2015年1月22日木曜日

ECBによる量的緩和が決定 

さきほどECBによる量的緩和が正式に決定されました。
前もってのアナリストの予想とほぼ同じ内容でしたが、実際に決定するまではなにが起こるか分からないので慎重姿勢をとっていました。
90%以上の確立で決定するとしてもそこに大きく資産をかけてしまうと的が外れたときに先日のスイスフランショックのような大惨事になるので今回は様子見にしていましたが、いざ決定してフランスの株価が1%ちょっと瞬間的にあがるとやはり残念な気持ちになります。
やっぱり上がることを見込んで仕込んでおけばよかったと一瞬後悔しますが、博打的なことはあまりしたくないのでよしとします。

今日のこのフランス株式市場の相場の上昇にのって私個人的にはMichelinを売りました。
フランス株式口座(PEA)ではMichelin株を79€ちょっとで以前購入しておりまして、さきほど83.6€で売却です。
1株あたりの利益は4.5€くらいになりました。実はMichelinは現在PERがそれほど高いわけではなくむしろ10ちょっとなのでお買い得感があるのですが、今日のECBの量的緩和の恩恵を受けている間にふと3日後のギリシャ総選挙の問題があることを思い出しました。
このまま浮かれているわけにはいかないと思い、ギリシャ選挙後の万が一のイベントに備えて 売ることにしました。
個人的にはMichelinはタイヤを製造している会社ですので車が存在し続ける限り必要消耗品であると考えています。景気に左右される感じも受けますが割と安定しているのではないでしょうか。

フランス株式の口座には現金比率が6割近くになっていますが、いまのところ割安感がある銘柄をみつけていないので様子見のポジションをとりながらゆっくり購入機会を待っています。

一方アメリカ株口座のほうは金鉱株の上昇と私が所有していますNetflixの第3期の業績が予想以上によかったために17%ほどの急上昇となりました。 ユーロ安も重なってこの1週間で大幅な資産上昇です。
Netflixに関しては以前に470ドルまで上昇したときに少し株価の過熱感を感じたので半分ほど売却しました。
 その後たしか320ドル近くまで下落しましたが、Netflixの経営者の考え方や姿勢を個人的には評価しているのでそのうち上昇するだろうと勝手な期待をしていましたが、このたびの業績結果ではそれが吉とでています。
昨年末あたりからヨーロッパへもサービスを広げているので今後も期待したいと思っています。個人的にも映画館にいくよりも簡単、お値打ちに映画を好きなだけみれるので気に入っています。

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