毎年新年を迎えると新鮮な気持ちで自分をリセットした感じになります。新しい目標をたてて自分が変ることを期待する瞬間でもあります。
しかし現実はそんなやる気をへし折るものたちと出会うことから始まります。
それは『公共料金改訂』 。これは生活必需品なので避けることがほぼできないのではないでしょうか。
今年2015年1月からの値上げが発表されたものをどれだけ実質値上がりしているのか計算してみました。
交通手段
ーSNCF(フランス国鉄)TGV(新幹線)とTER(地方線電車)が2.6%〜値上りしました。パリ市内、近郊は平均値上げが2.9%。メトロのチケットが実質6%upの1.7から1.8ユーロに。1ヶ月定期(ゾーン1.2)が67.10から70ユーロ(実質4.5%up)。
ーTaxi 初乗りが6.86€(2014年)から7€へ。(実質2%ちょっとup)
ー駐車場(パリ) 今まで19時から無料だったのが20時からに変更(日曜と祝日除く)。さらに土曜と夏休みの8月は無料だったのが廃止。パリ1区〜11区は1時間あたりの駐車料金3.6€から4€(実質11%up)、そして12区から20区は1.2€から倍の2.4€(驚愕の実質200%up!!)
居住者用は1年間契約で45€、3年契約で90€。これとは別に1日0.65€から1.5€(実質230%up)、1週間3.25€から9€(実質277%up)へ。
日常生活
ー切手 lettre vert(フランス国内エコ便)0.61€から0.68€(実質12%up)、lettre rouge(フランス国内優先便)0.66€から0.76€(実質15%up)
ーガス 1.8%up〜
ー家保険 0〜4%up
給料と社会保障費
ー最低賃金(これは実質の私たちの給料)0.8%upで額面上1時間あたり9.61€、月額1457€(35時間/週)
ー家族手当
Allocation de rentree 学童手当(新学期のノートや教育にあてる)、Accueil du jeune enfant 養育費(血縁関係のない子供を迎え入れ育てる手当)はそれぞれ0.7%up。
不動産
ーTVA(消費税)新しいカルチエで新しいアパートを購入する若い低所得者世代は5.5%の消費税の減額 (不動産はまだ未知の領域なのである程度情報がわかるようになってからまた取り上げたいと思っています。)
ークレジット ゼロ金利制度の延長。田舎にある古い建物の改修工事費に対して。
ーInvestissement locatif (後日説明予定)
ーResidence secondaire パリなど土地価格の高い地域で自分たちの居住用以外に持っている不動産の固定資産税が20%up。
続きは長いのでまたのちほど。
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