2022年10月1日土曜日

2022年 9月5週パフォーマンス

 

先週比(昨年度末比):-0,1%

年初来比:-5,4% (ただし保有ロシア株の損失は反映されていません)

S&P500 ($3585) 年初来比 ($4800):-25,2%

 

今週は体感でもっと大きく資産が減っていると思ってましたが、実際は先週比で誤差の範囲で終えることができたのは立派?でした。

 

ポートフォリオでは6割超をキャッシュにしているので被弾が少ないのは当たり前なのですが、それでも減る時は容赦なく減るので反発した日には確実に利確するように心がけています。

 

今の状況は昨年までの大きく下がったから大きく反発するだろう(例えばコロナショックのような)という期待はしていません。

確実に状況は昨年比で悪化しており、まだそこから抜け出せそうな兆候が見られないのでまだ下に行く可能性の方が高いと思っています。

 

なぜコロナ前まではインフレが起こらなかったのかと考えてみると、おそらく中国での一括大量生産による各部品、ものの値段が低く抑えられていたこと。

戦争が起こっておらず、欧州のエネルギー源はロシアからの供給で安定していた。

おそらくこの2つが大きな要因だと思っています。


では、これらを解決するとコロナ以前の物価に戻るのかという疑問について。

今後数年以上単位でそのようなことが起こることはないというのが自分の今現在の考えです。

その理由は、

世界はかつての中国からの一括供給の脆さを自覚し、今回のコロナ(都市封鎖)、ロシアのように他国に侵攻した際の制裁による供給危機を避けるために自国生産へシフトしています。


工場を自国に作り、生産ラインを整えるのもやはり最低でも1-2年はかかるでしょう。

エネルギーは気候変動問題もあり、風力、太陽光、電気自動車、さらには自動車から自転車への転換に予算を各国が割り当てています。

一度、このように各国それぞれが予算を数年単位で組んで、実行し始めるとそう簡単にはやっぱりやめますと言えないはずです。


このように考えてみると、ここから2-3年は物価が急激に下がることはないが、3-4年目ごろからつまり、2025年あたりからコロナ前まではいかないにしてもかなり落ち着いたインフレ率に治るのではと思います。

 

インフレの行方がわからない状況(各国中央銀行が今のインフレをコントロールできるのかどうか)ではやはり大きなポジションを持つことはリスクが大きいかなと思っている次第です。

あくまで素人の私個人の考えですね。


 

 

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