ったように更新はできなかったことが反省点です。
今年を振り返りながら現在の社会情勢への私の考えを残しておこうと思います。
2015年を振り返るとフランスでは年明け早々にシャリーエブドを狙ったテロが起こり、どんよりとしたスタートでした。失業率は相変わらず高い水準に留まりなかなか下げる気配はありません。
私はこの問題はフランスの昔からあまり変らない体制、法制、そして生活スタイルにあると思っています。よき時代の昔の生活スタイルを現代の世界の厳しい激流の中で続けようと考えることは無理があります。
人が簡単に国境を越えて住む場所を変えることができる時代であり、世界の人口増加+機械による仕事の自動化により仕事を得るということは年々難しくなってきています。今は『仕事』という概念を考え直さなければいけない時だと思います。
フランスは基本的に過去の侵略で得たもの、人で現在まで経済をまわしているように思います。数々の美術品、植民地からの素材の調達から売買、労働力となる低賃金での移民。そして原子力発電を中心とする武器輸出。
しかしインターネットが過去の全てを変えようとしています。
世界は武器を使った戦争を非難し、各国は武器を使った戦争をより避けるようになりました。また、いままで隠されてきた小さな情報が個々のスマートフォンからの発信によりソーシャルネットワークで簡単に多くの人の目にとまるようになりました。
これによって大物達(各国政府や権力者達)は以前に比べて手荒な行動はできなくなってきています。
今や武器は脅しのために使われるものになりつつあり、現在の新しい戦争は経済戦争にうつってきています。
アメリカは国としての歴史が浅いためイノベーションにためらいがなくその時代に合わせて進化していきます。私がなぜアメリカ株式市場を主に資産運用の場とするのかはそのためです。確かに強いものは繁栄するかもしれませんが変化に適応できないものは廃れていきます。この点、日本、フランスのような国は歴史があり強い時代があったのですがイノベーションに積極的になれないためにずるずると後退しています。いい会社があってもその環境により大きく成長できるものとできないものに分かれてしまいます。
保守的な政策は必ずしもいいと思えません。そこには『規制』をかけるからです。それは現状を『維持する』ためであるので前に進むことが困難なのです。
そういう意味でフランスはもっと規制をなくして自由競争力をつけなければ今の経済の悪化から脱出するにはほど遠いと思います。
話が長くなりましたが今年の私個人の運用成績をみてみます。
今年一年間で実際に受け取った配当利回りは実質1.2%(アメリカでの源泉徴収10%除く)になりました。税引き前だと倍の2.4%になります。
実質というのはフランスでは『NET』ともとれるので現在の銀行定期預金Livret AがNETで0.75%ですので銀行に預けるより1.5倍多く利子がもらえていることになりました。
次に含み損益をみてみると2014年末に対して4.9%の含み益になりました。この数値はアメリカの主要株式指数のひとつであるS&P500の成績が今年一年で0%だったことに対してよりよい成績を残すことができました。
そして最後に配当金と含み益を合わせると今年一年間のトータルリターンは6.1%upという成績になりました。
夏のチャイナショックなどを乗り切って無事にプラスで年を越せそうなので今年はまずまずいい年になったと言えるでしょう。
このブログは昨年末から自分のメモ用にと始めましたが途中で計算が面倒になり放置してしまい思ったように更新はできなかったことが反省点です。
今年を振り返りながら現在の社会情勢への私の考えを残しておこうと思います。
2015年を振り返るとフランスでは年明け早々にシャリーエブドを狙ったテロが起こり、どんよりとしたスタートでした。失業率は相変わらず高い水準に留まりなかなか下げる気配はありません。
私はこの問題はフランスの昔からあまり変らない体制、法制、そして生活スタイルにあると思っています。よき時代の昔の生活スタイルを現代の世界の厳しい激流の中で続けようと考えることは無理があります。
人が簡単に国境を越えて住む場所を変えることができる時代であり、世界の人口増加+機械による仕事の自動化により仕事を得るということは年々難しくなってきています。今は『仕事』という概念を考え直さなければいけない時だと思います。
フランスは基本的に過去の侵略で得たもの、人で現在まで経済をまわしているように思います。数々の美術品、植民地からの素材の調達から売買、労働力となる低賃金での移民。そして原子力発電を中心とする武器輸出。
しかしインターネットが過去の全てを変えようとしています。
世界は武器を使った戦争を非難し、各国は武器を使った戦争をより避けるようになりました。また、いままで隠されてきた小さな情報が個々のスマートフォンからの発信によりソーシャルネットワークで簡単に多くの人の目にとまるようになりました。
これによって大物達(各国政府や権力者達)は以前に比べて手荒な行動はできなくなってきています。
今や武器は脅しのために使われるものになりつつあり、現在の新しい戦争は経済戦争にうつってきています。
アメリカは国としての歴史が浅いためイノベーションにためらいがなくその時代に合わせて進化していきます。私がなぜアメリカ株式市場を主に資産運用の場とするのかはそのためです。確かに強いものは繁栄するかもしれませんが変化に適応できないものは廃れていきます。この点、日本、フランスのような国は歴史があり強い時代があったのですがイノベーションに積極的になれないためにずるずると後退しています。いい会社があってもその環境により大きく成長できるものとできないものに分かれてしまいます。
保守的な政策は必ずしもいいと思えません。そこには『規制』をかけるからです。それは現状を『維持する』ためであるので前に進むことが困難なのです。
そういう意味でフランスはもっと規制をなくして自由競争力をつけなければ今の経済の悪化から脱出するにはほど遠いと思います。
話が長くなりましたが今年の私個人の運用成績をみてみます。
今年一年間で実際に受け取った配当利回りは実質1.2%(アメリカでの源泉徴収10%除く)になりました。税引き前だと倍の2.4%になります。
実質というのはフランスでは『NET』ともとれるので現在の銀行定期預金Livret AがNETで0.75%ですので銀行に預けるより1.5倍多く利子がもらえていることになりました。
次に含み損益をみてみると2014年末に対して4.9%の含み益になりました。この数値はアメリカの主要株式指数のひとつであるS&P500の成績が今年一年で0%だったことに対してよりよい成績を残すことができました。
そして最後に配当金と含み益を合わせると今年一年間のトータルリターンは6.1%upという成績になりました。
夏のチャイナショックなどを乗り切って無事にプラスで年を越せそうなので今年はまずまずいい年になったと言えるでしょう。
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