多くの人は株式投資に限らず、自己資金で資産を増やすために投資を行っていると思います。
日本では、アベノミクスの恩恵にあやかって『億り人』になった人も結構いるようです。
私は株式投資をはじめてちょうど3年目になりますが、ちょうどそのころは世界的に株価がまだ低迷している状況でした。
なので、そのときに多くの金額を投資していれば、特に銘柄を選ばずとも1、5倍近くまで資産が増えていると思います。
私の場合は、株というものが初めてで、最初は少ない金額から始めたにもかかわらずちょっと含み損になるとすぐに売ったりして、その後、株価が上昇すると購入、また少し含み損がでると売るというほぼ負けパターンの取引をしていました。
今思えば、その間は世界的に株式市場が上昇相場だったので大きな損害なく、資産もたいして増えずという状況でした。
上記に書いたように、最初に購入してなにもせずにほっておいたら1、5倍になっていたわけです。
『〜していたら』とか『〜だったら』と考えても仕方がないので、今回の経験をうまく次回の上昇相場にいかせるようにしたいと思います。
そして最近の相場をみているとまだもう少し上昇する感じもあるけど、10〜20%近くの暴落する感じもあるという状況だと思います。
ただ、将来のことは予想しにくいので、あまり一方的な方向に賭けてポジションをとると、今回のイギリスの投票のようにダメージを受けやすくなります。
自分もよくやっていたのですが、多くの投資家がはまるパターン(つまり負けパターン)は今回のような急落のときに怖じ気づいて、持ち株を売却し、今日現在のように株価が戻り、さらに高値圏にはいりそうな直前に、『ここで乗り遅れると利益を得る機会を失ってしまう』という焦りの感情が働いて割高で購入してしまう。
そして、そのすぐ後にどーんと調整がはいり含み損になって後悔!というパターンです。
ということは株で勝率をあげるにはこの逆のパターンをとるのが、一番勝率がいいということになります。
つまり、世界中で不安や問題がニュースで伝えられ、悪い材料ばかりがではじめたときが『購入のベストタイミング』であり、今日のようにFRBが今後利上げするどころか利下げをするかもしれない、世界中で財政出動が起こるだろうというような憶測が流れはじめたときに『売却のベストタイミング』ということになります。
実際、自分の資産も過去最高益になっていますが、どの銘柄を売ろうか悩んでいるうちに面倒くさくなってそのままホールドしている状況です。
ここで来週くらいにどーんと株式市場が下落したら、自分で書いた今日のブログのアドバイスをまったく実践していないただのアホになってしまいます。(そうなりそうで怖いのですが。)
やはり最終的には『敵は己の中にある』つまり最初に決めた単純なルールを感情に任されず、たんたんと実践できるかどうかということが資産を大きく増やす要となります。
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