欧州の国債および社債の金利は8月に急騰しました。
エネルギーと食糧の価格高騰によってもたらされたもので、1999年以降で最大の金利上昇となり月間で5.3%の下落。
特に影響を受けている国はイギリス、ドイツ、フランス、イタリア。
ユーロ圏では、8月のインフレ率が9.1%と過去最高水準になりました。
今朝の基準金利、10年債金利の状況です。
スペイン:2.8%
フランス:2.2%
ドイツ:1.55%
海外投資家は、ECBに打つ手がないと考え、欧州金利の継続的な上昇に賭けて欧州債を売っているとのこと。
米国と異なり、欧州経済はすでに問題を抱えていて、もしECBが利上げを行えば、弱い経済がさらに弱体化することになり得る可能性も。
もしECBが金利を上げなければ、インフレ率は上昇し続けるでしょう。
ECBは来週木曜日に会合を開き、利上げが予想されること。
市場は0.75%の上昇を予想しているようです。
この規模の利上げは、ユーロ誕生後初めてのこと。
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