2016年3月5日土曜日

パリでお気に入りのカフェ



今日はパリの天気も午後からよくなったのと、家にあるコーヒー豆のストックがなくなったので、買い物にでかけました。

パリにはたくさんのCafe(カフェ)と呼ばれるコーヒー屋があります。Cafeと言っても、最近は食事がメインになっていたり、アルコール系に力をいれているところが増えています。

これはこれで、時代に合わせて変化していていいと思います。最近は自宅でもネスプレッソのように、カプセル式のエスプレッソメーカーでおいしいコーヒーを飲むことができるので、わざわざ外出してコーヒーだけ飲みにいくということもあまりないような気がします。


私も『いきつけのカフェがある』なんて格好よく言ってみたいものですが、 まったくといっていいほどありません。

しかし、雰囲気のいい、接客サービスがよく、おいしいコーヒーのあるカフェには、友人と待ち合わせをしたり、ふらっと気分を変えたいときなど訪れることがよくあります。


今日、訪れたカフェは食事やアルコール系にあまり(というかほとんど)力をいれていなく、純粋にコーヒーで勝負をしているカフェです。


そのカフェの名前ですが、『Verlet


お店はとても小さく、最近のコーヒーチェーン店のような開放感は全くありませんが、この古めかしい昔ながらのパリの雰囲気を感じることができるカフェなので、私はとても好きです。


最初に訪れたときは、席について店員さんが注文に来たときに『エスプレッソをお願いします』と頼むと、『どのエスプレッソですか?』と聞かれました。


おそらくフランスにわりと長めに住んでいる方でも、あまりカフェでエスプレッソを注文して『どのエスプレッソですか?』と聞かれることはめったにないと思います。

なぜなら、ほとんどのカフェでは1種類のコーヒー豆しか使っていないため、その一言で十分だからです。

しかし、ここのカフェで店員さんがそのあとに、メニュー表を渡してくれたときには、びっくりしました。

なんと、エスプレッソだけで30種類くらいあったのです!


いや〜、ここまで種類があると、もうわけがわからないですね。とりあえず、『店員さんのおすすめでお願いします。 』と注文せざるをえませんでした。
コーヒーはとてもおいしくて、おまけでついてくるチョコレートもおいしいです。

まあ、そんな衝撃的な出会いによって、コーヒー豆をここで買いたいなと思ったのがきっかけでした。

私は挽いていない豆を購入して、自宅でコーヒーをいれる前に飲む分量だけその都度挽いています。
スーパーの挽いてあるコーヒーに比べて、新鮮さを感じますし、香りがやはり違います。
私はコーヒー通ではないので、あまりコーヒーの入れ方をよく知りませんが、コーヒー専門店で豆を購入して、飲む直前に豆を挽くだけでもかなり違いがあるものなんだなと思いました。

本格的には、お湯の温度やコーヒーを入れる道具(イタリアンエスプレッソメーカー、フレンチプレス、ドリップ、サイフォン式など)によってもかなり違いがあるらしいです。
BIALETTI 直火式モカエクスプレス




BODUM フレンチプレス
KALITA 陶器製コーヒードリッパー
ハリオ サイフォン




いろいろとそのあとに用事もあったので、今回は席についてコーヒーを飲む機会はなかったのですが、無事に目的のコーヒー豆を購入しました。

ここのコーヒー豆の値段はピンからキリまであって、一番安いもので8€(250g)くらいで、高いものになると45€(同じく250g)のものもあります。

最初、勢いで『一番おいしいものをください』とお願いして、40€以上の値段だったので、きっぱりと『もっと安いものの中でお願いします』と言い直した経験がありますので、もしコーヒー豆をここで購入しようと思われるかたは気をつけてくださいね。


CAFE VERLET
アドレス:256 rue St Honoré 75001 paris
 


    

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