月末になりました。今月2月の運用成績を記録しておこうと思います。
今月も先月に引き続き、大きめな調整?暴落?が起こった月でしたが、最近は雰囲気として、世界の株式市場がずっと下がっている様子で、その下落が先月のことだったのか今月のことだったのかわからなくなり、自分の中の時間軸が混乱しています。
改めてチャートを探して来て振り返ってみると、バレンタインデーのちょうど前にあまりうれしくないプレゼントが市場から送られて来た格好となりました。
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しかし、2月中旬の大きな下落にたいして、今回はポートフォリオの1部となっているゴールド銘柄が大健闘してくれまして、一般の人に比べあまりダメージが大きくなかったのが不幸中の幸いでした。
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(YAHOO FINACE) |
やっとゴールドの出番がきてくれて、ヘッジとしてちゃんと機能してくれたことがなによりの収穫でした。株の経験が短い人間にとって、ちまたで言われていること(ゴールドはリスク市場に強い)が本当なのかどうかというのはその時がやってきてみないとわからないものです。
今月は今後の株式市場の不安感がつきまとった月だったといえます。
今月受け取った配当銘柄になります。
まずはアメリカ株式口座から、
AT&T(現配当利回り:5、2%)(自己取得時からの配当利回り:6、7%)
PROCTER&GAMBLE(通称P&G)(現配当利回り:3、22%)(自己取得時からの配当利回り:4、2%)
COLGATE PALMOLIVE(現配当利回り:2、25%)(自己取得時からの配当利回り:2、6%)
続いて、フランス株式口座
NEOPOST(現配当利回り:8、3%)(自己取得時からの配当利回り:4%)
フランス株式口座の成績は、2014年末比でマイナス1、6%になりました。
先月よりもマイナス幅が縮小できたのは今月は下落相場に乗り、レバレッジ2倍付きベアETFで短期売買をして少し利益をだせたおかげです。
今回のように下落相場でも利益をだせる新しいテクニックを取得できたので、これは大きな成長になりました。
アメリカ株式口座の成績は、2014年末比でプラス7、4%になりました。
こちらは期待のネットフリックスがスランプ?に陥って最高値より30%近く下落しましたが、金鉱株の上昇のおかげとディフェンシブ銘柄であるAT&Tの上昇のおかげで先月よりもプラスで終えることができました。
今は少しずつポートフォリオの整理をしながら、現金の割合を増やしています。 これは今後のさらなる下落への対処と下落したときの優良銘柄の購入資金に当てます。
石油価格の暴落で石油関係株も大きなダメージをうけていますが、持ち株であるChevronは以外にも持ちこたえています。今のところ、購入時から10%の下落程度ですんでいるのが不思議なくらいです。
アメリカの企業は石油価格が70%近く下落していても、それなりの経営ができるのがすごいところです。石油関連でフランス企業のTotal gabonというTOTAL系の株を少しもっていますが、こちらは完全にアウトです。70%の下落でもう視界に入ってほしくない状態です。
このように自分の知らない、しかも遊び心(当時、配当利率が15%と表示されていた)で購入した株は落ちるとこまで落ちる(経験からして7割下落)危険があるということです。
極端に見返りのいいものには手を出さないほうがいいということを、まさにお金を払って学びました。致命的な金額でなく、かすり傷程度で済んだのでよかったのですが。
アメリカ株式市場はさらに10%近く下がったら、少しずつ追加購入して行く予定です。
フランス市場は、私のチェックしている銘柄(INGENICO、LVMH、UBISOFTなど)がまだまだ高値圏にあるので 、これらはしばらく様子見です。
当分はレバレッジ付きベアETFで短期トレードをねらっていこうと思っています。