2023年1月29日日曜日

フランスの定期預金の利子が大幅アップ

 フランスの定期預金口座であるLivret A, LDDS, LEPは来月2月1日から預金利子がそれぞれ約1,5倍に跳ね上がります。


利子非課税口座である、

Livret A(上限€22,950)は2% -> 3%

LDDS(上限€12,000)は2% -> 3%

*LEP(上限€7,700)は4,6% -> 6,1%  (昨年度の所得条件あり)


利子課税口座である、

CEL(上限€15,300)は1,25% -> 2%


現在のフランスのインフレ率が5,2%なのでまだまだ定期預金口座の利子率では資産が減っていく環境ですが、日本の0,1%などに比べるとはるかに魅力的に見えます。

ただ、日本の定期預金とは少し条件が異なるので一概に比較はできないのです。

日本は定期預金は基本的に即時の引き出しを行うことができないですが、上限は基本的になかったと思いますし、フランスは定期預金と言っても必要であればすぐに引き出しが可能で、その場合でも直前までの利子を受け取ることができますが預けることができる金額の上限があります。


フランス人の多くは日本の定期預金がどちらかというとAssurance vieと呼ばれる投資信託と生命保険が合わさったような金融商品に多くの資金を預けています。

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